久しぶりの友達は
黄色い目の
黒猫だ
最近、暑いから散歩の一部を朝にしてるんだが
見つけたんだよな 猫
それも一匹じゃない 今のところ、黒いのが4匹いる
白とか茶トラもいたが、今のところ仲良くしてくれてるのは黒が3匹だな
ここはいい場所だ 気に入った
俺と猫とその他の微量の生物以外は何もいない
俺以外の人類が消えたみたいな場所だ
ここにいるとあったけぇよ
抱きつかれると腕もあったけぇ
あったけぇって事は、冷めてたんだなって思う
まったく自覚がなかったし
震えとかもいつからかほとんど感じなくなったが
ここにコンセントとWiFi引いて
ここで作業してぇ…
フリーWiFiとかねーかなぁ
ねぇよなぁ
猫がいて、朝日が登る
俺にとっての世界が正しく回っている
そして、日が登れば
俺の「人間」としての日常が始まる
もう、人間失格と言っても差し支えのない人生だが
人の世は、お前らの世界より少し冷えるな
酒を鎮痛剤代わりに、醜い浮世を生きるよ
お互い、やることあるだろうしな
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