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賃貸派だったが家を買おうと思い、マイホーム探しわずか2週間で決断し、買った話

こんにちは!福岡県在住29歳のいわしーです!
マイホームを購入し1年が経過しました。
もともと賃貸派だったんですけども、気持ちの変化があり、新築一軒家のマイホームを買うことになりました。

今日は一年前を振り返り、わが家がどうして賃貸ではなく、家を買う気になったのか、新築建売一軒家の今の家を選んだポイントなど、わが家のケースをお話していこうと思います。
これから家を買う人の参考になれば、1ケースとしてお話しできたらなと思います!


賃貸時の状況

私(当時28歳)、夫(36歳)は、2人暮らし。当時結婚4年目です。お互い、福岡市内の会社に通勤していて、住まいは、福岡市中心部から電車急行で30分の郊外ベッドタウンのC市に住んでいました。
職場から近いわけではなかったですが、交通の利便性が良く、大型ショッピングモールや安いスーパーもあり、1人暮らしの時から、私も夫もC市が気に入りました。一人暮らし用アパートで同棲していたのですが狭かったので、結婚と同時期にファミリー物件に引っ越しをしましたが、迷いなく同じC市内の近所に引っ越しました。

結婚して住んでいた賃貸アパートのスペックは、以下の通り。
2LDKで広めのリビングがある、駅からも遠くない、築20年ほどのわりには綺麗にリフォームされていて、停めやすい駐車場つき、家賃も相場よりリーズナブル、ご近所も問題ない。
4年近く住んでいて、ほぼ不満に思うことは全くないくらい快適な大好きなアパートでした。今から福岡で2,3人暮らしで引っ越しを考えている人にはめちゃくちゃおすすめしたいアパートです。何かあったら気軽に引っ越せるし、賃貸暮らしに何の不満もなく、持ち家への憧れもまったくありませんでした。

賃貸アパート唯一の欠点

ひとつだけ残念なところがありました
、、、猫を飼えないペット禁止アパートであることです。
私は実家で3匹猫を飼っていて大の猫好きです。結婚したらいつかは猫を飼いたいなとは思っていましたが、今のアパートでは飼えません。賃貸アパートでペット可のアパートは福岡では本当に少ない。あったとしても、駅からかなり遠い、古い、家賃が高い等、良い条件の賃貸アパートはなかなかありませんでした。だからといって、家を買うなんて、とっても高い買い物だと漠然と思って現実としてはあまり考えていませんでした。

家購入を考えるきっかけ

数年ぶりに大学時代の友人と会う機会があり、その中で、最近引っ越した、家を買ったという話を聞きました。
同じ年齢の友人で身近に一軒家の家を買った人がいなかったので驚きましたが、購入の理由は、「家賃を払い続けるのがもったいない」ということ。漠然と家は高いと思っていたけれども、私は家について無知でした。
住宅の相場、住宅ローンの金利、購入した場合の毎月の支払はどれくらいなのか、持ち家のメリットデメリット、、家を買うための情報を全く知らないということに気づきました。

まずは、家に関する情報を集め、家を購入する選択肢について知った上で、
賃貸暮らしを続けるか家購入するか考えようと思いました!

今家を購入するメリット

まずは、私と夫のこれからの暮らしで大事にしたいことを考えました。

これからも福岡、今住んでいるC市近辺に住み続けたい希望がありました。
会社選びに関しても、転職をしたとしても、福岡から引っ越しを伴う転勤がほぼない会社で働くというのはお互い大事にしている価値観です。

そして、近年の福岡の土地の価格上昇率の高さが気になりました。
福岡は、商業施設は都道府県別地価上昇率3年連続トップ、住宅地は2年連続2位と、非常に人気の土地となっています。
福岡市近辺はとても過ごしやすい場所です。近年リモートワークができるような場所を選ばない仕事をしていて移住を考える方々が、こぞって福岡に移住しているようです。
住んでいてわかります。福岡市近辺は利便性が良く、家賃や物価は東京に比べて本当に安く、美味しいものが多いんです。
だから、今後もどんどん土地価格が上がるのではないかと考えました。
そうなると、賃貸暮らしを続けると、家賃も上昇することが予想できました。土地を買う可能性があるなら早いほうが安いのではないかと考えました。

また、住宅ローンには住宅ローン控除があるのも、賃貸に比べるとメリットです。ですが、住宅ローン控除の条件や内容は変化しており、来年以降には住宅構造だったり、適応条件は厳しくなってきていたのも、早く住宅を買うほうがいいのではないかと考えるポイントになりました。

なにより、念願の猫が飼えます!私だけではなく夫も猫好きでした。

今家を買うメリットが、けっこうあるんじゃないか?と思い、住宅購入を前向きに検討していきました。

わが家の住宅選びの条件

住宅購入にはたくさんの選択肢があります。
一軒家orマンション、注文住宅or建売住宅、新築or中古、、、
予算をどれくらいにするか、どんな間取りにこだわるか、、、私たちの暮らしに大切なことと優先順位を決めていきました。

わが家の場合の家を選ぶ条件は、下記となりました。

①立地が第一条件!今住んでいるC市近隣希望!

