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プログリット 【tech blog】

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プログリットのプロダクト開発部メンバーによるテックブログです!
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記事一覧

技術課題に挑むプログリットMobileチームと、それを支える『チャレンジできる文化』

こんにちは。Mobile Tech LeadのTakahiroです!私がジョインしてから3ヶ月が経ちましたが、短期間でプロダクトと組織の急速なスケールを実感しています。 今回は、その様な環境の中でエンジニアリングがどのように戦略的に取り組み、いかにしてお客様に満足と信頼をお届けしていくのかを書いていきます。 この記事で書かないこと 弊社プロダクト開発は、複数の職能がクロスして一体感を持って推進しています(PdM, Designer, Backend, Mobile, QA

DevExフレームワークを活用したDX測定ツール導入の軌跡と展望

こんにちは、プログリットのエンジニアKokiです。 普段はスピフルでリードエンジニアとしてフロントエンド、サーバーサイド、AIアプリケーションの開発をしています。 今回はDX測定ツールを導入した話をしたいと思います。 ※カバー写真:UnsplashのGary Bendigが撮影した写真 導入した背景スピフルで得たDevExへの挑戦の記事で迅速に開発していく為に細かいチップスを紹介しましたように、スピフルでは一定のスピード感を持って開発が出来ていました。 2023年12月に正

KMP+OpenAPIで始めるAPI開発:技術検証の第三歩(Result型の扱い方編)

はじめにKMPの運用にあたり、KotlinのResultとSwiftのResultの相互変換をKmmResultというライブラリを使用してシームレスに行いました。 そこで、簡単にKmmResultについて紹介します。 KmmResultについてKmmResultを使用することで、SwiftのResultとKotlinのResultを問題なく変換及び使用することができます。 KmmResultの具体的な使用コード例技術検証で扱うPoCの中で、KmmResultをKMPのD

KMP+OpenAPIで始めるAPI開発:技術検証の第二歩(課題解消編)

はじめに株式会社プログリットでエンジニアのインターンをしているKaiです。現在、プログリットではモバイルアプリ開発にKotlin Multiplatform(以下KMP)の導入を検討しております。そこで、導入の前にまずは技術検証から行おうということで、これまで地道に検証を行ってきました。当記事では、技術検証を通して得られた知見をまとめます。 当記事の対象者・KMP + OpenAPIでアプリ開発を行いたい方 ・iOSとAndroidのAPI基盤(UseCase/ Repo

【Flutter】OSSに初コントリビュートしてみた

はじめに株式会社プログリットでエンジニアのインターンをしているKaiです。 先日、初めてFlutterのOSSにコントリビュートしたのでその時の所感を述べていきます。 コントリビュートの内容以下のissueの内容を実装し、実際にプルリクを出すところまでを行いました。 [FEATURE REQUEST] Add tests to the Flutter project AllSQLという名前のOSSパッケージになります。 コントリビュートまでの手順1. GitHub

KMP+OpenAPIで始めるAPI開発:技術検証の第一歩(環境構築編)

はじめに株式会社プログリットでエンジニアのインターンをしているKaiです。現在、プログリットではモバイルアプリ開発にKotlin Multiplatform(以後KMP)の導入を検討しております。そこで、KMPモジュールにOpenAPIクライアントコードを実装するまでの環境構築についてまとめます。 KMP導入理由については下記の記事で述べています。 当記事の対象者KMP + OpenAPIでアプリ開発を行いたい方! KMPディレクトリ構成技術検証で扱うプロジェクト構成

DDD Context mapで全体分析し、iOSアプリをマルチモジュール構成に変更した話

こんにちは、Takahiroです。今回はiOSアプリをマルチモジュール構成にしたお話をご紹介します。 ※本投稿では、内容の簡潔さのためDDDの正確な説明は省略させていただきます。 背景:急速にスケールするプロダクト PROGRITでは、効果的に英語を習得するために目的に応じてプロダクトをローンチしています。現在では、以下の4プロダクトを提供しています。 基本的にはiOSとAndroidの両方のモバイルアプリを提供しています(※)。 ※ディアトークはiOSのみ、スピフルは

