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自心を知り育む-心の礎の手引き-19

№19.表裏一体「内面・外面」

〇平らな心で生きる大切さ
現在に至るまでの体験から成長する
人や企業人は、澄んだ目と平らな(平等)心で
「ひとつの物・現象やひとりの人間を
360度から様々な目線で観られる人」
人知れず想い、他者の思いを推し量り
 目に映らぬ行動“忖度”の出来る人

であると実感しています。

≪辞書検索≫ 出典-goo国語辞典
【忖度】(ソンタク) 他人の心をおしはかること
 「相手の 真意を忖度する」などと使う
【慮る】人の気持ちに寄り添って考えること。

例えば、人との触れ合いでは、その場、
その時の相手の心身の状態や器(経験度)を
慮った(オモンバカルッタ)上で会話を組み立て
言行したり、態度に表したり出来るひと。
言い方を変えれば、私心(先入観)無く
相手と触れ合え、直き心で受入れられる人。
言行に表裏があるとも認識できる人。

また、お付合いをする中で・・・すると
言っていた連絡が来ない時など
此方の心を慮り(配慮)、気遣いを
さり気なく自らの非を相手に伝えられる人。
お店や現場を従事するスタッフや
顧客、業者、仲間、管理者等の視点
で平らに捉え思い、それを実際ま言行や
さり気ない態度に生かせ接してくれる人。
この心は『思い遣る心』であり、
人としての幸せ、円滑なコミュニケーション、
対人関係に必要不可欠である、と解します。

主観・表裏一体

表裏一体(内面・外面)

内面⇔外面 (実体・本物・虚偽・虚飾・虚像)
【意味】辞書検索
外面(ソトヅラ)。
物の外側の面。がいめん。
他人との応対などに見せる顔つきや態度。
内面(ウチヅラ)。
家族や内輪の人に対する顔つきや態度。
物の内部。内側。

外の自分と内の自分の統一。
人間の「表」と「裏」の顔について考えてみます。
人の性格や能力、心は外見だけでは
判りませんし判断しては相手に失礼です。

人も事象=物事も経験してみなくては
本当のところ=中身は解らないのです。

何にも実体験をしてみない内に、
批判や評価するべきではありません。
今の社会生活環境ではこの意識し大切です。

人は何かをする時に、
言行不一致と言われている、
思っていたり、言っていたりすることと、
実際の行動が結構違う場合が多々あります。

また、他人を見る時の基準と自分を
見る時の基準が変わることもあります。

文章を書く時でも思ってもないのに、
自分がよく理解認識していないことでも、
思いつきで書いていてしまうこともあります。


人は、多少なり外面と内面が違うと言うことは
心が解らない故、仕方ないことかもしれません。

例えば、ТPОに合せて、外面を変えない
といけない場合もありますから外面を
気にしてはいけないとは言い切れません。

自らの心が変な暴走を防ぐためにも、
内面と外面は少なくとも違っていると
言うことを自覚意識しておいた方が良いです。

そのために、自分自身の本当の姿と
向き合い、それを認め受入れることです。

✨外面の良い人々に共通すること


🔲なんでも頭だけで考え、解決しようとする
🔲 愛されたい気持ちが強い
🔲 人に求めて、自分は行わない
🔲求めるばかりで与えない

🔲外面(ソトヅラ)と内面(ウチヅラ)が差がある
🔲立場転換意識が持てない
🔲刹那に生きる

🔲 我欲、煩悩を自制出来ない
🔲負けず嫌いである
🔲 傾聴力に乏しい

🔲自己開示をしない
🔲  自分と真摯に向き合わない
🔲 謙虚さに欠ける

🔲本音を漏らさない
🔲 笑いでごまかす
🔲曖昧な返事で答を出さない

🔲偽りの謙遜をする
🔲自分のものさしを変えない
🔲プライドが高く己の否を認めない

🔲時間管理に欠如する
🔲外への自己逃避の活動が多い
🔲認めて貰いたい意識が強い

🔲生立ちから来る淋しがり屋である
🔲自己誇示・誇張のために着飾る
🔲  自己顕示の言動や態度をする

🔲  知識やスキルをひけらかす
🔲「してあげた」言動が多い   

現代の社会生活では、
他者の目や思惑を気にし過ぎるばかり、
己の本質を偽り日本人の心と言われる
「侘び寂び」「配慮」の心を失いかけ、
虚飾や虚像と考えられる自分自身の
外見や対人テクニックを優先して
身に着けたがる傾向があります。

