
<弁太陽病脈証併治法上第五> ⑧太陽病裏和表実者法用麻黄湯法(第二條)
【本文】(第二條)
<京都大学貴重資料デジタルアーカイブ>https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/
『傷寒雑病論類編 13巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image89

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『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」であり、病位です。 経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。 『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。 本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。【大上勝行】
『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『弁太陽病脈証併治法上第五』をまとめました。 ・本編に入るにあたって ・これ…