株式会社プログリットCTO就任のご挨拶

こんにちは! プログリットの島本です。 この度、2024年6月1日付けで株式会社プログリットのCTO(Chief Technology Officer)に就任させていただきました。 プログリットでは「世界で自由に活躍できる人を増やす」をミッションに、より良い英語学習体験を提供しており、それをテクノロジーの領域から事業成長をリードするべく、今までにも増して尽力してまいります。 就任に当たり、プログリットがCTOを置くことになった背景と、今後のプログリットにおけるテクノロジ

フロントエンドをモノレポにするためにしたこと

こんにちは、スピフル開発リードエンジニアのKokiです。 今回はスピフル以外にも関わる部分の記事になります。 プログリットがどんなサービスを提供しているかは「5分で分かる」記事をデイビットさんが書いてくれているので、ぜひご覧ください! 改めて、今回はスピフル含むフロントエンドをモノレポにしたので、これまでの課題感やモノレポ化で工夫した点を紹介させてください。 プログリットでリリースしているフロントエンドプロダクト一覧まずはフロントエンドの技術を利用するプロダクトと技術スタ

生成AI×英語学習の新規事業 「スピフル」開発の舞台裏

こんにちは! 株式会社プログリットでPdM(プロダクトマネージャー)をしています、越野です。 現在PdM4年目で、この会社では、 新規事業の事業企画、プロダクト企画 英語コーチングサービス「プログリット」の学習アプリ、学習管理アプリ、管理画面のPdM 英語学習サブスクサービス「シャドテン」のPdM を経て、2022年後半より新規事業の「スピフル」のPdM、兼、事業責任者をしています。(詳しい職歴は下記の記事をご覧ください。) 今回は、「スピフル」のリリース(202

エンジニア全員でAIに挑戦!『ゼロから作るDeep Learning』輪読の成功ストーリー

こんにちは、プログリットのエンジニア Kokiです。 今日はO'Reilly Japan - ゼロから作るDeep Learningを輪読してプロダクト開発部エンジニア全員でAIについて勉強している事について話したいと思います。 輪読会に至った背景そもそも輪読会に至った経緯としては、社内数人でこんな話をしたときでした。 (Koki)あら、こんなところに「ゼロから作るDeep Learning」という本がある (Shima)それ、先日買っておきました!面白そうだったのと、

Android開発におけるアーキテクチャー設計について

こんにちは!AndroidエンジニアのYukiです!プログリットに入社し、アーキテクチャの大切さを身にしみて感じています。 ということで、今回は、Android開発におけるアーキテクチャについて、記事にまとめてみようと思います。 なお、本記事は、Wantedlyで投稿したものを転載した記事です。 アーキテクチャ設計の必要性はじめに、Androidのアーキテクチャ設計の必要性について、お話いたします。 アーキテクチャ設計によるメリットは様々ありますが、個人的には、以下2点

スピフルで得たDevExへの挑戦

こんにちは、プログリットでエンジニアをしているKokiです。 先日リリースした「スピフル」で開発リードを担当したのですが、今回は、迅速に開発していくためにDevEx(Developer Experience)観点で挑戦して良かったものをご紹介したいと思います。 怒涛の開発期間スピフルのキックオフは2023年1月24日にありました(もう一年も経つなんて早い…) キックオフメンバーは、4人(PdM、デザイナー、エンジニア2)でジャストアイディアからペルソナ選定まで全員で議論しな

プログリットのプロダクトに携わるエンジニアとして大事にしたいこと

こんにちは!プログリットのプロダクト開発部でエンジニアリング・マネージャーをしている島本( @diskshima, @diskshima@mastodon.cloud )です。 最近投稿しているのが技術的な話や一般的な話になってしまっていたので、今回はもう少しプログリットについての投稿をしたいと思います。 今回は プログリットのプロダクトに携わるエンジニアとして大事にしたいこと についてです。 これはプロダクトの開発を行う最初の正社員エンジニアであり、かつ、エンジニア・マ