プログラミングの始め方

　あなたがもしプログラミングについての知識が無かった場合、プログラミングが何かを理解することは難しいことです。なぜあなたがプログラミングをしなければならないのか？それは人それぞれ理由があるはずです。

　私がプログラミングを始めたきっかけは高校に入学した後に必修授業として「C言語を学ぶ授業」、「アルゴリズムとデータ構造を学ぶ授業」など多くのプログラムに関する授業を必然的に受ける必要が出てきたからです。もしそうでなければプログラムを勉強することは無かったかもしれません。

　そして今あなたがプログラミングを必要としているのであれば多くの事を学ばなければなりません。ネット上では「簡単に学ぶことができる」、「給料が高い」と目にしているかもしれません。でも実際には、英語や中国語などの言語を学ぶことと大して変わらないと思います。英語や中国語などの言語と比較してプログラミング言語が簡単と考えられる理由は、「対人ではない」、「コピー＆ペーストができる」、「成果が目に見えて分かる」などが挙げられます。確かにそういう意味では簡単に感じるかもしれません。
　ただし、どちらの言語にも言えることは学ぶ意欲と最終的な目的のために継続できるか？に尽きます。

　私は約６年前、小学生にプログラミングを教える仕事を受けたことがあります。その現場では教科書に従って生徒が各自でプログラミングを行い、分からないところを質問してもらうスタイルで学習を進めていました。つまり彼らは受動ではなく能動であったということです。
　教科書に書いていることは基本的な完成に向けての手順が示されていましたが、ほとんどの生徒はその通りに作っていなかったと思います。これはオリジナリティな成果を出していたということです。

　プログラミングを学ぶということはなだらかな道を歩むということではなく、険しい山を登ることになるということを忘れない方が良いと思います。センスがない人とある人というのはもちろん存在しますし、人の性格によってプログラムの書き方も変わります。企業ではできるだけ書き方にバラつきがないようにルールを作っています。

　この記事の内容はプログラミングについての氷山の一角でしかありません。もしあなた、お子さんがプログラミングを学ぶのであればそれなりの努力をしなければならないことを覚悟する必要があります。てきとうに学ぶのであればてきとうなプログラムしか作れなくなるでしょう。

Sacchy