最初は「素敵」に見え、
着飾り本質を偽ったとしても数ヶ月経てば
虚飾や虚像の中身は露見してしまうものです。

その結果、大切な人を失ってしまう
事例をこの目で無数に見てきました。

口ではお世辞を言うのに
内心では人を軽んじ馬鹿にしていたり、
外では道徳の大切さを話しているけども
自分はモラルに欠け倫理に従わなかったり、
自分の家は汚くても他人の家の汚さに文句を言い、
他人には、優しいのに家族には自己中で威張っている、
と言うことがないでしょうか?

其々に食い違いがあること事態は
人間として当然ですが吟味しない侭、
そのギャップを大きくするのは良くありません。

何かをする時に、
言行不一致と言われている、
思っていたり、言っていたりすることと、
実際に本人ん゛行動していることが
結構違う場合を多々見てきました。

また、他人を見る時の基準と自分自身を
見る時の基準が変わることがあります。

文章を書く時にも、思ってもないのに、
自分がよく認識していないことや
思いつきで書いてしまうこともあります。

では、どんな自分を知りそれと
どう向き合うのかを以下に記しみました。

💞自分と向き合う


🔲 自分の心を偽ったり、言訳をしたり、
  嘘を言行‣態度を正当化する自分
🔲  夢や志がある自分と何も持てない自分
🔲信念のある自分と他人に振り回される自分

🔲支えられている自分と支えている自分
🔲  他者を守ってあげたい自分と保身する自分
🔲  人の目や思惑を気にする自分と我が道を行く自分

🔲 素直な自分とかたくなで強情な自分
🔲 愛したい自分と愛されたい自分
🔲 感謝する自分と当たり前な自分

🔲 感情の識別が出来る自分と出来ない自分
🔲 感情的な自分と理性的な自分
🔲 利己的(自利・自己中)な自分と利他的な自分

🔲  諦めたい自分と頑張れる自分
🔲受容する自分と排除する自分
🔲  思いやる自分と無関心な自分

🔲 謙虚な自分と誇示する自分
🔲尽くしたい自分と放置したい自分
🔲内省(内観)したい自分とどうでもよい自分

🔲  共感する自分と反感(反発)する自分
🔲意思決定が出来る自分と明確な意志決定が出来ない自分
🔲こうなりたいと思う自分と現実の自分(心と技)

🔲話したい自分と聴きたい自分
🔲 物事に挑戦する時の強い自分と脆い自分
🔲 明元素の自分と暗病反の自分

🔲流されたい自分と流れに逆らう自分
🔲望みたい自分と望まない自分
🔲 自己開示したい自分としたくない自分
  (見せたい自分と見せたくない自分)

🔲  認められたい自分と否認する自分
🔲誇示したい自分と有の侭の自分
🔲 情けない自分と誇らしい自分

🔲 同情したい自分と何もしない自分
🔲 無視したい自分と認めたい自分
🔲正しい自分と正しくない自分
 (歪んだ・乱れた・邪まな・誤っている・間違った)

🔲求めたい自分と求めてはいけない自分
🔲 従いたい自分と従いたくない自分
🔲  許せる自分と許せない自分

🔲 妥協したい自分と拒否したい自分
🔲 曖昧にしたい自分と真実を追い求める自分
🔲 啓発したい自分と放置する自分

🔲 努力したい自分と怠けたい自分
🔲夢や目標、願望(欲求)に向かって行動する自分の姿と
   現実の自分の姿(心と技)
🔲 ひいきする自分と平等な自分

🔲 刹那に生きる自分と自制する自分
🔲 敗けたくない自分と勝ちたい自分
🔲 他者と比べる自分と自分自身を信じる自分

🔲  誤りを人前で認められる自分と認められない自分
🔲 見返りを欲する自分と与える自分
🔲 モラルのない自分と倫理道徳観のある自分

🔲  批評・批判する自分と無視する自分
🔲 虚偽偽飾の自分と有りの侭の自分
🔲  プライドを気にする自分と気にしない自分
🔲 欲しがる自分と求めても手に入れられない自分

🔲は有無・必要度・優先順位にどにお使い下さい。


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