C市が大好きなので永住したいという気持ちが家を買いたい理由だからです。

②なるべく低価格希望。毎月の返済は賃貸アパートの時よりあまり上げたくない。月返済は8.5万以下にはしたい。

生活の支出は住宅以外にもかかります。住宅ローンで、他の予算を削減し、生活を苦しくしたくないので、今までの家賃と同等~+2万程度の範囲でおさめたかったです。これはマストでした。お互い共働きだともっと高い予算でもよいのではないかと思うかもしれませんが、どちらかが働けなくなっても一人でも返せる範囲にしたかったのでマストでした。

③電車から自転車で10分以内の駅近の立地

電車通勤をするので、駅近を重視しました。

④車の駐車がしやすい


私は車の駐車が得意とはいえないので、狭くてとめにくい駐車場だと毎日ストレスになりますし、なるべく駐車がしやすい庭があるというのも重要ポイントでした。

以上が、私たちが重視したポイントです。立地と低価格をとっても重視していました!マンションと注文住宅は除外しました。

マンションと注文住宅を除外した理由

マンションを外した理由は、3点あります。

1点目に、夫がマンションだと賃貸と気分が変わらず、自分の家という感覚にならない。せっかく買うなら一戸建がいいという希望があったから。
2点目に、管理費・修繕積立金・共益費などが意外とかかるので、同程度のスペック間取りだと戸建てとマンションはそんなに月負担が変わらないのではと思いました。(一軒家でも、自分でいつか修繕するための費用は貯める必要はありますが)
3点目に、マンションだと庭BBQができない。休日は庭BBQもあこがれていました。

注文住宅を外し建売住宅にした理由は、3点あります。

1点目に、注文住宅のほうが建売住宅より高くなりやすく、最終的な住宅ローンはいくら借りることになるのかが不明であること。
土地の価格も建物の価格も、最終的にどうなるかが読めない。
低価格な予算重視だったので、建売住宅のように、注文住宅よりは比較的リーズナブルではっきり価格が決まっているほうが良いなと思いました。
2点目に、立地最重視だった点
C市近く、駅近の便利な場所というのが最重要でした。建売住宅だと、便利な場所にも建っている場合がありますが、空き地はめったにありませんでした。
3点目に、間取りにこだわりがない。
注文住宅は、自分だけの家を作る自由さ、楽しさもあるとは思いますが、私は、こんな間取りの家に住みたい!という家の中のこだわりは特になかったです。きれいな家で、無難なリビング、キッチン、寝室があればいいや的な感じでした。

そのような条件で、次は物件探しに入ります。

物件探し、内見

上記条件を決めた上で、物件探しが始まりました。
建売住宅一択なので、探し方は、SUUMOやHOMESなど住宅情報サイトを探しました。賃貸アパート探しの時とやり方は一緒です。

平日は毎日住宅情報サイトをチェックし物件に目星をつけ、土日に複数物件の内見にはしごしました。

選ばなかった住宅の理由

私が内見して気づいた、物件で選ばなかったポイントを紹介します。

①中古で低価格だけど、少し古い間取りのため脱衣所が狭すぎる。


築年数15年くらいの家だったので、当時の洗濯機だと縦型メイン。
ドラム式洗濯乾燥機サイズをメジャーで計測したら、洗面台を使うスペースがなかったです。
内見の際には、今後使おうと思う大型家電、家具が配置できるかどうかも、メジャーで計測してイメージするのもおすすめします。

②家の前の道が狭く、車の出入りがしづらい、対向車がきたときに困る。


古い住宅街の入り組んだ立地だったので、車の出入りが大変、家周辺が車一台分しか通らないような狭い車道だったので、対向車が来た時に毎度大変そうでした。車の運転は毎日のことですし、私のように車の運転が得意ではない人は、車の出入りのしやすさは運転してみて確認したほうがいいのではないかと思います。

③車2台停めれるが縦に駐車しないといけない。


土地の関係上、2台停めると記載があっても、縦に2台の場合もけっこうあります。縦に駐車だと、奥の車を出す時に必ず前の車を動かさないといけないので、とっても面倒そうだなと思い、絶対横に2台駐車できるスペースは欲しいと思いました。これに関しては、私が駐車が苦手だからということと、どちらの車も頻繁に使うから横駐車が大事でした。2台目は使用頻度が少ない、車の入れ替えが面倒でない、我慢できるようであれば、重視しなくてもいい場合もあると思います。

いくつか内見させてもらいましたが、家探しからわずか2週間で、マイホームを決めました!

マイホーム即決定!わずか2週間で終了

住宅情報サイトで、なかなか良い物件を見つけました。
上記、土地に関するこだわり条件が多かったですが、こだわりを満たしつつ予算もクリアできそうな物件を見つけました!
すぐ、取扱い店に連絡し、内見のアポをとり、週末に行ってきました。

夫が仕事なので、私一人で内見。28歳の私がワンピースで訪問しました。
おそらく最初は担当者は、ひやかしか、本気で契約を考えてるとは思わなかったでしょう。
住宅は値下げをしており、近日中に売らないといけない事情が住宅会社側にもあるようでフェアを行っており、私の後にもすぐ内見者がきました。
内見時に、契約するかどうか決断を迫られました。
夫にも見てもらっていない状況でしたが、契約といっても住宅ローンの仮審査をするための契約で、最悪1週間以内は断ってもいいということだったので、すぐ契約の決断をしました。決断の潔さ、、、!

