【仕事のコラム】国力を上げるとは?日本の企業価値とは。
こんにちは。
今日は、会社でもよく話題に上がる「国力」についてお話してみようと思います。
世界企業の時価総額ランキングなるものをこのお仕事に就いてからはじめてしっかり調べてみたのですが、結構衝撃的ですね。
自分で数字を調べて表を作るだけでも、結構勉強になります。
話しは逸れましたが、こちらが世界企業の時価総額最新のランキングです。
日本の企業で唯一ランクインしているのはトヨタ。
ほとんどがアメリカの企業なんですね。
では、かつての日本、平成が始まった頃のランキングはどうだったのでしょう。
実は、50社の中に、日本企業が32社ランクインしていました。
そう、世界のランキングの中でほとんどが日本の企業だったのですね。
この30年で何が変わってしまったのでしょう?
原因と考えられるのは以下と言われています。
1.バブル経済の崩壊
1980年甲はのバブル経済が崩壊し、株価や不動産の価格が急落。
この影響で日本経済は長期的なデフレに陥り、企業の成長が停滞しました。
2.グローバル競争の激化
中国やアメリカの企業の急成長により、世界市場での競争が激化。
中国企業の台頭やアメリカの技術革新により、日本企業は競争力を失いました。
3.技術革新の遅れ
日本企業は「良いものを作れば売れる」という考えに固執しすぎたために、技術の革新や新しいビジネスモデルの導入が遅れました。
4.グローバル化への対応不足
日本企業はグローバル市場での戦略やマーケティングにおいて遅れをとり、国際競争力を失いました。
理由としてはこのようなことが挙げられます。
では‥‥‥‥‥
かつての日本企業の独占ぷり日本の国力を上げるためには、今後どのような企業努力が必要なのでしょうか。
1.技術進歩の促進
新しい技術の開発と導入は、経済成長のカギとなります。
特に生成AIやロボティクス、バイオテクノロジーなどの分野での研究開発を強化することが必要。
2.教育制度の充実
グローバルに活躍できる人材、次世代を育てる教育の質が求められます。
3.少子高齢化対策
これは政策の問題点でもありますが…労働力人口の減少を防ぐための対策が必要です。また、移民対策の見直しも求められます。
私たち庶民にできることは、まず選挙に行って意思表示をすることです。
4.生産性の向上
企業の生産性を高めるために、働き方改革やデジタル化の推進が必要です。
また、持続可能な社会の実現として、エネルギー分野でも再生可能エネルギーなどの推進が図られています。
国力とは?という話を少し広げてみましたが、かつての日本人はとても優秀だったのですね。
先人たちが築いてくれた日本の未来は一旦衰退してしまったけれど、それぞれができることをしていく。
これが私たちに課された使命ではないでしょうか。
でも‥‥‥‥
“奪えば足りず、分け合えば余る。”
争うのではなく、それぞれが支え合っていける世界、それぞれができることをして、自分で足りないところは人の手を借りる。
本来は、そんな優しい世界がいいなあと思うのでした。
しかし、それをするには豊かさも必要。
というわけで、それぞれがまず豊かになるために行動していきたいですね。