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規制への対応コスト

PrivacyPediaの管理人です。
今日は以下の記事を読みました。

AI規制、「岸田4原則」に欠けたコスト視点 新興企業に重荷 - 日経デジタルガバナンス (nikkei.com)

AI規制の制度設計に当たっては、開発資金の獲得や人材争奪戦が起きているAI業界に、多額の費用支出や有能な人材の労働投入を強いることにならないかというコスト感覚を持つことが求められる

AI規制、「岸田4原則」に欠けたコスト視点 新興企業に重荷 - 日経デジタルガバナンス (nikkei.com)

記事中では、森川正之氏の研究結果として、日本の政府規制や各種ルールに対応するための労働時間が総労働投入量に占める割合は20%以上と非常に大きいと紹介されていたので、ソースを探してみました。以下の論文が該当しそうです。

RIETI - 規制のコンプライアンス・コストと生産性

20%というのは大きな数字です。規制は安全安心の確保に必要ですが、経済成長への制約ともなります。バランスのとり方を議論していく必要があるのでしょう。また、企業においては規制対応の効率化が重要になります。


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