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【思考編-先行vol.5】会議って何?…本当に会議が物事を決めるのですか…?

水野和敏と”愉しいクルマライフ”や”未来への思考”を創ろう、先行Vol-5の思考編は “会議”についてです。

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日常当たり前に使う言葉ですが…最近はテレビ等でもテレワークにより「会議は削減された」とか「やっぱり人と会っての会議が無いと不安」とか色々な話を聞きますし、社会学者や評論家の方がテレビ等で色々なコメントを発しておられます。マスコミは挙って扱っていますが…実践経験のない方の言葉だけの評論の様に映る部分も多々あります…

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今回は実践的に使う為の“水野流、会議の使いこなし方”についてお話させて頂きます。まず最初に!!
大切な事は「会議に使われている自分」ではなく、「会議を使いこなせる自分」になる事です。それが出来れば効果的な会議の運営や回数は自然に決まってきます。
最近IT系等の有名人の「わが社には会議は不要です」という言葉をマスコミは称賛して取り上げますが、「下請けとして言われた事を実行」するだけの企業であればそれも可能と思いますが、クリエイティブで創造性を求められる仕事で「会議不要論」はあり得ません、何故なら周りで実行する人が新しい事は何も知らないのですから参画も出来ません…。パソコンの言葉だけで関係者に伝えられるのであれば、それは過去にあった事のリメイクと繰り返し、または単なる効率化の実行に過ぎないのです。

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さて話を戻しましょう。
会議には大きく以下の2つのパターンがあります。

① 大きな組織や企業でよく実施されている、一般的に”会議”と呼ばれる運営です。
権限を持つ主催者が主催し、参加メンバーは「業界や部門毎の責任者とその後方にいる取り巻き者」が参加して運営される会議です。参加者の殆どは「顔出し会議」
テレビがよく映す、国や都が主催するコロナウイルス対策会議や株主総会等です。
これは「遣っていますという広報効果と各業界からの報告とガス抜き、そして情報の交換会」です。このような会議では必然的に、新しい提案や革新的な実行計画は出ず、報告と問題認識だけで終わるのです。
会議結果のアナウンスも「各業界からは、このような意見や見識が示されました」で終わりです。このような会議はインターネットの配信で十分です。

② 少人数で、新しいプランや各種課題を解決する「検討会や打ち合わせ」と呼ばれる会議。チームリーダーや提案者が主催し、代表者のみの少人数で フェース・ツー・フェースで実施する会議です。実際の提案と実行が出来る大事な会議なのです。
あなたがどんなに素晴らしい創造的なプランを造っても、新しさゆえの見落としや、実現の為には周りの関係者や部署の新しい仕事のやり方や技術や運営が無ければ実現して成果を生み出せません。そして何より大事な事は「最初に起こる意見や見識の対立が大きいほど成果は出せる」ことを前提にした運営が必要なのです。
今まで「世界初や世界唯一」という商品やブランドを創り出す時には、初期段階では、90%以上の社内の反対勢力や抵抗勢力との戦いがありました。
これを全員の「目標や、やりがいや、協力」に変えていく為の手段が会議(検討会や打ち合わせ)なのです。

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今回は主にこれらについて「大事な要件や必要なエッセンスや運営のポイント」等を”推定思考”のチャートを使って伝えたいと思います。

ここから先は言葉だけでは伝えきれませんので、映像で解説します。


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