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台湾1 - 渡航から隔離まで

3月の新作の上演に向けて、台湾に来ています。ダンサー2名、梅田と私の4名で、1ヶ月強の長い滞在になります。

昨年12月に複数回に渡り書いていたリモートリハーサルもこのプロジェクトのためのもので、梅田が台湾と日本のダンサーに振り付けた作品を台中にて発表します。3月に全員が同じ場に集合してのリハーサルが約10日間あり(これが最初の全員での顔合わせ)、その後2日間の本番があってからの帰国となります。

それだけだと約12日間なのですが、今回の台湾滞在は34日間です。コロナウィルスの関係で台湾に入ってからの14日間の隔離規制に加えて、その後7日間も自己健康観察ということで活動してはいけないことになっているため(2021年2月現在)、台湾入りしてから合計21日間の隔離生活を送ることになりました。

これまでは日本のパスポートがあれば簡単に渡航できていた台湾ですが、今回はビザも取得し、隔離のホテルに着くまでもいろいろな手続きがあったので、記録しておきます。あくまで2021年2月時点での、私の経験です。

@空港

まず東京の空港にもほとんど人はおらず、飛行機内ももちろん人は少なかったです。台湾に行くためより帰るために乗っている人が多かった印象。チェックインの際に、PRC検査の陰性証明と、事前(渡航の48時間前)に登録した、隔離に際しての登録をしたことの証明書の提示を求められました。

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台北の空港も似たようなもので、ガラガラ。ただ台湾では入国審査の前にたくさんのプロセスを行わないといけないため、飛行機を降りたらそのための人員がたくさん待ち構えていました。

【台湾の空港でやらなくてはいけなかったこと】
1. 現地のSIMカードを購入
→ 隔離中はこの現地の番号にSMSや電話が来るため、常に電波のあるところでONの状態にしておかなくてはいけない
2. 隔離のための登録証明書を提示し、現地の電話番号を登録
3. そこからさらにHealth Declaration Certificateをオンラインで取得
→ このcertificateがいろいろなところで必要になるらしく、ホテルでも提示、公演先の劇場にも提出

上記の手続きのために空港で待ち構えていた担当者の数は多く、みんなとても優しく、一人につき二人くらいがかかりきりで助けてくれました。。

これが終わったらやっと入国審査です。入国審査はなんてことはなく、すんなり終わりました。その後、招聘先の劇場が手配してくれたレンタカー+ドライバーさんで、4人全員でホテルに向かうことができました。

隔離用ホテルチェックイン

ホテルに着いたら、まずは外で全員がホテルのLINEアカウントを追加。今後のホテルとの連絡は全てそのLINEになります。その後一人ずつが名前を呼ばれ、

靴カバーをし

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荷物や服を消毒されて

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一人ずつ部屋へ送られていきました。。。

その後すぐにLINEでホテルにパスポートその他必要書類の写真を送り、劇場にもそれぞれの部屋番号と携帯番号を連絡し、隔離生活スタートです。

隔離生活の詳細は次に。

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