プロジェクトK(新しい霞が関を創る若手の会)

改革派現役官僚コミュニティです。霞が関の内情を知り上下の世代にアクセスしやすい若手・中…

プロジェクトK(新しい霞が関を創る若手の会)

改革派現役官僚コミュニティです。霞が関の内情を知り上下の世代にアクセスしやすい若手・中堅の立場を活かし省庁横断・内外連携を旨として議論とアクションをしています。略称:「プロK」※当団体及びメンバーの発言は所属組織を代表するものではありません。http://projectk.jp

最近の記事

霞が関「非」公式採用説明会~日本一リアル?な省庁転職・就職虎の巻〜

 採用説明会はオフィシャルな情報だけでなく、個人の見解にリアルが詰まっているもの。そこで現役官僚有志団体「プロジェクトK」は、『霞が関「非」公式採用説明会~日本一リアル?な省庁転職・就職虎の巻〜』と題して、2023年4月16日(日)13:00より、霞が関への転職&就職と、霞が関からの転職について語り合うパネルディスカッションイベントを開催します!民間出身の官僚、プロパーの官僚、一度霞が関を出て戻ってきた官僚など、様々な視点から「霞が関って、実際のところどうですか?」を深掘り。

    • 【イベントレポート】第1回「意外と変われる霞が関大賞」を開催!発表内容と審査結果を一挙にご紹介

      2022年5月29日、プロジェクトKは『第1回・意外と変われる霞が関大賞』ピッチイベントをリアルとオンラインのハイブリッドで開催し、河野太郎賞、小室淑恵賞、千正康裕賞、そしてグランプリを贈りました。またオブザーバーとして人事院総裁の川本裕子氏もご臨席いただいた中、ノウハウ共有とともに活発な議論がなされました。本記事では栄えある各賞を受賞したチームのみなさんとそのピッチ内容をご紹介します。受賞チームのみなさん、改めておめでとうございます!! グランプリ(大賞): 河野太郎賞

      • 人事院長期海外留学制度についての提言とアンケートを公開

        前回の投稿「留学中の妊娠・出産はなぜ禁止?官僚の留学制度改善を求める提言を人事院に提出」で、人事院による長期海外留学制度(正式には「行政官長期在外研究員制度」)の制度変更を求める提言を人事院に提出した旨お伝えしました。この投稿では、提言の内容と提出に至った経緯、そして2022年2月に行ったアンケートの結果を公表いたします(生々しい内容も多く最後まで公表を迷いましたが、回答者の許可のもと、個人が特定されない形に一部改変してリアルをお伝えすることとしました)。 女性活躍と「留学

        • 留学中の妊娠・出産はなぜ禁止?官僚の留学制度改善を求める提言を人事院に提出

          日本の政策の高度化を図るという目的で、霞ヶ関には人事院による長期海外留学制度(正式には「行政官長期在外研究員制度」)があります。制度の存在自体は素晴らしいことですが、①対象者が入省10年未満と、実質的に女性官僚の出産適齢期と重なるという点、また②留学中の妊娠・出産が認められていないという点をはじめ、制度・運用における課題が多数ありました。プロジェクトKでは、令和4年4月13日、事前に行ったアンケート結果と併せ、この改善を求める提言を人事院に提出しました。 怒涛の勢いで寄せら

        霞が関「非」公式採用説明会~日本一リアル?な省庁転職・就職虎の巻〜

          5/29(日)『意外と変われる霞が関大賞』ピッチイベント開催!河野太郎氏ほか豪華審査員陣も

           改革派現役官僚有志団体「プロジェクトK」は、2022年5月29日(日)13:00より、霞が関で実際に行われた改革とその知見をシェアし表彰するピッチイベント『第1回・意外と変われる霞が関大賞』ピッチイベントを開催します! 審査員として河野太郎・自由民主党広報本部長、小室淑恵・株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長、千正康裕・株式会社千正組代表取締役/元厚労省官僚(※以上、内定順)、オブザーバーとして川本裕子人事院総裁といった方々にもご参加いただき、参加者の皆様の投票も加

          5/29(日)『意外と変われる霞が関大賞』ピッチイベント開催!河野太郎氏ほか豪華審査員陣も

          『国家公務員のパフォーマンスを最大化し、国益を最大化する聖域なき提言』全文公開

           改革派若手官僚コミュニティ「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」は、霞ヶ関改革の優先課題を洗い出した提言として『国家公務員のパフォーマンスを最大化し、国益を最大化する聖域なき提言』を取りまとめました。この記事ではその内容を全文公開したいと思います。 Ⅰ 本提言の問題意識と方向性 1.機能不全に陥りつつある官僚機構 「理不尽な激務化」と「政策ブレーン機能の劣化」  国家公務員の主たる職務は「国益に資する政策の実現」である。しかしそうであるにも関わらず、い

          『国家公務員のパフォーマンスを最大化し、国益を最大化する聖域なき提言』全文公開