優しい本

高校時代くらいによく読んだ本。


高校時代の私は弱くありたい日々だった。高一の入学早々から勉強することを頑張ろうとして、現実に起こる様々な苦しいことの中で生きねばならない時、家にこの本があったことを思い出して読み返した。何となく良い本だったことを覚えていた。

この本は人生訓が書かれた本である。本来の私の趣味ではない。

この本を好んだ理由は「優しい」と思えたから。たあ坊の笑顔が大好きで、言葉も優しくて、見るだけで心が洗われた。

私は「優しさ」だけが世界の根本原理であるべきだと思っていた。まあ今もそう。そういう優しさに戻りたくてEテレに回帰したのがこの頃だったな。

なんで皆こんなに優しくないのだろうと思いながら生きている。優しさなんてもっとも先に消え失せる資源なのかもしれない。今の状況を見ても。

自分も優しいかは分からない。もっと優しくありたいと思い続ける。そういう人たちで集まっていられたらいいのにな。


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