「大ビジュアルコミュニケーション時代を生き抜く方法」が面白い。 2024/01/20開始、2024/01/21更新

メールマガジン高城未来研究所「Future Report」の中の連載「大ビジュアルコミュニケーション時代を生き抜く方法」が面白い。

1億総クリエイター社会を見越した内容だ。

そう遠くない未来、スマートフォンのカメラ機能は映画並みの映像コンテンツを製作できるほどに進化し、一般ユーザーでもハイレベルな作品が作れるようになると予想される大ビジュアルコミュニケーション時代。

高城未来研究所「Future Report」Vol.657/Part1

2月に入ったら、「フルサイズ・ミラーレス・デジタル一眼カメラ」を買ってみよう。

そこで、安価な製品でも中古でも構いませんので、現在主流の「フルサイズ・ミラーレス・デジタル一眼カメラ」を手始めに入手することをオススメします。
スマートフォン時代にあえて「フルサイズ・ミラーレス・デジタル一眼カメラ」をオススメする理由は、スマートフォンでは難しい「標準」レンズによる写真力向上や、カメラの基本構造を理解し、マニュアルでの撮影を追求できる点にあります。
「標準レンズを使って、写真らしい写真を撮る」(←これ、大事!)
「絞りを調節して、思い描いたようなボケ具合で人物を印象的に浮かび上がらせる」
「速いシャッタースピードで肉眼では捉えられない一瞬の一コマを切り取る」
「早朝の柔らかな光を情感のある画で表現する」
など、「フルサイズ・ミラーレス・デジタル一眼カメラ」ならではの表現をモノにできれば、スマートフォンでは難しい表現を手にできます!

高城未来研究所「Future Report」Vol.657/Part1

買うならソニーの「α7C II」だ。



レンズの選び方

もし、スマートフォンをお持ちでしたら、「50mmレンズから始める」のがよろしいかと思います。 一般的なスマートフォンに搭載されているカメラの画角は、24mm~28mm程度で、もはやこの時代の標準レンズだと思いますが、人間がなにかを集中する際の目線=画角とボケである50mm近辺の表現は、いまだにスマートフォンは苦手です。 その理由は物理的なセンサーサイズにありまして、せっかくフルサイズを購入なさるのでしたら、スマートフォンでは表現できない「50mmレンズから始める」のがよろしいでしょう。 また、「50mmレンズ」は求めている人が多いので、良いレンズは中古市場でもそこまで値が崩れません。 いまパッと調べてみるとSONYの「FE 50mm F1.4 GM」は、新品18.6万円、中古18万円で品薄状態です。 半分購入の言い訳含みますが、良いレンズは資産であり、ライカなどは高騰を続けています。 最後にSONY用50mm比較サイトのリンクを貼ります。 ここに、なにを購入しなにを購入してはいけないか記載されていますので、どうかご参考までに(https://phillipreeve.net/blog/guide-to-the-best-50mm-lenses-for-full-frame-sony-e-mount-cameras-a7iii-a7ii-a7riv-a7riii-a9-a9ii/)。

高城未来研究所「Future Report」Vol.656/Part2_Q.2


「この時代のクリエイティビティ」は、まずは質ではなく、量

「この時代のクリエイティビティ」は、まずは質ではなく、量なんだ。たくさんアウトプットして、選ぶ。拡散と収束のリズムが大事なんだ。

この時代のクリエイティビティは量なんです!
写真もとにかく撮りまくって&撮りまくって、その中から1枚を選べばいいんです。
アナログ時代のフィルムと違うわけですから。
元ソフトバンクのサラリーマンで、現在アンビエント・ミュージシャンとして活躍する青山ミチルは、毎日数曲入りのアルバムをリリースして、海外から注目を集めています
(https://www.theguardian.com/music/2023/dec/05/michiru-aoyama-ambient-album-every-day-interview)。
(略)

高城未来研究所「Future Report」Vol.657/Part2_Q.9


Michiru Aoyamaというアーティストの方法論

Michiru AoyamaさんのThe Guardianの記事は以下のとおりだ。
記事のタイトルは、「「歯を磨くように」: 青山ミチルが毎日アルバムを書き、レコーディングし、リリースする方法」だ。

クリエイティブとは、継続なんだ。村上春樹のようなルーティン。

もしあなたが私と同じように、「毎日アルバムをレコーディングしてリリースできるかもしれない」と今考えているなら、非常に献身的なルーティンを持つ必要があるでしょう。 青山さんの 1 日のスケジュールは、朝 5 時に起きて、欧州サッカーの「全ダイジェスト」を 30 分間チェックすることから始まります。 彼は朝6時から正午まで作曲をしている。 その後 2 時間散歩し、食事をとり、午後 7 時にその日のサウンド ファイルをアップロードするまで再び作曲を始めます。 それ自体は2時間の仕事です。
「アップロード後、少し勉強して23時頃に寝ます」…青山さんの自宅スタジオ。

その後? 「その後、少し勉強します」と、まるで一日の疲れがまだ足りていないかのように彼は言いました。 「午後11時頃に寝ます。」

‘Like brushing my teeth’: how Michiru Aoyama writes, records and releases an album every day
Rob Fitzpatrick
Tue 5 Dec 2023 14.54 GMT


以上

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