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節目ごとにギアチェンジ、3段階で行くというのもいいよね、という話

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。


正月というような1年の大きめの節目は実はいくつかある、ということをご存じの方もいらっしゃると思います。世界を見ていくと、暦というのは数が結構あります。主に日本のお正月の過ごし方について、これが今回のテーマです。以下の内容を毎年変わらぬベースとして捉えて考え、占星術的な配置からの毎年の意味はさらにここにプラスされることになります。
「お正月・三段活用方式」で自分の中のギアを無理なく起動させて、より1年の歩き方を円滑にしていきましょう!
 
皆さんがご存じのお正月が、1月1日、元旦と言われている、一般的に正月と言えばこの日だろうという時ですが、現在ではごく当たり前に使われています。しかしその始まりは最近のこと。
日本では明治の初めまでは別の暦を使っていました。
明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)としてグレゴリオ暦を導入。 日本ではこの時から現在の1月1日が1年の最初の始まりの日になりました。

「2024年1月1日」のお正月という第一のギア

会社がお安みになったり、商店や金融関係もお休みになります。ネット通販やチェーン店のようなお店が無かった昔はもっと多くのお店が長期的にお休みでした。なので年末の正月準備は大きく盛り上がっていた、という時代もありました。
これは、社会的なお正月です。
太陽の周りを地球が一周するという約1年365.242…日という「グレゴリオ暦」「新暦」でのお正月です。端数が出るので4年ごとにうるう年が用意されています。
社会的なお正月は、社会的な活動に関係する1年の大きな節目です。社会での切り換えのポイントでもあります。仕事上で共有できるということはおそらく大変便利であるということも理由のひとつでもあって、現在世界で多く共有している新暦での次のお正月は2024年1月1日です。

★よりよい使い方のポイント★
様々な拘束から離れて、電源を一度落とすかのように、仕事のことを横に置いて(横に置ける方は)休みらしく思い切り休みましょう。身体と心を休めることも目的のひとつ。また気分転換や趣味の時間を楽しむことで発散&チャージを。家のことや帰省などで正月は忙しいと決まっている方は、他の時期の正月をより意識的に使いましょう。正月明けになっても頭の中の計画は計画であってなかなか動き出すことも出来ないことが多いものです。社会の動きもゆっくりです。1月中は、イメージする、考える、計画するということに特に重きを置きましょう。

「2024年2月10日」のお正月という第二のギア

もうひとつは「太陰太陽暦」「旧暦」のお正月です。
こちらは、日本ではあまり使われていないような印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、アジアの諸国をはじめとして「旧正月」を使っている国々もあり、個人的に採用している方々もいらっしゃいます。
こちらは実際の季節の体感にも近く、さらに農耕や漁で使われていました。自然界の動きと心と体のリズムに合っているお正月と言われています。
何しろ太陰の陰とは「月」のことであり、その日々の動きによる節目です。
月の存在と日々の変化(月齢)は、私たちの心や身体と大きく関係していると言われています。特に女性の心身は月の動きに影響されやすいと言われます。2024年の旧正月は2月10日です。

★よりよい使い方のポイント★
自然界のリズムとの出会いに意識を向けましょう。心と身体に合った節目ですから、少しずつ季節の変わり目を感じ始める頃です。もうすぐ春がやって来る、という体感が起きやすいでしょう。3月に向けて、この一年の願いや計画についてより具体的に動かすイメージをしていきましょう。身体も少しずつ目覚めて動き出そうとしています。急がず、無理はせず、全体的には準備運動の段階だと捉えてみましょう。節分、立春とひとつずつ春が力を外に向かって発揮していこうとしています。新しい季節の芽吹きを自然界の中にも見つけてください。力強い生命力の力を見て、時に食べることでいただいて、自分の内側の力付けとしていきましょう。


「2024年3月20日」のお正月という第三のギア

さらにもうひとつ。
それは占星術でいうところの「お正月」です。
それは太陽が牡羊座に入ったという時で、それを「春分」と呼んでいます。
実際の物事が動き出しやすいのは、1月では無くて、ゆっくりと動き出す準備をしながらの3月の春分の頃からだと言われます。
12星座の始まりである牡羊座の1度というところに太陽が12星座の終わりである魚座30度から移動してやって来る、その春分が占星術的な視点での1年の始まりの節目です。
春分の日以降からを実際に動き出しはじめる節目として強く意識する方も多いです。2024年の春分は3月20日12:06になります。

★よりよい使い方のポイント★
いよいよ動き出すというタイミングです。社会でも別れや出会い、移動などが多く発生するシーズンです。桜の季節でもあります。
深く考えすぎずに、まずは動かせるところから順に動かしていく、というくらいが丁度よい時期です。動かしながら考える、起きてくる出来事を体験しながら考えつつ動かしていく、というのがいいでしょう。ざっくり言ってしまうと動き出すこと自体に意味がある、新しい挑戦、という感じです。新しい始まり、スタート感が強いでしょう。少しずつ動くことに慣れていくほどに、よりやりたいことや具体的な事がハッキリしてきます。

この三段階方式を意識することで、一度に急に動き出すのではなく、私たちも自然界の生き物として冬眠から目覚めへというように徐々に動き出していくことがわりと自然なのだな、ということが無理なく受入れられるようになっていきます。通常の社会的なお正月だけを大きな節目とした場合には、今ひとつ動き出しにくかったところもあったという方は、この「1、2、3」とギアを上げていく方式で徐々に活動量や内容を調整しながら進んでいただくという考え方もあるよ、ということで、使っていただけたらと思います。
いきなり頑張れなくても間違ってなどいないのです。

ところで私自身はこのお正月が関係無いという職業です。皆さんがお休みの時の方が逆に忙しくなることも少なくありませんでした。
年末年始に決まったお休みも決めていないのは、私の場合にはこの仕事を始めて最初からなので、もうずっとです。自分で決めることが可能なことが多いため、結果的に適度にお休みになる日や時間もあるので働きっぱなしということでは全くありません。どのお正月も私にとっては平日に近い印象なのですが、どちらかというと旧暦のお正月の方を自分の中での正月として意識しています。心と身体のお正月の方ですね。
さらに春分の日をいよいよ動き出す1年の節目として意識しています。

この年末年始もずっと仕事している人もいますよね。家庭の中のことで忙しい方、サービス業の方々や特殊なお仕事の方も大変お疲れ様です。


2023年はnoteで出会った皆様、読んでくださっている皆様、大変お世話になりました。新しいご縁や引き続き繋がってくださっているご縁に感謝です。また2024年にお会いしましょう。

どうぞよいお年をお迎えください。
2024年が皆様にとってより健やかで充実した1年になりますように。

あなただけのこの人生の物語を紐解いて歩きましょう。
昼の地球で、夜の宇宙で、丸ごと一日どうぞよい旅を。
cafe prizm sanaでした。


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