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【改訂版】『FIRE』成功への道しるべ【私の成功体験談】

サムネ画像では、あえて『炎』と表記していますが、わざとミスリードを誘っています。

私自身が、最初『FIRE』と聞いて『火』や『炎』を連想したため、同じように誤解から知るきっかけになっている人も多いのでは?と思ったからです。

何かを知るきっかけとなる入り口は大抵の場合そんなもんです。

せっかく興味を持って知ったのだから、そんな方のためにも基本から解説していきます。

FIREとは


FIREは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った略称で、経済的な自立(FI)早期退職(RE)を表す言葉です。

2010年代から米国で話題になったとされており、徐々に欧州や日本にも波及していっている最中です。米国は終身雇用制度が崩壊しましたからね。

一般的な日本人には、『リタイア』、『セミリタイア』と言った方がまだまだ馴染が深いのかもしれませんが、意味合いはほぼ同じです。

『私には無理』、『夢のまた夢』と思って最初から諦めているアナタ!
ちょっと待ってください!(チョ、マテヨ)

新コロや世界情勢の問題でエネルギー不足やインフレが加速し、物価が徐々に上がってきている昨今ですが、実は日本はまだまだFIREが成功しやすい国なんです!

私のFIRE成功体験から、達成までの一例をお伝えしたいと思います。

きっと、早期リタイアに興味を持たれるか、早期リタイアを目指す方のショートカットのヒントになる事でしょう。


私の成功体験からの道しるべ


私は30代後半でFIRE(セミリタイア)達成を成し遂げた・・・と、思っている一人です。

一口にFIREといってもいろいろ種類はあるのですが、今の時点ではわかりやすくセミリタイア達成と表現しておきます。

では、どの様にしてFIRE(セミリタイア)達成に至ったかといいますと、気付いた時にはフリーランスと資産運用の掛け持ちで達成していました。

その手順と詳細は・・・

  1. デスマーチからの脱却

  2. フリーランスへ転身

  3. 投資で資産運用開始

  4. 資産運用のみでFIRE達成

では、一つずつ追って説明していきます。

1.デスマーチからの脱却

ITエンジニアから管理職になりたくない一心で辞表を提出し、無職となった事を契機に郊外へ引っ越しする事により、家賃等の固定費を大幅に削減する事が出来ました。

今思えば、固定費の削減はFIRE達成する為には一番最初に取るべき行動の一つだといえるでしょう。

私自身は気付いていなかったのですが、元々ミニマリスト気質だったようで、質素倹約で余計なものをほとんど買わない、未だに10年以上前のVAIOノートを愛用しているほど物を買い換えない性格、ということもあり、貯蓄はある程度あったので無職になる事に抵抗はありませんでした。

・・・若気の至りだったのかもしれませんが。

2.フリーランスへ転身

燃え尽き症候群(バーンアウト)状態で再就職する気になれず、暇つぶしついでに気が向いた時に個人で仕事を請け負い、少額ながら収入を得る生活をしばらくしていました。

今現在も何か大きな目標があるわけでもなく、これといって仕事を頑張る気もありませんが(笑)、無職状態の当時は失業手当はあるものの、やはり貯金が減り続けるだけというのは精神的にキツイものを感じていましたので、ITエンジニア時代のスキルを活かしてプログラミングを個人で請け負っていました。

インターネットは本当に革命だと感じた瞬間で、こんなにも簡単に個人で収入が得られる事を知ってしまったら、もはや正社員に戻る選択肢は皆無だと感じます。

もちろん人によって向き不向きがあると思いますが、今日では国が副業を推進し、フリーランス新法の整備も進んでいる時代ということもあり、何かしらスキルがあれば在宅でお金を稼ぐ事が可能なので、ダメもとでいいのでとにかくトライしてみるべきだと思います。

しかも、実店舗や事務所を構える必要もなく、自宅で低コストで始められるため、副業であればやって損する事はほとんどないと思います。

3.投資で資産運用開始

請け負った仕事の関係でFXとBO(バイナリーオプション)の投資を始め、試行錯誤を重ねつつ、徐々に資産を増やす事に成功していきました。

主にプログラミングの仕事を請け負っていましたが、その中には何度かFXとBOに関する仕事があり、そこから私自身も投資の世界に手を染める事となりました。

正直、特にBOをやり始めた頃は元手の資金がガンガン溶けていき、何度も挫折と再挑戦を繰り返していました。

依頼主の依頼通りに作成して納品した私のツールを使っても全然勝てないという・・・依頼主はコレらを高額で誰かに販売していたり、無料で配布しているという闇が・・・ヒドイ話ですよね(汗)。

まぁ、なんとかコツを掴んで自力でトータルプラスにもっていき、今では安定的に増え続ける事が出来ています。

4.資産運用のみでFIRE達成

「4%ルール」

今現在、収入の内訳は、仕事の収入2割、投資で8割、生活費は資産運用の収入のみで賄えているのでFIRE達成している状態といっていいでしょう。

一応、FIREには「4%ルール」なるものがあります。

上図から、生活コストを下げれば下げるほど投資額も減らす事が可能なため、FIRE達成の難易度は下がるので、上述したとおり、とにかく固定費を削減する事が成功の第一歩といえるでしょう。

