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「あいま」にいる人も生きやすい社会に

こんにちは!プリンセススクゥエアーの笠原です。

「LGBT」という言葉が至る所で聞かれるようになりましたが、この4つのマイノリティに当てはまらない方も少なくないということはご存じでしょうか。


様々な「ジェンダー」「セクシュアリティ」のあり方

プリンセススクゥエアーはLGBTなどの性的少数者の方で住宅購入を希望される方のサポートを行っていきたいと思っています。過去に出会い、ご支援させていただいた方には、「LGBTにはあてはまらないセクシュアルマイノリティ」の方がいらっしゃいました。

参照:

個人的な私の友人や知人にも、「FtX」の方(自分自身をトランスジェンダーだと思ってはいるが、「女性から男性になりたい」と思っているわけではなく性別を決めたくない方)、「アロマンティック・アセクシャル」の方(恋愛感情や性的欲求を抱かない方)がいます。

また、私自身も「バイセクシャル女性」と名乗ってはいますが、高校生や大学生くらいの時はまだ自分自身の性的指向に確信が持てずにいました。昔の私のように、まだ自分自身のことがはっきり「こう」とわからない、「クエスチョニング」の方もいらっしゃいます。


「あいま」にいる人が苦しまないコミュニケーション

ただ、人はどうしても「理解したい」「自分の知っているカテゴリーにあてはめたい」と思ってしまうものです。

ですから、わかりやすく社会に知られているカテゴリに当てはまらない方は「あなたって本当はこうなんじゃない」と決めつけられたり、「勘違いなんじゃない」と言われたり、興味津々に聞かれたり、「女か男かどちらなんだろう」とじろじろと見られたりと、嫌な気持ちになることも少なくありません。

個人としても、様々な性自認・性的指向の方が居心地の悪い思いをしなくて済むように「決めつけない」言い方をしたいですし、自分自身について話してくれたことをそのまま受け止められるように気をつけていきたいと思います。

以前、弊社でLGBTsの方がいらっしゃった時の窓口を担当している飯沼のインタビュー記事で、こんなことを書きました。

引用:

お一人でお越しになったお客様に「なんで単身だったんですか」という言い方はとても失礼になってしまいます。ですので、「今までご縁はなかったんですか」など様々な言い方で探り探り聞いていきます。また、家をご覧になるときにお会いしたことのない方と一緒にこられた場合、「その方も一緒に住むんですね」と決めつけず、「今後はどうお考えになっているんですか?」とオープンな聞き方をしています。他には、なるべく主語を入れずに聞くことで「実は……」とお客様から話しやすいようにしていったり。
メンバーに対しても「答えはお客さんにあるんだよ」という教育を徹底しています。多くを言わず、お客さんが言った言葉を正確に捉えるように伝えるようにしています。

こんなふうに、「相手が女性(男性)だろう」「パートナーがいる(いない)ということはこうなんだろう」と決めつけずに、相手のことを知るコミュニケーションができるよう模索していきたいものです。


もっと自由な「家族」や「家」のあり方が咲き乱れる社会へ

そんなふうに、本当に多様な性自認、セクシャリティの方が生きにくさを感じずにいられるコミュニケーションが増えていけば、きっと社会が明るくなり、誰もが自分らしく生き生きと過ごせるようになるのではないでしょうか。

結婚している方も、同性カップルさんも。
自分自身の性のあり方がはっきりしている方も、まだモヤモヤしている方も。
同性で一緒に暮らしているけれど友人同士で支えあって暮らしています!という方も。
一人で暮らすのが自分の性格にはあっている!という方も。
人間だけで暮らしている方も、動物と一緒に暮らす方も。

どんな方も白い目や好奇の目で見られたりしない、いろんな「家族」や「家」のあり方が咲き乱れる活力ある社会になっていってほしいですね。

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Twitter : https://twitter.com/princesssq_lgbt
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