石丸vs古市での古市の失敗

この👇インタビューについて「石丸がおかしい/古市がおかしい」と評価が二分されているようだが、聞き手が石丸論法を理解していないために突っ込み切れずに言いくるめられてられているというところである。

ここでは今後の身の振り方について尋ねているが、石丸論法には👇のように「あるゆる選択肢を排除しない」という前提があり、TPOに応じてインパクトのある選択肢を選んで回答しているだけなので、「本人が最も可能性があると考えているもの」と受け止めてはならない。本人的には「可能性はゼロではない/将来は不確実なので現時点で確定的なことは言えない」と嘘をついていないわけである。石丸から「最も可能性がある選択肢」を聞きだすのであれば、そのように限定するように質問しなければならない。

後半での古市の失敗は、石丸がその前に述べた「政治屋の定義」👇について時間切れになるまで延々と再質問を繰り返したことで、普通の人は「古市がおかしい」と感じるだろう。

政治のための政治を行う
党利党略
自分第一

古市の真意👇は「安芸高田市長・東京都知事・衆議院議員の仕事の内容はかなり異なる→石丸は『政治家』になりたいだけ、つまりは石丸本人が定義する『政治屋』に他ならないのでは?」というもので、これはそれなりに説得力があるのだから、そう質問すればよかったのである。

石丸に対しては自由度の高い回答が可能な質問をしては駄目だということ。

石丸は「知的能力が高く頭と口が回る相手」には攻撃的にならないが、その理由は分かるだろう。

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