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自称貨幣論研究者シェイブテイルのアイデア盗用等について

貨幣論研究者を自称するシェイブテイル(shavetail/a.k.a. 西武輝夫)なる医薬・バイオ系の前期高齢者の男が、当noteからアイデアを盗用して書籍を出版していた疑いが判明したので、ここに証拠を揃えて告発する。

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盗用・剽窃について

「剽窃」の辞書的な定義は明確で、「他人の著作物や着想を自分の手柄にすること」です。
研究結果の公開にあたって,他の研究者や原著者のオリジナリティはもっとも尊重されるべきであり,他の研究者の著作者としての権利を侵害してはなりません.また盗作や剽窃は,学問上の自殺行為と言えるものです.
オリジナリティの高い図表や写真・絵画・歌詞などを使用する場合は,法律用語としては「引用」ではなく,他者の著作物の「使用」にあたります.その場合には,当該図表・写真・絵画・歌詞などの著作権者から使用の許諾を受けなければなりません.


朴勝俊との共著『バランスシートでゼロから分かる 財政破綻論の誤り』での盗用

当noteでは取引におけるバランスシートの変化を「見える化」する方法として、独自に考案した図示法(ここでは十字図と仮称する)を2019年6月の開始時から用いている。

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これと同一コンセプトの「取引図」が、2020年6月発行の同書に「筆者作成」として第3章に14枚と巻末付録に1枚の計15枚掲載されている。

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取引図が掲載された経緯は朴の「あとがき」にある(強調は引用者)。

既存の本に関して、私が不十分だと感じていたのは、積極財政や反緊縮に関する一般向けの本でも、大学等で使われる主な教科書でも、貨幣の発生(政府支出)と消滅(徴税)をめぐる事実について、バランスシートを用いて十分に説明したものがほとんどなかったことです。そんな中、シェイブテイルさんの電子書籍(シェイブテイル 2019)は、簿記・会計の基礎的なところをしっかり押さえて、政府・日銀・民間のやりとりを、分かりやすい取引図で簡潔に解説されていました。それを見て、彼なら私の弱点を十二分に補ってくれるに違いない。彼の本をさらに発展させて、財政破綻論を根本から批判するようなものにすれば、それこそ「出す意味がある本」になるだろうと考え、思い切って(いきなり)共著者をお願いしました(そして幸いにもご快諾いただきました)。結果的に、この私の判断は正解だったと思うのですが、本書をお読みいただいた皆さんの感想はいかがでしょうか。


電子書籍『図解! MMT現代貨幣理論の基盤』での盗用

朴が見た電子書籍(2019年12月発行)はシェイブテイルのTwitterのbioに「おすすめです」とあるもので、「視覚的に捉えやすい色付き図解(取引図)」をセールスポイントにしている。

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その説明は当noteのものと全く同じである。

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取引図を売りにしたことは当たりだったようで、amazonのレビューでは好意的に評価されている。

この本は、図解入りで丁寧に、かつロジカルに読み解いた良著となっています。
簿記にも疎い方ですが、色付きのわかりやすい図解でかんたんに理解できました。
MMT関連の書籍では、会計上の取引(お金の動き)を表すために、簿記仕訳がよく使われますが、この本では左右に資産と負債を表すと同時に、上下にその増減を表現するわかりやすい図が使用されており、現実のお金の動きを理解しやすくなっています。
以上の経済の基本が本書による図解した複式簿記により明確に理解できる。
バランスシートの図が沢山使われていて、とても良く理解出来ました。


アイデア盗用をツイートで確認

シェイブテイルは主にTwitterで情報発信しているので、ツイートを遡って確認する。

2019年9月29日までは一般的なT字勘定を用いている。

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9月30日に当noteの十字図に言及しているが、その内容は『図解! MMT現代貨幣理論の基盤』の「簿記の知識なしに理解するための表記法」と一致する。

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10月11日に『図解! MMT現代貨幣理論の基盤』の執筆開始を表明。

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10月20日に(確認した限りでは)初めて「取引図」を用いてツイート。以後、これがデフォルトになる。ここまでの経緯から、シェイブテイルの取引図は十字図を真似たものと判断できる。

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10月29日には「嘘は言わないが本当のことも言わない」ことで、取引図が自分の独創であるかのように思わせるやり取りをしている。この時点で、シェイブテイルに十字図を「自分の手柄にする」意図があったと判断できる。

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12月6日に出版した直後には「レイの入門書のルール」を基に自分が考案したと明言しているので、悪意のない盗用ではないことは明らかである。

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ブログ「シェイブテイル日記2」でも、2019年12月9日の記事に取引図が初登場して、このような注釈が付けられている。

仕訳の表記法については拙書「図解 MMT現代貨幣理論の基盤」を参照ください。

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2020年8月30日には『財政破綻論の誤り』の共著者の朴が、当note執筆者(以下、N)がシェイブテイルのアイデアをパクったかのようなツイートをしているが、同一性を認めたことになる。

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朴はその後も十字図がシェイブテイルのオリジナルであると喧伝しているが、シェイブテイルはこの誤解(?)を正していない。

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以上の経緯から、シェイブテイルが明確な意図を持ってNのアイデアを盗用したと判断できる。2020年末に「使用の許諾」をしていることからも、Nのオリジナリティを尊重していないことは明らかである。

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朴が所属する関西学院大学総合政策学部では学生をこの(⇩)ように指導しているのだから、朴も剽窃した前期高齢者のシェイブテイルを「指導」しなければならない。そもそも、朴自身が盗用本の筆頭著者である。

レポートや論文を作成する際、他人が書いた文章を『剽窃』することは絶対にしてはいけません。万が一、剽窃をしたことが発覚した場合は学部から指導を行います。


個人を標的とする過度に攻撃的な侮辱

シェイブテイルはNからアイデアを盗用した後に、Nを対して侮辱的なツイートをしている。

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阿〇[阿呆であることは明らか]
病気をこじらせた
病院で診てもらったほうが良いレベル
良い病院紹介しましょうか

などとNを知的障害・精神疾患呼ばわりしているが、これらはTwitterの「一般的なガイドラインとポリシー」で禁じられている「個人を標的とする過度に攻撃的な侮辱」に該当するのではないか。

Twitterは、中傷やそれに相当する言葉を含む内容で、個人を標的とする過度に攻撃的な侮辱に対して措置を取ります。

Nはネット上でもリアルでもシェイブテイルと関わったことは一度もないので、これらは売り言葉に買い言葉ではなく、一方的な暴言である。

意見が異なる相手に建設的な批判を加えること自体は言論の自由であり大いに結構だが、剽窃者シェイブテイルの言動はそれとは次元が異なる悪質なもので、一線を越えていると言わざるを得ない。

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誠意ある対応をよろしく。


参考

シェイブテイルの図の盗用の悪質性は、このグラフの借用とは比較にならない。知財管理に詳しく、大学に所属した経験があっても、「オリジナリティはもっとも尊重されるべき」という意識は微塵もないらしい。

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