また、徐々に物価が高騰してきてるとはいえ、郊外へ行けば家賃は安く借りられ、食費も安く抑える事は可能なので、アメリカに比べたら日本はまだまだ生活コストを下げられる余力は残っているため、質素倹約型のFIREであれば割と難易度は低いといえるでしょう。

計算が苦手な方は、『資産を減らさずに投資額の利益だけで生活が出来る様になればFIRE達成』という考えでOKですが、将来的な事を考えれば貯蓄を増やしていく事が理想です。

私は今現在も生活費コストがかなり少額ということもあり、BOの収益のみで生活は賄えていますが、暇を持て余している&スキルの持ち腐れを防ぐetc…の理由でフリーランスとしての活動も継続中です。


FIRE達成への近道


私は上述したとおり、特にFIRE達成するために計画的に実行した訳ではなく、自分の思った通りに行動し、結果的にFIRE達成ルートに最短で乗っていた一人であるため、ただ単に幸運なだけといえばそうなのかもしれません。

ですが、私の人生を振り返りブラッシュアップすることで、もっと効率的にFIRE達成が可能なルートを模索共有する事が可能だと思ったので記事にしてみました。

これを機に、私を踏み台にしてFIRE達成を勝ち取っていってください。

  • 固定費を削減する

  • 要らない物を換金する

  • 自分のスキルを精査する

  • 1円でもいいので副業で稼いでみる

  • 副業で稼いだ資金を投資の元手とする

  • 投資先を限定する

  • 投資額が増えたら投資先を分散させる

  • FIRE達成後、目的(ゴール)に向けて本格始動する

これらを確実に一つ一つクリアしていけばFIRE達成は果たせるとおもいますが、何かしら行き詰まったら私の他の記事でも良いですし、noteの記事内だけでもかなりヒントとなる情報が拡散されていますので、参考にしてみてください。

思っている以上に実現は可能ですので諦めないでくださいね。


”FIRE”はあくまでも手段


FIRE達成はゴールではなく、人生を豊かに送るための手段の一つに過ぎないと思っています。

もちろん、FIRE達成後、完全リタイアしてのんびり過ごすのも全然アリだとは思います。

私自身がそうですが、かなり暇を持て余し、元々物欲もなければ派手な暮らしをしたいワケでもないので、叶えたい夢など、使い道がなければお金自体は何も生み出してくれません。

お金はただの紙切れ、数字、データです。

ですが、生活や心の余裕が生まれるのは確かであり、学生であればこのまま一生夏休み、社会人であれば一生盆休みと言えるかもしれませんね。

デスマーチ時代の社会人からしてみれば、今現在はまるで別世界、昨今流行っているような、のんびり異世界生活をしているような感覚です。

私は今現在、バーンアウト継続中で、YouTubeやnoteなど少しづつやる気を出していっている最中ですが、これといってめちゃくちゃ人生が楽しいというわけでもありません。

平均寿命を考えれば、人生やっと折り返し地点に立ったところ。

なので、やはり”FIRE”はゴールというよりは、目的を叶えるための手段であり通過点なんだなと感じている今日この頃です。


まとめ


FIREについて簡単な紹介と、私がFIRE達成までに至った実例を紹介しました。

あくまでも一個人の一例に過ぎませんので、人それぞれロードマップは変わってくるでしょう。

つい最近のネタですが、年金を5年延長する政策や退職金課税など、労働者から搾取する目的だけと思われる法案が次々と決まっていきそうな流れになっています。

「働いたら負け」と揶揄されるタイトルのニュース記事もよく見かけますが、ホント真面目に働く気をそがれる事ばかりの社会になってきてるなと、ひしひしと感じます。

新しい資本主義だの、分厚い中間層だの、言ってることとやっていることが真逆なんですよね…

ますます自分の身は自分で守るしかない状態になってきていますが、家族を守る立場の方々は、やはり会社員として働いて安定した収入が必要なのだと思います。

個人的にはベーシックインカム導入によって必要最低限の生活を国が保障すれば済む話だと思うんでしょうけど、実現には程遠い気がしています。

安定収入の道を捨ててフリーランスを目指すのは茨の道に感じるかもしれませんが、サラリーマンのままでいても搾取される金額は知らず知らずのうちに増額され、ジリ貧地獄の道になるのは目に見えています。

収入低くても仕事が楽しく、生活が充実していれば良いと思いますけどね。

実質、マイナンバーカードをすべての国民に強制的に持たせる施策をするように、国が、社会が変革を強要してきますので、どの道近い将来はその時流に乗らざるを得ない時が来ることでしょう。

不安を煽るつもりはありませんが、最低限、心の準備だけはしておいた方が良いかと思います。

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