プライゼルという空間 ~プロローグ~

株式会社プライゼルという小さな小さな組織を1人で立ち上げたのは2018年の4月26日。

それまで色々と人とは違う社会人経験をしてきて、結果として「起業」した訳だが、今考えてみると、至極当然というか、成るべくして成ったのではないかな、と思う。

海外志向が強かった学生時代、17歳でアメリカのミネソタ州のそれはそれは人っ気のないド・のつく田舎に留学し、日本人なんて誰もいない現地の高校で・・・

毎朝、「ジャッキー・チェン!ハー!」と背中にパンチをしてくる1stグレード(日本でいう小学校一年生)に絡まれながら過ごした高校生活。

日本人が誰もいなかったのが幸いし、日本語に頼ることもなく、とにかく発音が通じない英語で授業を受け、会話をして、なんとか日々耐え抜いて(?)きたおかげで、生きた英語も身についたし、「弱音すら吐けず、とにかくやらなければいけない状況」で、ある程度は「逆境を乗り越える力」が身についたのだと思う。

あれだけ苦労することはもう二度とない、というか、学生だったこともあるので、大人の社会とはまた違う訳だが、今思い出してみても、あれだけの経験はもう無い(もう耐えられないかもしれない。笑)かなと。

逃げ道が無かったのが結果として逆に良くて、とにかく前に進むしかない、という経験は自分の人生においてものすごく重要な経験だった。

その流れ(?)で、オーストラリアで働くことになって、自信満々で社会に出てみたものの、蓋を開けてみたら、まぁ・・・自分の理想と実力が乖離していて「契約更新はNo!!」という結果に。速攻で洗礼を浴びたりもした。
※これも良い経験。元々、死ぬほど負けず嫌いな性格であるため、これで社会に対して「やってやるぞーー!」となったそうな(たぶん)

また、海外に出てみて良かったことは、「考え方が全く異なる人々と」何かをする、という経験。

日本でもそんな場面は多いが「あの人は合わないから嫌」とか言ってられない。なぜなら、そもそも考え方というか、もう、国が違うと、文化も考え方も異なって、全く理解できない事も多々あり、そんな人々とうまく折り合いをつけながら仕事を進めていかないと、1日で頭がパンクして病院行きになる(笑)

そういった海外での経験があったからこそ、社会人になって理不尽な事があっても(社会は理不尽だらけです。笑)乗り越えられることができたし、周囲の人々と協力しながらモノゴトを進めていく、ということが出来るようになっていた。

結局、社会も会社も仕事も基本的には「人」ありきなので、周囲の人々がいてこそ、成りなっているし、ことは進む。

今に至るまで、自分の力がすごかったから、と思ったことは無い。
起業できたのも、自分の力だけではない。

私は本当に人に恵まれていて、オーストラリアで社会の洗礼(笑)を受けた時も、日本でIT業界に入った時も、その後いろいろな経験(いずれNoteに書きますね)をした時も、必ずそこに手を差し伸べてくれる人々がいて、それは仲間だったり、上司だったり、部下だったり、お客さんだったり・・・・周囲の人々のおかげで乗り越えられたし、成長できたからこそ、今の自分がある。

そんな人々に恵まれて、自分の理想を目指すべく、全力で突っ走ってきて、ある程度緩急も付けられるようになって、今、株式会社プライゼルがあって、最高の仲間たちに恵まれて日々仕事をしている。

プライゼルとして何を大切にしているのか、どんな組織になっていきたいのか。
あまり大したことは書けないけど、少しずつ、ゆっくりと書いていきたいと思います。

プロローグ、なんてタイトルにしたけど、なんとなく一部しかかけず、
一番インパクトのある部分はきっと、

「あぁ、このなんとかって会社の社長、偉そうな事言ってるけど、ジャッキー・チェンって馬鹿にされながらパンチされたんだな」

くらいなもんでしょう(笑)

いいんだ、それで(笑)
だって、ジャッキー敬愛してますもの。
※話が訳わからなくなりそうなのでここまで

まとまらない最後になりましたが(笑)
また次回。adiós!




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