1日でできる!ライブMV撮影&制作
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
2024年初っ端からいろいろ起きましたが、別に日本人にとってはなんということもない日でも世界では貧困や災害や戦争が起きて苦しんでいる人たちがいるわけで、そういうことを頭の片隅に意識して少しだけ世界が良くなる方向に行動したりお金を落としたりっていうのはエブリデイ・エブリタイムでやっていくのがいいと私は考えています。
なので、こういうときだからと特別発信することもないし、自然体で楽しんでいこうと思っています。
前置きおわり。
映像制作について
去年ぐらいから久々にカメラを触っていろんなバンドの映像を撮らせてもらっています。
界隈にもっとカメラクルー増えればいいな~と思い、何やってるか書いてみます。難しいことはやってないです。
来歴として、元々プリン放送という動画チャンネルで2017年ぐらいまで国内・海外問わずいろんなアーティストの映像を撮るお手伝いをしていて、CYNICやPLINI、お蔵入りになったけどDESTRAGEなんかもやりました。
東京での就職を機に離れてしまったのですが、時を経て現在、アーティストのサポート力高めたいな~と思って昔取った杵柄的な感じでGH6を買ってなんとなしに始めてみました。
経験値的にはなんかやってんな~って感じに見えますが、ぶっちゃけ撮影の技術はないヘタクソですし、今のところ手持ち1カメラなのでできることは限られています。
じゃあ何すんねん、というと、
①とにかく使える画のパーツをいっぱい撮る
②後編集で切り貼りしまくって頑張る
の2つだけです。
まず、ライブ1本を撮影するにあたり、曲間やMCを利用して、
・上手 (ステージ向かって右側)
・中央、観客の頭越し
・下手 (ステージ向かって左側)
・ドラム横 (できれば)
の4つの視点を移動しながら映像を撮っていきます。
ギターソロやサビのボーカルの表情、お客さんのモッシュ、ドラムのキメなどはなるべく事前に曲を覚えたうえで狙います。
また、自分は背が極端に高いので、お客さんがライブを観る邪魔にならないように、あまり前には陣取らないようにしています。なるべく端から。
そして撮った映像からかっこいい画を探し、それぞれの楽器パートごとおよび全体図のタイムラインに分解していきます。
で、あとは1曲の音源に合わせて、基本は同じ曲を据えつつ別の曲から動きやタイミングが合う画をはめ込んでいきます。
BPMが違う場合は多少タイムストレッチも使います。
編集の流れとしては、
①Premiere Proでカラーコレクション&グレーディング
②ライブ音源の場合はSoundForgeでマスタリング
③Vegasでタイムライン編集
です。
ノってるときは1日で終わります。
で、作ったのがたとえばDOWNEDの映像。
このやり方のコツとしては、
①そもそもかっこいいアーティストを撮る
動画は被写体が命。
②そもそも好きなアーティストを撮る
タイムライン編集で心折れないために。
③手ブレ補正強いカメラを使う
ガンガン動かして攻めたほうがかっこいい。
④カメラのカラー設定はVlogにしておく
色味は後で乗せる。
⑤事前に曲展開は把握しておく
知ってる曲はすごくいい画が撮れる。
⑥事前にライブハウスの特性は掴んでおく
照明、人が入ったときの雰囲気や立ち位置etc
あたりでしょうか。
基本的には根性です。
カメラ+レンズのキットで30万ちょいしますが、ソフト系はVegasとSoundForge合わせて1.5万ぐらいだったかな?案外安いです。
(カメラは20万ぐらいまで下げても大丈夫だと思います)
Adobeは高いですけどクリエイターやってたらどうせ買わざるを得ないのでデジハリから学生ライセンスで安く入手してください。
もうちょっとこなれてきたらカメラや録音機材増やしてもっとゴージャスな映像つくってみたいな~と思ってます。
あとインタビュー動画とかも撮ってチャンネル公開したいですね。
ライブハウス界隈って写真撮影のカメラマンは結構多いんですが、動画が意外と少ないんですよね~。ハードコアはNUMBERNINEのKAIくんとかイケてる人いるけどメタルとなるとほぼいないんじゃないかな、、
もっとシーンに深く足突っ込んでみたい!っていう人はぜひ始めてみてほしいです。
最後に。
ライブ映像に限らず、なんか映像撮って!っていう人はお気軽にご相談ください。
映像で食べてくつもりがないので、ある種業界にとってよろしくない価格破壊的な感じですが、品質はやはりプロではぜんぜんないのでそこはご容赦を。。。
何卒よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?