学生時代の人間関係 恋愛ごと多め

noteで書き残したこと。

クラスメイトのことを何度か書いてきたけど、自分の中で大きな印象を与えてきた人たちをあまり書いてないから、それを書きたい。自分の小中学生時代を書き直して、自分の人生を捉え直したい。高校はそんなに他人が関わらなかったし、今回はいいかな。

時系列はなんとなくバラバラだけど、あまり順を追わないで見てほしい。一応グルーピングはされているので。

あと先に謝っておきたいのは、当時の自分の知識に基づいて「男女二元」な話になってしまっていること。実際には「男子」でも「女子」でもなかった人がいたかもしれない。



幼稚園の時になぜか仲良くなった女子。体を動かすというよりは穏やかに交流していた気がする。よく家にも訪れた。小学校以降は中学含め9年間同じクラスになることがなく、仲良くする機会は無くなった。

この例に限らないけど、自分はクラスが変わるなどして会う機会を失った相手とはほとんど仲良くすることがなかった。高校以前の友達で今も仲が良い人は一人もいない。


小学校の時の通学班の面子。なぜか中学で同じ部活だった奴が多くて付き合いが長かった。

隣の家の男子とは小学生の頃にゲームなどでよく遊んだ。実に頭の良いやつだったんだけど、ゲームガチで、ポケモンで厳選をし始めてから私はポケモンを卒業した。中学まで同じ学校で、高校以降もたまに顔を合わせることがあった。スカイプで自分に成人式出席を問い合わせたのはこの人。はぐらかして行かなかった。

中学の部活からとりわけ仲良くなったのが数人。オタクがやたらに多かった。部活も帰宅も一緒だったし、公園で遊んだりカラオケ行ったりスカイプしたり。人生で一番時間を費やした関係性だったと思う。高校以降もちょっとは関係があったんだけど、もう交流はほぼない。


小学校時代にクラスで仲良かった人を思い出そうとする。びっくりするくらい低学年のときの友達付き合いが思い出せない。一人家で遊んだり男子がいて、なぜか彼は長く自分と仲良くしてくれようとしたことを思い出す。やがて自分はその子とは馴染めなくなった、気がする。

私はクラスメイトという「子供」が苦手なところがあった。

ゲームをするようになってから友達が増えたんだっけか。小学校高学年くらいになってからお笑いと「太鼓の達人」をきっかけに仲良くなった男子がいた。同じクラスのときにはずっと一緒にいたくらい。一人でも友達がいれば学校に居やすかったのかな。

正直、中学時代のクラスメイトとの付き合いもそんなもんだった。クラスが変われば付き合いはガクンと減った。


小学校の低学年から中学年にかけて、自分を好きになった女子がいた。その子は感情のコントロールがうまくいかない子だったみたいで、学校でも時々暴れてしまっていた。私はその子から告白されたこともあったが、受け止めきれずどうしたらいいか分からなかった。その子はやがて転校していった。

思春期の前くらいか、始めて「女子を好きになる」みたいな感じになったのが小学校高学年の頃。「あー、好きっぽいな」と自覚した。その女子と話すことが楽しかった。一緒にいて好ましい感情が一つの条件だったのだと思う。でもその頃には自分が見た目が良くないことを理解していたから、告白なんてはた迷惑なことはしなかった。「ブサイク」は「罪」だと思っていた。中学生の頃も好感は持ち続けていたが、交流はなくなった。

中学の部活は前述の通り知り合いがやたら多かったのだけど、それ以外で一番仲良くなった同じ部活の女子とは共通の趣味があった。その子に接するときには感情のコントロールに務めた。好きな男子のタイプを知っていたから、恋愛感情は持たないようにしていた。その子と交流がなくなってからは、その趣味からも遠ざかった。タイミングの問題かな。

そんな自分なのに、中学2年の時に人生で唯一で告白した女子がいた。クラスが同じで隣の席だった期間もあった。その子もオタクで、話すのが楽しかった。その子とはなかなかに仲が良かっただけに自分だけ好きな感じがしちゃうのが辛かったのか知らないけど、「好きなことだけ知ってください」的なことをスカイプで伝えた。その子は受け入れてくれた。クラスが別になってからは、自分だけがその子を避けた。顔も合わせたくなかった。「自分は失恋したことがない」という趣旨の記事を書いたことがあるが、その理由の一端がこれ。

中学の部活には先輩がいた。女子ばっかり。うち2人はオタクで、その2人と例の超仲いいグループが仲良くなった。毎日遊ぶ面子にも入っていた。そのうち1人は自分に告白してきた。「自分はやめたほうがいい」だったか「友達がいい」とか言ったんだかで断った。その先輩が卒業するまでは本当に友達でいてくれた。卒業したあとは一度しか会っていない。


中学3年、部活の超仲いいグループを介して別のグループとも仲良くなった。女子の友達の女子3人くらい、皆まとめてオタク。現実でもよく話したし、遊んだりもしたけど、スカイプでよく連絡を取った。

その中の一人が、私の人生での唯一の交際相手である。ある日スカイプをしているときに、相手が自分を好きなことがなんとなく感じられ、本人に問うてみたら本当に好きだったことが明かされた。

自分は好きではなかった。しかし、このときはスカイプのグループの空気、同じクラスに相手がいることを考えて告白を断りにくく感じたようで、自分はこれに応えた。この感情の温度差から私は彼女のことをこの後傷つけることとなる。私の加害意識、罪悪感はかなりの部分、ここから出てきている。

今思えば、その子とは相性が悪かったのかもしれない。その子が私を困らせようとしてきたこともあった。とはいえ、私の恋愛や性愛などへの欲望と軽率さが彼女を苦しめたのは自分の中の事実だった。最後にはひどい振り方をしたものだった。そうやって逃げることしかできなかった。傍目に見て、「恋愛」(ごっこ)していた自分はクズだった。

その子は部活の超仲いいグループと関係があったから、その子とのひどい恋愛を機に私は仲いいグループに会いにくくなった。何度かあったけど、自分の中のつっかえが取れなくて、自分から声をかけられなくなった。こうして、中学以前に仲が良かった人とはほぼ関係がなくなった。断絶された過去である。



この記事を書いてどうしたいか分からない。

ただ、ここ数日で自分の人生の課題として明瞭になった「罪悪感」とか「セルフイメージ」の根源の一部がこの経験から見えてくるんじゃないかなと思う。

「罪悪感」について考えるようになって、少しだけ自分の「幸せ」を考えるようになった。「自分は幸せになってはいけない」と思っていることが以前よりも輪郭を持って現れたからかな。

これらの経験は、書かれたことによって過去に葬られるわけではなく、書かれたことで厳然とそこにあり、向き合う対象となる、と思う。その向き合い方が分かってから、私は「罪悪感」と付き合えるのかなと思う。



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