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【実験記録】間引いた植物を植え直した所感(1回目)

11月から家庭菜園して、色々施行しながらやった物として
「間引いた植物を食ったり捨てたりせず、植え替えて育てる」という事をしたので、その結果を実験記録及び所感として記す

対象植物

時なし子かぶ

なぜやったのか

まだやれるだろ?

よく、「植物 間引き」で調べると、追加サジェストに「可哀想」って
追加があって、これ見た時
「相手には感情がないから可哀想もクソもないだろ」って思ったんだけど
なんか、俺もその気持ちは若干わかる

11月当時のやつら

たしかに、なんか今見ると「可愛い奴らだ」と思う
命というか、「未来」だけを感じるんだ(抽象表現)

ただ、こいつら、このまま育つと
「居場所と栄養を奪い合う」状態になるから
間引くって作業が必要になる

このまま育つと、こいつらは日当たりを求めて互いに争う事になる

そして、間引いた奴ってのは基本的にベビーリーフになるが
これは双葉なので、対して食料にならんから
捨てることになるんだと思う 普通はね

ただ、なんか可哀想というより
今芽生えて、これから生きようとしてるコイツラを
俺の都合で処分していいのか?
(お姫様固有表現の「処刑」ではないのは、こいつらに罪はないため)

っていう気持ちがある

「処分」したくない

「ベビーリーフ」して食べるならいいのだが
せっかく芽生えて、これから生の喜びを感じようとした奴を
俺の都合で「処分」してなかったことにする

なんかこれは、俺の中の「理念」に反する行為だと思ってる

こいつらにはまだ「意味」がある

まだ「意味」があるものを
俺の都合で「無意味」にしたくない

だから、こいつらを植え替える事にした

植え替え

親が前、植物育ててたプランターへ移植

間引いたやつをここへ移植した

発芽した瞬間から、明らかにクロロシス(黄変)の兆候があった奴以外
ここに植え替えてみたが、土の状態を見る限り、俺はコレを

保水性もなく、へんな根っこの破片だらけで
 まともな環境ではないから、たぶんこいつらはマトモに育たんだろう
」と思った

作業中に思ったこと

普通に手で引き抜いたけど
どう優しく引き抜こうとしても
なんか「切れたらいけないものが軽く切れる感触」がして
明らかに「根っこにダメージが入ってる」ってのがわかった
この時点で、ちょっと嫌な予感はしてた
”嫌な予感”はしてた

一応、土の栄養素が不足してそうなので栄養剤投与

左上の奴は、ちょっと駄目そうだから、ここで眠らせる(優しい表現)にした

ダイレックスで10本99円あたりで売ってた
植物栄養剤を投与することで、いちおう「土の栄養素が少なそう」という
問題に対して、「俺が思った最低限のアプローチ」をしておいた
正直、あんまり期待はしてなかったが

また、別の使用済みプランターにも移植した

途中結果

ああ、なんか雲行き怪しいな

なんか、見るからに元気がないんですよね
上の方のやつらが明らか萎れてるというか
なんか「死相が見えるぞ」って感じ

やっぱネットに書いてあるとおり
ベビーリーフにして食うか、捨てるかしかなかったのかなと

植物栄養剤のうち、2本が想像以上に投与されてしまう

俺が適当に挿したせいで
植物栄養剤4本のうち、2本が想像以上に流出するという事態が発生した

こんなクソいい加減な状態だ。もうなんか失敗確定かな」って思った

結果

なんか立て直した

固形肥料は、思いつきで100均で買った置肥 これもたぶん影響してそう

死相が見えたのに、死に向かうどころか、むしろ元気じゃねーか

真ん中の白いプランターが、植え替えしなかった
「腐葉土だけで育ててる」純粋な奴らなんですけど
葉っぱの色とか見ると分かる通り
むしろなんか「植え替え組」のほうが元気なんですよね

本葉も大きいし、双葉もいずれ役割を終えて
双葉の葉緑素を本葉に移行させて枯れるんですけど
「植え替え組の双葉」はめちゃくちゃ緑なんですよ

どういうことかというと
植え替え組は双葉の葉緑素を本葉に移動させるほど切羽詰まってない」って主張してるんですよ
もっというと「バチクソ余裕ですw」って言ってるんですわコレ

お姫様の分析としては
「植物栄養剤4本のうち、2本が想定外に流出した」んですけど
その結果「痩せた土に再び充分なマグネシウムや窒素が補充」されて
逆に生育に困らん状態になったんだと思う

で、その上でお姫様的に「保水性が無い土」だと矮小化してたけど
これ、逆に言うと「水はけが最高で通気性抜群の土」なんですよね
つまり、「根っこが伸ばしやすい土」だと思うんですよ

で、こいつらは植え替えのダメージを乗り越えて
「根っこが伸ばしやすい土」と「各種栄養がたっぷりある土」を得てる
この状態で育ったら、どうなるかってのは素人でもわかると思う

お姫様的には「これは最悪の土」って思ったんだけど
この土は「過去に植物が育った実績」がある土なんですよ
「俺の素人判断」と「過去に植物が育った実績がある土」
どっちのほうが信頼できますか?って話で
俺は、そこに気づいてなかった

今となっては

ばちばち元気

ばちばち元気ですね
他の奴らよりも「葉っぱがでかい」んですよ
なんか「ちょっとやそっとじゃこいつら枯れんだろうな」って思う
生命力がやばい

双葉すらまだ緑

余裕ぶっこきまくりですね

しばらくして双葉は枯れる

さすがに永遠ではないが
ちゃんと子カブとして肝心の「根っこ」も膨らみの兆候を見せる

ちょっと狭苦しいけど、これ以上植え替えを決行すると
ダメージありそうだから
土の元素バランスだけ整えて、頑張ってもらう予定
太陽光はこれでもまんべんなく当たるはずだから
あとは栄養だけ全体に渡るように配分すれば収穫まで行けると思う

考察

本葉が芽生えるまでの植え替えは、わりとうまくいく

植え替えた直後はダメージの兆候を見せるが
ある程度したら回復した

生存率はほぼ100%といって良い

おそらくは、「双葉に元々ある栄養素のおかげ」で
ダメージ受けて根っこからの栄養吸収や光合成が一時的にできなくても
双葉の養分でそれなりに持ちこたえる事ができたのではと推測する

「植物栄養剤」によるサポートは必須だと思う

おそらく植え替えのダメージで
根っこが「地中の栄養素をマトモに吸える状態」ではないので
植物栄養剤、人間でいう「栄養ドリンク」みたいなのが必須だと思う

ダメージケアは必須であるが
まだそこまで成長せず双葉の栄養素でやりくりできるうち」は
双葉の状態で植え替えてもそこまで致命傷にはなりづらい印象

含みのある言葉が多くない?

そう、「双葉」で賄えるうちは、たぶんわりと植え替えはうまくいく

この後、「本葉がある程度出てきた状態」で植え替えたけど
色々と「問題点」が発生したので、次回はそれを記述しようと思う

問題点を予告程度に言うと「生存率100%にはできなかった

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