『ソーシャルグッド転職』専門転職エージェント プロビティ・グローバルサーチ

「良い人材と良い企業をつなぎ、よりよい社会の実現を」をモットーに、優秀で「想い」がある…

『ソーシャルグッド転職』専門転職エージェント プロビティ・グローバルサーチ

「良い人材と良い企業をつなぎ、よりよい社会の実現を」をモットーに、優秀で「想い」がある人材と、社会課題に挑戦するような「想い」のある企業のベストマッチを目指す、ソーシャルグッド転職に特化した転職エージェント。人の才能と可能性が花開く社会の実現を願い活動しています。

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最近の記事

営業と哲学と私

自分がその職に従事してきた為、一定のバイアスがあることは認めるけど、営業はとても創造的で魅力的な仕事だと思う。 会う、本音で話してもらえる関係を作る、顕在化しているニーズを確認する、潜在化しているニーズまで確認する、ニーズに沿った最適な提案をする、クロージングする、納品する、お金を回収する、営業の工程を雑にまとめるとこんな感じだろう。 BANTを確認するだの、相手に選択肢を与えるだの営業の技術的な話は色々あるんだろうけど、相手との交渉が行き着くとこまで行けば、哲学と哲学の

    • コミュニケーションのハノン

      コミュニケーション程、その技術が軽んじられているものはないように思う。 生活の中でコミュニケーションの呪縛に縛られない者はほぼいない。好むと好まざるに関わらず、人は人とコミュニケーションを取らなければいけない。 良質なコミュニケーションを行うには、様々な能力を要する。 論理的に、構造的に理解し、伝える力。 相手の機微を感じ配慮をしながらも、言いたいことは言う胆力。 相手の話に解釈を加えずに聴き切る粘り強さ。 分かり合えないことを受け入れる潔さ。 列挙しだすとキリがないく

      • REM~すいみんのおはなし~

        みなさん、特に徹夜や夜更かしをした訳でもないのに、日中に眠気を感じることはありますか? 日本以外の国では、“日中に眠いことは異常”と捉えられることも少なくないようです。 OECD,Gender data portal2021: Time use across the worldによると、OECD加盟国33ヶ国中、日本人の睡眠時間が最も短い(7時間22分)ようです。当該調査の平均値は8時間27分なので、約1時間も日本人の睡眠時間が短いことになります。また、他の調査においては、

        • 命の別名

          最近、友人が自費でこれまでの人生を綴った本を出版した。 彼の外側で起きる事象と、それに呼応して揺れる内面について、飾らない言葉で生々しく表現されており、彼の壮絶で壮大な人生を追体験することが出来た。 そこには与えられた命への没入感があった。 最近、没入感を感じられないことがしばしばある。没入感を自分の中で強く認識してしまったせいなのかもしれない。 そんなものを認識の対象とすべきではないことは、頭では分かっている。 没入している人は没入どうのこうのなんて考えていない。

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        • 智也の部屋
          75本
        • たかゆうの部屋
          4本
        • 転職者の声
          9本
        • ソーシャルグッドキャリア研究所
          5本
        • イベント開催
          12本
        • 「いい会社」の変わり種求人情報
          6本

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          “好きなことを仕事にしよう”について

          “好きなことを仕事にしよう” こんなムーブメントが日本中を席捲しております。 もちろん、この考え方に異論はございません。ただ、この言葉が生み出している現象に若干の違和感のようなものを感じております。 その違和感の所以は、この言葉の解釈の自由度の高さにあると考えます。 「好きなことを仕事にしよう。」と発する側と受け取る側で解釈、意味づけは様々なのです。 好きなこととは何でしょうか? 僕は走ることが好き、映画を観ることが好き、お酒を飲むことが好き。 残念ながらどれも仕事に

          映画「PERFECT DAYS」の感想

          「春は桜 夏には星 秋には満月 冬には月 それで十分酒は美味い それでも 不味いんなら それは自分自身の何かが病んでいる証だ」 比古清十郎が放った言葉が本当だとするならば、ほとんどの現代人の多くが病んでいる。おそらく僕も病んでいる。 “丁寧に暮らす、足るを知ることの素晴らしさ” そんな言葉で安く形容することはしたくない。映画「PERFECT DAYS」についてどこまで表現しきれるかは分からないが、この物語については何らかの表現はしておきたいと思った。 この映画は渋谷区の

          ウェルビーイング-1.0

          「以前から意味も知っている:59% 以前から言葉だけ知っている:31% これまで知らなかった:10%」 2023年度にHR総研が実施したウェルビーイング&健康経営に関するアンケートのウェルビーイングの認知度に関する結果である。 調査の実施主体がHR総研であることを考えると、アンケート回答者の母集団と平均的な日本人の母集団の間には多少の乖離はあるだろうが、ウェルビーイングという言葉が十分に市民権を得ていると言っても差し支えない。 ウェルビーイングという言葉が広く普及しだし

          最後のフロンティア

          「世界は成熟し宇宙やメタバースにしか未知が残されていないように思えるが、本当のフロンティアは人間の中にある。」 今年、最も僕の胸を刺した文章だ。 この文章に出会った瞬間、その時は確か、地方のマイナー路線の人がほとんどいない駅で電車を待っていたのだけど、狂ったような高揚感が押し寄せてきた。 ここ数年、考えてきたこと、向き合ってきたことを、この文章がカタルシスに導いてくれた。 明快な文章であり、その通りだと思う。 人間の中(内面)にはまだまだ未開拓領域が残されている。人間

