データ分析、データ活用とは
U2のコンサートをさいたまスーパーアリーナに聴きに行ったというより、観に行った昨日12月5日。その冷めやらぬ翌日、12月6日。本投稿は、データ活用 Advent Calendar 2019 の6日の投稿です。
■データとは
データ分析、データ活用をお話をする前に、まず「データ」ってそもそもなんでしょう。
100円と言えば、金額を示しますね。つまり、それは100円で買えるものだとか、100円の価値しかないとか。100円に対して、各人がイメージを持っていると思われますが、そう大差はないと思います。庶民レベルにおいては。昔だったら、缶ジュース1本の値段であったのに、消費税が付与されてから、またいつの間にか値上げで、100円ではなかなか買えませんが、100円って、それぐらいの価値かなと思います。
ただ、時給100円となったら、誰も飛びつきませんよね。今ならば、マクドのバイトでも京都であっても1000円近くになっています。逆に、時給100円のバイトがあれば、労基署から怒りの通達が来たりすると思います。つまり、100円の前に時給と言う冠が付くと、途端に意味合いが変わってきます。時給が時間当たりの給与の意味の為、その後の数字の意味合いが明確になるわけです。
あとは、参加費5000円のホテルのパーティに参加となると、イマイチな物しか出ないイメージですかね。この時期忘年会とかクリパとかに参加することは多いですが、ホテルでやると少し高めになります。まして、有名ホテルで参加費5000円ならば、みんな参加しますよね。つまり、単純に5000円と書かれていても、相場と比べると安いんじゃないかと言うイメージ付与され、お得感があるのではないかと。
こういった具合に金額だけでは数値であるわけです。しかし、そこに何の金額なのかとか、1回当りなのか、時間当たりなのかと言った点や、またどこでと言った具合に、金額に付随した項目があると、数値ではなく、データとなるわけです。勿論数値ではない、データもありますが、定量的(数値として明示できるもの)にとれるものをデータとして表記されることが多いです。
■データ分析、データ活用とは
では、データを分析するとか、データを活用すると言うことはどういうことでしょうか。一つは所有している様々な数値を、あるフォーマット、ルールの元、集計してみて、表形式やグラフでわかりやすくすることかなと思います。これらは、EXCELを使えば、基本は出来ると思います。ただ、それは作成者の意図(勿論上長からの指示があるかもしれませんが)の元、ただ単にまとめ上げられたものかなと思います。つまり、ある作為的な意図のもとのアウトプットなのかなと。ある一面データ分析ですが、基本はデータ整理では無いかと思います。つまり、このフォーマットやルールが会社として不明確なまま作成されると、独りよがりなものが出来上がります。
これをBIツールで置き換えていくと、少しデータ分析に近づくのかと。その際に単純にEXCELのグラフをきれいに配置しているだけだと、ただの清書ツール。そこにユーザー側のアクションで切り口が変えられようにすると、途端にデータ分析に変わるのかなと思っています。勿論この際に与えられたデータが、社内として統一されたフォーマットやルールがあり、それらを基に整理され、それをまたエンドユーザーにて切り口を変え、表現すること、また詳細を確認が出来ることになると、初めてデータ分析になるのかなと思います。
そして、そのデータ分析を基に、日々の業務を変えていき際の材料にしていけると、データ活用と言われたり、最近の言葉だとデータドリブンとなっていくわけです。そういった活動を皆々様されていますか?
■まとめ
データや、データ分析、データ活用や、今回解説しませんでしたがビッグデータとか、「データ」と言う単語を聞かない日々は無いと思いますが、上のようなことを意識して、データを業務として取り扱っているかで、仕事の進め方は少し変わってくると思っております。
で、それらは自社だで突き詰めるだけでなく、他社と情報交換をしながら、様々なヒントを見つけることは可能かとも思います。その一つが、 nestと言うユーザーコミュニティなのかなと。
私自身立ち上げ当初より絡んできていましたし、登壇もしたりしまたが、ここで学んだことも多くあります。是非とも皆さんもご参加いただき、データ分析、データ活用の事例を学んでいただければと思います。
またデータ分析やデータ活用は様々な切り口があり、その点については、別の機会にお話が出来ればと思っております。長々とお付き合いいただき有難うございました。