豊洲市場の町中華「やじ満」★★★★☆  HARUMI FLAGから自転車で11分 2024/02/26

豊洲市場の全体像

豊洲市場は、様々な棟から構成されているが、以下の三つを押さえておこう。

①水産仲卸売場棟
②管理施設棟
③水産卸売場棟

「仲卸」と「卸」は全く別物だ。気をつけよう。

やじ満にたどり着くにはコツがある

やじ満は、②管理施設棟の3階にある。正門(南)から入ってすぐの左側の建物だ。

正門(南)にいる警備員が「飲食店ならここではなく、斜め向かいの「水産仲卸売場棟」ですよー」と言ってくるが、指示に従わずに、引き返さずに突き進もう。

そもそも、「②管理施設棟」は、場内と言うのだろうか?

「②管理施設棟」の3階にある飲食店

「②管理施設棟」の3階にある飲食店を一通り見てみたが、初志貫徹、やじ満に行くことにした。ちなみに、3階は、やはりお寿司屋さんが多かった。とんかつ屋さんもあった。

やじ満
②管理施設棟

03-6633-4560
東京都江東区豊洲6-6-1 7街区管理施設棟 3F

優しいおかみさんが出迎えてくれる。どれを頼もうか悩んでいても、急かさずに待ってくれる。待ってくれるという感じを出さずに、ゆったりかつテキパキとおかみさんは動いていた。

全てのメニューが美味しそうだった。

五目そば、ニラレバ、牡蠣そば、五目そばもう一つ、唐揚げ・中華そば・茶碗サイズのご飯のB定食を頼んだ。他にも、ポークライス、油淋鶏、天津飯も美味しそうだった。カレーも興味がある。全てが美味しそうだ。

B定食

唐揚げを頼むと、特大サイズのマヨネーズのチューブが優しくドンと置かれる。唐揚げは小ぶりだが、ジューシーで、やわかめの衣だ。

中華そばは、素朴な醤油ラーメンだ。朝7時台の冷たくなった身体を、温めてくれる。ラーメンのスープがホッとさせてくれる。長めのめんまがたくさん入っていた。チャーシューは一枚だが、食べ応えがあった。でも、絶妙な硬さで美味しかった。

五目そばは確か、19品目の具が入っている。「1日分の栄養が摂れる」。

市場関係者は、仕事が終わった後、ご飯を食べているみたいだ。仕事前に食べていると思っていたので、少し驚きだ。
お店では1000円札が足りないことを悟ったのか、1000円札を20枚とか10枚をおかみさんに渡している人もいた。両替の機能を担っていると思うと面白い。

みんなやじ満の朝食を食べるために働いているのではないかと疑うくらい、顔が穏やかで、笑みすら感じる。

名物 手作りジャンボ焼売

必ず食べて欲しいのが、特製のシュウマイだ。皮が薄くて、肉の密度が高く、肉がぎっしりぎっしり詰まっている。一つだけでも、食べ応えがある。

味はついているので、まずはそのまま食べて、その後は酢で食べ、最後はソースで食べる。お店としては、ソースをお薦めしていた、醤油ではなく。

創業昭和23年(1948年)に創業した。シュウマイの食べ方が書かれていた。

何回も何回も通いたいお店だ。観光客がいないお店。誰にも教えたくない、独り占めしたい、そんなお店だ。

持ち帰りにも対応してくれる。

以上


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