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今、競馬が最高に面白い!! 世界最強の牡馬イクイノックスと国内最強の牝馬リバティアイランドが激突?!! どっちが最強か?!!

こんにちは。

このコラムでは、今まで何回か最強馬2頭のニュースを紹介してきました。
それは牡馬(男の子)イクイノックス(4歳)と牝馬(女の子)リバティアイランド(3歳)です。

イクイノックスについては1年前の天皇賞の驚きの末脚を紹介しました。
2022年一番興奮した競馬GIレースは?

そしてリバティアイランドについては、今春の桜花賞での、こちらも驚きの17頭抜きについて紹介しました。
リアルウマ娘!! 牝馬対決、桜花賞でのリバティアイランドの驚きの15頭抜き!!

このイクイノックスとリバティアイランドはこの秋も圧倒的に勝ち続けています。
まず、10月15日に京都競馬場で行われたG1レース秋華賞では、リバティアイランドがほぼ圧勝の走りで1位となり、G1レース通算4連勝(負けなし)を達成しました。しかも3歳牝馬限定レースである桜花賞、優駿(オークス)、秋華賞の3つを同時期に達成し、牝馬三冠の名誉を手にして国内最強牝馬となりました。
しかも、まだ3歳、成長のピークは今からとなります。まさに今、一番乗りに乗っているリアルウマ娘となります。

対するイクイノックスは、先週末10月29日に行われた天皇賞(秋)にて、こちらも圧巻の走りで2着以下に差をつけ、ぶっちぎりの勝利を手にしています。しかも、この勝利には天皇賞の「レコード記録」更新という驚きの出来事もありました。
イクイノックスの勝ちタイムは1分55秒2で、2011年にトーセンジョーダンがマークした従来レコード1分56秒1を1秒近く縮めた驚きの新記録です。騎乗のルメール騎手も、終わってから「時計をみてびっくりした」とコメントしていました。
実はこのレース、イクイノックスは常識では考えられない走りをしていました。前半、逃げ馬がスピードを出すところに3番手で食らいつきながら、後半もさらにスピードを上げて他馬を置いていってしまいました。普通、競馬は逃げ馬で前半勝負か、追い切り馬で後半勝負か、というのが常識ですが、イクイノックスは最初から最後までフルに、力が落ちずに圧勝しているのです。
この馬、普通じゃない!!

ちなみに、イクイノックスも、これで昨年からG1レース通算5連勝(負けなし)を達成しています。そして、何よりもイクイノックスは「ワールドベストレースホースランキング」で現在1位をキープしています。要するに、イクイノックスは現在、日本のみならず、「世界ランキング1位の馬」になっているのです。
これは、今年2023年3月に開催された海外G1レースの「ドバイシーマクラッシック」でも見事に勝っている(1位)からと思われます。

そして、なんとなんとです。この世界最強馬イクイノックス国内最強牝馬でまだ成長過程にあるリバティアイランド11月26日のG1レース、ジャパンカップで激突することが決定しました。
やばいです。競馬ファンは手の震えがとまらないですね。

この最強4歳馬に3歳女王がぶつかる、同じ構図のジャパンカップがなんと2012年に行われていました。当時、国内で敵なし、世界ランキング6位までいった最強4歳馬のオルフェーヴルと、当時、3冠牝馬のジェンティルドンナが激突したレースです。この時は、なんと最終直線でオルフェーヴルと並んだ3冠牝馬のウマ娘ジェンティルドンナが接戦となり、最後は首の上げ下げで決まるハナの差でジャパンカップを勝ち取るという劇的な幕切れとなりました。

今回も総合力ではイクイノックスが優位ですが、成長過程にあるリバティアイランドがどこまで食らいつくのか、本当に楽しみです。

そして、もう一つ見逃せないのが、ジョッキーからみた世紀の一戦です。イクイノックスに騎乗するのはC.ルメール騎手、対するリバティアイランドに騎乗するのは川田将雅騎手です。この二人、実は毎年、年間リーディングジョッキーを争っているライバルなのです。

ここ5年間の結果をみてみると、
2019 1位 ルメール 2位 川田
2020 1位 ルメール 2位 川田
2021 1位 ルメール 2位 川田
2022 1位 川田 5位 ルメール
2023(途中) 1位 ルメール 2位 川田

ルメールさんと川田さん、常にデッドヒートですよね。まさに最高のライバルという感じです。私は二人とも好きな騎手なので、どちらが勝っても嬉しいですが。競馬ファンはもちろん、普段、競馬をみない人もこの一戦は、生涯、語り継がれるくらいの世紀の一戦です。ぜひ一緒に楽しみましょう。

そんな願いを込めて、イクイノックスーリバティアイランドの馬連を買おうと思います!!
(オッズはほとんどつかないと思いますが…..)

それでは。

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