          自立とは依存先を増やすこと

          最近よく聞くようになった「自立とは依存先を増やすこと」(おそらく、最初に発言されたのは当事者研究で有名な東京大学先端科学技術センターの熊谷晋一郎准教授)。 このフレーズを口にすると、多くの人が「そうだよね。」と共感をしてくれる。一方で、どういうこと?と訝しげな反応を受けることもままある。 前者の方にはより理解が深まるように、後者の方にはなるほど、と思って頂けるように自身の実体験を交えながら書いていこうと思う。 “経済的に収入が複数ある方が自立的である” これはとても分か

          阪神ファンのおっさんが教えてくれた大切なこと

          「日本一やから!38年ぶりやから!飛び込ませてくれ!飛び込ませてくれ!」 SNSなどでも動画が話題になっていたので、ご存じの方もいるかもしれない。先日、阪神タイガースが日本一になって、とあるファンが道頓堀川に飛び込もうとしたが、警察官に取り押さえられた際に放った、何の混じりっ気もない魂の叫びであった。 SNS上では彼のことを揶揄するような動画などが出回っているが、実は彼から学ぶことがあると考えている。 僕たちは、それっぽい理由をつけることに慣れすぎている。故、自分の本音に

          “大人のすなバー”で一日マスターやったら色々いいことがあった話

          都内某所に、“大人のすなバー”という会員制のバーがある。そこで、1日マスターをやらせて頂いたので、お越し頂いた皆さんの顔を思い浮かべながら、その時の体験を振り返っていこうと思う。 1日マスターをやる、この行為は以下、大きく、「集客」「当日の運営」「終了後の連絡」に分類出来る。 まずは、集客。 どんな人に会いたいかなー?と自分に問うた。こんな人に来て欲しいというのを自分の中で整理した。 ①頻繁には会えていないけど会いたい人 ②ちょっと今の世の中の常識に違和感を抱いていそ

          “大人のすなバー”で一日マスターやったら色々いいことがあった話

          傘の下の君に告ぐ

          一見すると暴力的ではないけど、暴力的なもの。実はそんなものが世の中には溢れている。 この記事で紹介する言葉はそんなものの代表だと思う。 分かりやすく暴力的な言葉は僕たちの身近に沢山ある。 「お前のせいで」 「責任を取れ」 「何とかしろ」 BREAKING DOWNに出場する若者くらい分かりやすく暴力的だ。 ただ、この言葉は正に好青年の出で立ちで佇んでいる。一昔前で言うと無地の白シャツにダークスーツを纏うかのような。ついでにメガネもかけさせておこう。 がしかし、これ

          高藤悠子(たかゆう)noteについてお知らせ

          高藤悠子のブログは 高藤悠子(たかゆう)@ソーシャルグッドキャリア研究所 by PGS に統合いたします。 今後はこちらからお読みいただけますと幸いです。 人や社会は、いまよりも、もっとよくできる。 あなたの思いとスキルで、もっと未来は変えられる。 ソーシャルグッド志向の企業と出会える、ソーシャルグッドキャリア・プラットフォームのサイトはこちらから。 PGSのウェブサイトはこちらから。 転職市場を知るプロによる、転職ありきではないキャリアの壁打ちサービスを行っていま

          傷つける権利/傷つく権利

          中目黒にあるバーで、とある方と深夜1時過ぎに交わした会話から着想を得たことを綴っていこうと思う。 理想の社会を表現する言葉として、多様性、インクルーシブ、共生社会などの言葉が使われるようになって久しい。その中で、よく話題に上がる、障害者の方にとって生きやすい社会にしようという論。障害者の方への差別や、障害故に生じているバリアは取り除かれるべきということにもちろん異論はない。社会全体のISSUEとして、粛々と私的な活動、公的な活動の両輪でよりよい社会の実現に向けて、一人ひとり

          絶望の向こう側

          人間は根源的に変化・変容・成長したいという欲求をもつ生き物だと思います。 このこととは矛盾するのですが、安定した居心地の良い状態にとどまろうとするのもまた人間の性(さが)なのだろうと思います。一定の成功をおさめた経営者などはよくこのように言います。 「成功したければ、やるだけ。続けるだけ。誰でも出来る。」と。 このような言葉はX(旧twitter)などのSNS上に溢れかえっています。確かに、「やるだけ。続けるだけ。」は非常にパワフルだと思いますし、本当にその通りだと思い

          イニシア恥部

          地方営業所のドサ回りを一生続ける、そんな風に思っていた自分が企業の社会的責任やサステナビリティについて考えたり、企画を実行したりする部署に異動になったのが2019年4月。4年半ほど前である。 異動の内示を受け取ったときは、「何でオレやねん!?」と、この人事の意思決定をした誰かに盛大に突っ込みを入れた。“郷に入れば郷に従う”僕の好きな言葉ですが、異動するや否や、今ではつけなくなったSDGsのバッヂをつけて、金融機関やコンサルティングファームや国際NGOの開催するセミナーなどに