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2022年一番興奮した競馬GIレースは?

こんにちは。

今週日曜日クリスマスの日に行われる有馬記念、楽しみですね!
暮れの大一番だけあって、タイトルホルダー、エフフォーリア、そして今回の記事の主役イクイノックスなどそうそうたる強者が集結します。

さてこの記事は「今年一番の興奮したレースは?」ということで今年行われたG1レースの中で、10月30日に行われた「天皇賞」を挙げたいと思います。

この東京競馬場で行われたG1レース「天皇賞」、皆さんご覧になりましたでしょうか。

近年まれにみる凄まじいレースでした。

JRAがYOUTUBEを公開しているのでリンクをつけておきます。まずは見てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=K5MPVfVpI7A


勝ったのは一番人気の「イクイノックス」でしたが、レース展開は度肝を抜くような、結果2着の「パンサラッサ」の大逃げ。

「パンサラッサ」は早々に先頭に立つと、1000メートル通過時点の時間が57秒4というハイペースでそのまま2着との差をどんどんひき離していきました。

コーナーを曲がった時には「パンサラッサ」1頭が遥か先を行き、その後ろに、大分離れて他の馬の集団がいるという、ちょっと稀に見る光景でした。

その時の「イクイノックス」ルメール騎手のコメントがそれを物語っています。「え?ってなった。正直間に合わないと思った」

あまりに2着との差が遠いので、このまま「パンサラッサ」が楽勝か、と思っていた直線、なんとまさかの「イクイノックス」の驚異的追い込みで差し切ったのです。

「その時、イクイノックスの長い手脚が軽やかに力強く躍動し始めた。一歩ずつ大きくなるパンサラッサの背中、大きくなる歓声、近づく、並んだ、かわした、あまりに遠かった目標はゴールの瞬間、1馬身後方にあった。」
(ルメール騎手からの視点)

いや、まずコーナーを回ったところで大逃げのシーンを見た時には鳥肌がたちました。さらには、絶対にこれは届かないだろうと思われた15馬身差に「イクイノックス」など後続馬が追いついた瞬間に全身が震えましたよ!

これが競馬の醍醐味なんですね。

例えば、人間のレースだと、遥か彼方に1番手がいたら、直線でそれをとらえることは同じ実力者であれば相当難しいと思います。

しかし馬の走るスピードと瞬発力はこの圧倒される先行馬への追い込みを可能にします。

大逃げで、あと少しで勝ちを手に入れそうになったパンサラッサもよく走りました。そして、それをめげずに差し切ったルメール騎手とイクイノックスも立派。

さて、改めて25日の有馬記念、このイクイノックスの驚異的な差し切りがまた見られるのか、それとも!

今から楽しみです。

それでは。


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