私たちが求める条件を明確にしていたので、素早い決断ができました。
(1週間後に夫も内見ができ、夫も満足してもらえました)

2週間ではありますが、毎日住宅情報サイトをたくさん見て、この物件ほど私たちが求める条件を満たす物件はなく、悪い点がなかったです。

住宅ローン審査の心配

家は決定したので、次は住宅ローンの審査があります。
家を買うということは、住宅ローンを買うこと。
流れとしては、金融機関の選定→仮審査→本審査の流れです。
個人の信用、年収、雇用形態、勤めている会社、住宅の価値など、、、様々な厳格な審査があります。

住宅ローンが組めるのか、組めるとしても希望する予算分組めるのか?本審査に通るまで心配でした。

私は複数クレジットカードを持っていますが、今までクレジットカード審査に落ちたことはありません。
クレジットカードの支払い、光熱費や家賃や税金、携帯の割賦金も滞納したことはありません。ですので、私の信用情報はそれなりにはあると思います。
正社員で、20代女性にしては、悪くない給料をいただいていました。
ただ、転職回数が多いこと、勤続年数が短いこと、当時の勤務先の会社がスタートアップであったことも不安要素でした。
また、悪くない給料をいただいていた、とはいえ、年収に合わせて貸し出せる金額上限は計算上決まっています。給料に対する、毎月の住宅ローンに充てる返済比率が高すぎても返済が困難となるからです。

物件の担当者は、かなりベテランな責任者クラスのおじさんだったので、住宅ローンのこともお詳しく、私が借りれるであろう金融機関と返済プランを提案いただきました。一般的には35年ローンですが、40年ローンにしました。そうすることで、月々の返済額を減らし、希望額まで借りれる可能性ができました。金融機関によっての相性も教えていただきました。
住宅ローンは、まとまったお金を早く返済し短くすることはできるけど、伸ばすことはできません。住宅ローン控除期間が終わってから繰り上げ返済しようと思います。

そして、契約から仮審査、本審査完了まで一か月し、無事希望額の住宅ローン審査に通りました!急ぎで引っ越し業者の相見をし、引っ越し日も確定。
7月1日にはマイホーム所有者になり、すぐ引っ越しました!

スケジュール

4月中旬に友達に家を買った話を聞いたのをきっかけに、
5月に家の購入を考え始め、内見開始
5月中旬には購入する物件の契約をし、
6月に住宅ローン審査をし、
7月頭に家購入、引っ越し完了
という、超スピーディーな家購入の出来事でした。
まるで賃貸アパートでの引っ越しレベルのスピード感。
既にある建売住宅だからこそできることでした。

家を買って良かったこと

①猫を飼えたこと


すぐに猫を飼いました!猫を飼った出来事はまた別の記事にでも書こうかなと思いますが、可愛すぎて、今ではなくてはならない家族です。

②前のアパートよりも駅が近くて便利


立地最高に尽きます!!前の家も便利な場所でしたが、それよりも駅まで近くなったのは嬉しいです。福岡市内までは以前よりは遠くなりましたが、電車の乗車時間の伸びは気にならないです。

家の間取りの話を全然していませんでしたが、普通の3LDKです。
新築なので、グレーと黒と白を基調としていて、クールでおしゃれな家で、建売住宅だけど本当に気に入っています!

今から家購入をする人にお伝えしたいこと

わが家のスピーディーかつ大満足な家の購入の決断ができたのは、私たち夫婦のライフプラン、マネープランを立て、住宅に必要とする条件を明確化する話し合いができていたからだと思います。

今後家族でどのように生きていき、どんな生活をしていきたいのか、生活費の中でどれくらい家にかけるのか、家以外にも何にお金がかかるのか、自分たちが家に求めるものは何なのか、しっかり言語化し明確にしていたことが、決断につながったと思います。
そして、情報収集を徹底しました。住みたい土地の住宅情報や、住宅ローン控除など税金の制度も勉強しました。

住宅ローンで借りれる額と無理なく返せる額は違うと思っています。
私たちは、住宅費以外の面で、欲しいものがある時に我慢せずお金を使いたいし、しっかり貯金もしていきたい。そう思って、無理ない予算に上限を決めました。

住宅営業の人の中には、これくらい普通ですよと高い金額の家を提案をしてくる人もいますが、けして惑わされないよう、先にマネープランを立てて、家にかける予算はある程度決めておいたほうがいいと思います。

また、私たちはずっと住み続けるつもりではありますが、万が一家を売る可能性が出た時に、売れる立地かどうかも考えました。人生何が起きるかわからないのでね。

長々とわが家の家購入のいきさつを書いてきましたが、1事例として面白く読んでもらえていたら嬉しいです!

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