マガジンのカバー画像

智也の部屋

84
弊社のCOO(Chief Owarai Officer)であるF氏が綴る徒然なるあれこれを掲載しています。オリジナルはPGSウェブサイトに掲載中。各記事の続きが気になる方はウェブ…
運営しているクリエイター

記事一覧

境界線について考える〜重力の井戸の底で〜

先日、初めて対馬を訪れた。 国防の島として知られるこの島からは、天候に恵まれれば海の向こ…

Pleasure’2024~人生の快楽~

快楽について考える。 快楽主義者などと聞くと、自身の欲望のまま、刹那的な生き方をする人物…

Z世代とラベリングして論じる人たちのカルテ

Z戦士の闘いに夢中になった幼少期から約30年が経ち、僕もいい年の大人になった。 ここ数年、…

心理的安全性に関するかけ声が空虚な号令に終わる理由

エイミー・C・エドモンドソンが提唱した「心理的安全性」という概念。Googleのプロジェクト・…

相対的な世界で絶対的なものを見つける、それこそが生きるよろこびなのかもしれない

正義の色は玉虫色。この言葉にすがって生きている。 世の中の対立のほとんどが正義と悪の対立…

なぜ地方創生が必要かを考えてみた

あちこちに“地方創生”の言葉が並ぶ昨今。「地方創生に関わりたい。」という求職者の声も多い…

Fire&Forgetの考えを日常に活かす

「Fire&Forget」という言葉を聞いたことはありますか? この言葉は、目標を自動追尾し発射後はそれ以上の操作を必要としないミサイルのことを指す軍事用語です。軍事用語ではありますが、日常生活における心配事に対するアプローチとしても応用が可能と考えます。 人はしばしば、心配しても結果が変わらないにも関わらず、過度に心配する傾向があります。 僕も心当たりが沢山あります。 新人のまりちゃんにLINEを送ったのに、既読がつかない、既読がついても返ってこない、悶々として何度もス

臨死体験~Memento mori について考えてみる~

臨死体験のワークショップを受けてきた。昨年も受けたので今回で2回目だ。ワークショップの流…

エネルギーのぶつかり合いが世界を創造する~意味と浪漫~

誰しもがそれぞれの正義を持っていて、多くの対立は正義と正義のぶつかり合いである。 この視…

営業と哲学と私

自分がその職に従事してきた為、一定のバイアスがあることは認めるけど、営業はとても創造的で…

コミュニケーションのハノン

コミュニケーション程、その技術が軽んじられているものはないように思う。 生活の中でコミュ…

REM~すいみんのおはなし~

みなさん、特に徹夜や夜更かしをした訳でもないのに、日中に眠気を感じることはありますか? …

命の別名

最近、友人が自費でこれまでの人生を綴った本を出版した。 彼の外側で起きる事象と、それに呼…

“好きなことを仕事にしよう”について

“好きなことを仕事にしよう” こんなムーブメントが日本中を席捲しております。 もちろん、この考え方に異論はございません。ただ、この言葉が生み出している現象に若干の違和感のようなものを感じております。 その違和感の所以は、この言葉の解釈の自由度の高さにあると考えます。 「好きなことを仕事にしよう。」と発する側と受け取る側で解釈、意味づけは様々なのです。 好きなこととは何でしょうか? 僕は走ることが好き、映画を観ることが好き、お酒を飲むことが好き。 残念ながらどれも仕事に