胆の蔵象.002

【経絡治療の蔵象学】Pt.1 胆の蔵象 1/3

1. 胆の蔵象

1-1. 中正の官

*胆は半表半裏、半前半後、半上半下
*胆は人体の中心

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 「胆」は、古典に「中正の官」だと書かれています。これはどういうことかというと、「陰陽に偏らず真ん中に位置する」という意味です。ですから、「胆経」の属す「少陽経」を「半表半裏」というでしょ。表裏の「真ん中」だと。そして、「少陽経」を、身体の前を走る「陽明経」と、後ろを走る「太陽経」の間の側面を走るという見方をすると、「半前半後」でもあります。さらに、「帯脈」の主治穴が「胆経」の「臨泣」であることから、「胆経」は「帯脈」と密接に関係しています。「帯脈」は浮肋から腸骨の間をぐるっと帯を絞めるように流注していますが、大きくみればこれは人体を上下に隔ててるんですね。するとここは「半上半下」となります。よって、「胆」は「半表半裏」「半前半後」「半上半下」であり、あらゆる意味で陰陽の「真ん中」を支配することになります。『胆は人体の中心だ』ということと、「胆」には身体の中心を定める作用があるというように考えて下さい。

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「胆」は「身体」の中心であり「心」の中心でもある。そうすると身体の中心がとれなくなり、よく起こる病症は「目眩」ですね。また、正しい決断も下せなくなる。。。(本文より)「胆の蔵象」解説に加え、経穴の使い方として、「竅陰」「陽輔」は取穴・手技を動画で詳しく解説しています。

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