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上に立つ者の人間力(10)人財育成

管理・監督・指導者の人財育成手法
大切な部下育む第一歩は、信認し、
協働する心で接することからです。

そして、自らが知っていることでも部下
と共に学ぶ共育(姿勢)で取り組むことです。

指導から管理に至る各職務に共通する事は、
部下を、一人の人間としての意識する、
押しつけでなく、平らに仕事ややるべき
仕事を個々人の能力に合わせて与え、
人として何が正しいのかという判断基準
を自らも備え持つことです。

また、何故行うのか?と言う目的を
理解認識させそれを行った事により
どの様な結果、成果が得られるのか?
を明確に示し相手の個性・資質・能力
に合わせて適切に指導することです。

その為に、部下個人の能力に合った習得法、
改善点を把握し、職務の方法を教えながら
管理指導しながら育成する行くことです。

同時に、情報に溢れた社会となり何でも
直ぐ調べられ記憶する習慣が薄れつつある
社会環境になっている日本の生活環境です。

最近、顕著なのはAIを多方面に活用する
ことですが、人財育成は人間力が大切です。

部下から見れば、
指導者が覚えていてくれていることが
何よりも嬉しいですし、モチベーション
やる気のアップにもつながります。

教え方のプロセス (承認欲求の認識)

※教える相手に合わせて重点を
 置く項目を前以って考え、メモしておく。

1.言ってきかせる(ガイダンス)
2.やってみせる(パフ―マンス・モデリング)
3.させてみる(ロールプレイ・シミュレーション)
4.予測される結果を伝える(フィードバック)
5.褒めて自信を持たせる(フィードバック・モチベーション)
6.更に良くなる方法を示す(フィードバック・サポート)
7.次の面談(相談)、指導予定や内容に
   ついて確認し、約束する
(アドバイス・フォローアップ)
8.随時少しの時間でも部下と向き合う
(サポート・フォローアップ・アシスト)
※面談記録(メモ)を作っておくこと良いでしょう。

教え方&導き方を診断する✅


【活用法・ポイント】
どんなに忙しくても、部下への
「感謝と思いやりの心と活動」
を心掛けて取組むことが大事です。

随時フォローやサポートは、指導者自身
に見合った項目を意識し活用することです。
部下への認証となる【思いやり】の活動は、
結果として心と技を育み、チーム力の源です。

※下表を活用し、日頃の教え方、
 研修や育成指導実務を振り返りながら、
 効率の良い教え方をマスターする
 ために改善点を明確にする。
[採点例]指導者向 
自信有=4/出来る=3/大体は=2/一部出来る=1/出来ない=0

1. [ ]一人の人間として、本気で向き合えている
2. [ ]対象者の役目、職務上の役割を認識している
3. [ ]座学とОJТ、面談をうまく組み合わせている
4. [ ]対象者の持つ、スキル予備知識が
    どの程度かを弁えてから教えている
5. [ ]仕事内容を、相手のレベルに合わせ、
          筋道を立てて解り易く説明している

6. [ ]仕事に必要とされる能力や知識を、
          教わる側に立ち解り易く説明している
7. [ ]テキスト、マニュアル、チェックシート
          などを状況に合わせて活用し、記録している
8. [ ]実物や場面を想定し、ロールプレイや
    シミュレーションをしながら説明している
9. [ ]DVD、ビデオ、動画、その他
          視聴覚機器を使い説明している
10. [ ]習得段階に合わせて、ステップ別に
           研修や実習をさせている

11. [ ]修得度合いを状況に応じ個別面談や
          シートを使いフィードバックしている
12. [ ]指導の度合に合わせて、実務を観察し、
            面談やシートで理解度のチェックをしている
13. [ ]修得状況や努力の状態を見て、
            適時適切に認め、褒めている
14. [ ]OJT訓練計画表、進捗状況チェック表
           などを使って、OJT指導プログラムを作っている
15. [ ]指導の際、判り易い図、チャート、
            イラストなど教材を作って教えている

16. [ ]手本になる仕事の上手い人の
           ビデオなどに撮って教材にしている
17. [ ]ロールプレイや反復練習の
           チャンスを与え、状態を報告させている
18. [ ]対象者の個性を掴み、本人に
   見合った教え方をしている
19. [ ]対象者に期間を見て感想や
   アンケートを取りフォローしている
20. [ ]対象者に仕事を通し、立場転換、
   思い遣り、感謝などの普段に役立つことを教えている

21. [ ]定期的なプランを作成し、
   個別面談を行っている
22. [ ]日頃の仕事振りを観察し、
   要点を記録して指導している
23. [ ]関連資料やテキスト、マニュアル
   の保管場所を明確にし、いつも見られるようにしている
24. [ ]適時適切なプィードバックやサポートをしている
25. [ ]雨と鞭を組み合わせて使い指導管理が行える

※上記各項目をグループ化し、グラフで
 可視化してお使いになると効果的です。

診断採点欄

(重要度)
 Sの№【                     】
 Aの№【                     】
 Bの№【                     】
 Cの№【                     】
(優先順位) 高 ③・②・① 低 ※不必要=無記入or0
 ③の№【                     】
 ②の№【                     】
 ①の№【                     】
 ※不必要=の№【                 】 

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