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眼窩底骨折[治療記その9]手術後246日目の話と手術後469日目の話

どうもトシです。今回は

眼窩底骨折、手術後246日と手術後469日目の状況の話

(眼窩底骨折した原因の話はコチラ↓)

眼窩底骨折(吸収性プレートを入れる手術)から、手術後246日目

2019/7/4

ケガしたあと、2018/11/1日に眼窩底骨折した患部に吸収性プレートを入れる手術をして全治7年?と言われた僕ですが、

2019/1月には打撃の練習も再開しています。

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(一応、相手のパンチをかわしながら、右の掌底で相手のアゴを打ってます……わかりにくいw)


さて、眼窩底骨折が症状固定になったものの、まだ眼窩の骨の代わりに入れた吸収性プレートが骨になったワケではないので、
患部の眼球付近に打撃はもらえません。

(回復前に衝撃を受けたら「眼球がプレートごと陥没する」ので、陥没した眼球とプレートをほじくり出す手術をしないといけない)

金も入院も身元引き受け人も必要な手術だし、そもそも次は失明の恐れがある。


……でも、他人にはその苦しみも苦労も伝わらないんよね。

練習中に目を過剰に守っていると相手に笑われます。

まぁ、そんなケガしたことない人に全身麻酔の手術がいかに面倒な手続きが必要で、元の状態に戻るのがどれだけ大変か?なんて伝わるワケがない。


我が家の家訓に
「人の痛みは千年でもこらえられる」というモノがあります。

(他人の痛みはわからない。[だから、理解しようと努力しなさい。]という意味)


他人の痛みや苦労なんてわからないモノだから、理解しようとしない人に自分の痛みや苦労を伝えたって時間の無駄。


ただ、「なめやがってコノヤロー」

と怒りをエネルギーに変えてハードなトレーニングをする事にしています。

(内容的な話だと、スパーリングの工夫と高強度インターバルトレーニングを多めにして代謝を高め、煮干しやマルチミネラル、プロテインなどの(骨の材料)を補充して骨を修復しやすい栄養状態を作る。などなど)


ケガをしちゃった事は、無かった事にはならないワケだし、
せっかくだから、ディフェンススキルの向上や新しい技術の向上。
柔術のスキルの向上などなど、プラスにしていきたい。

実際、自分も眼窩底骨折してプレート入れる手術をするまでは、こんな苦労があるとは思ってなかったワケで、
このケガをしたおかげで、同じケガをした人をサポートできる。

「ピンチはチャンス」を合言葉に頑張って行きたいと思いますw


眼窩底骨折(吸収性プレートを入れる手術)から469日経過時点の状況

(2020/2/12)

吸収性プレートを入れる手術をしてから、1年と100日 くらい経過した現在の患部の状況は、

目の下の異物感は普通に生活をしている分には感じなくなりました。

パソコンの画面やスマホを見過ぎた時に、 眼精疲労が発生している時に、 やや異物感を感じる程度ですね。


手術をしてから約1ヶ月でスパーリングに復帰していますが、
術後469日経過した現在でも、患部に直接打撃をもらわないように注意しています。

衝撃によって眼球が陥没するかどうかは、 実際に打撃がもらってみないとわからないので、 やはり注意しておくに越したことはないという判断から、 強い衝撃はもらわないようにしています。

普通の生活をしていく分には術後2ヶ月くらいでほぼ不自由がなくなってきたものの、
打撃系格闘技への試合に出る選手としての完全復帰はまだ時間がかかりそうです。


今後も何か変化を感じたら、ネットに記録を残していきたいと思いますね。


オマケ:試合中に眼窩低骨折をした、井上尚弥が本当にスゴい選手だと思った話↓





(眼窩底骨折した時に受診する病院の話はコチラ↓)


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