ファーストリテイリングの年収アップと10年間
ファーストリテイリングの年収アップが話題になっているが、
10年前には柳井社長の「将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく」「付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化する」が話題だった。
10年前には賃下げ、あるいは賃上げの永久凍結が懸念されていたものが、今回は「報酬テーブルを大幅にアップ」になったのは「海外に比べて報酬水準が低位に留まっている」からだが、日本がいつの間にか途上国に近づいていたことの反映といえる。バブル期から1