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ドン・キホーテ振り付け始まる。ヴァイオリンはもしかしたら「シンドラーのリスト」かも?

8月のバレエの発表会の振り付けが始まりました。
ドン・キホーテの第一幕です。

友人のリオさんと、木曜日は昼のバレエクラスに通っていたのですが、昼クラスのほとんどの人が踊る第2ヴァリエーションに私の名前はなく、、今日から夜のクラスに行くことに。
夜のクラスの、Yさん、Tさん、Oさんが発表会で一緒に踊る第4ヴァリエーションメンバー。頑張ろう。

第2ヴァリエーションのリオさんとは、しばらく木曜日は別のクラスになるけれど仕方がないわね。
日曜日は全クラス一緒だからその時会えるわね。

Yさんも、Tさんも、Oさんも同年代でバレエをずっと続けている優しく美しい方たち。夏までこのメンバーで第4ヴァリエーション。よろしくお願いいたします!

振り付けが始まると頭のなかはずっと音楽が流れている。
一日中、気がつくと振り付けの確認作業をしている。

実は、この振り付け確認作業が、発表会に向かうとき一番好きかも。
一番夢中になれる最初の期間(だんだん思うように踊れなくて辛くなるから最初が一番楽しい)

どんなふうに表現したら素敵かしら~とうっとり考えながら頭や身体に覚えさせる。

オープニングの振り付けは終わりました。
扇子使いが難しい。
テンポが早い。
ドンキだものね(笑)

トロい私、頑張れ~(ヴァリエーションの他の三人は、とってもキビキビしているの)

第4ヴァリエーションは最初のほうだけ振り付けを習った。今日の夜レッスンで続きを習う予定。

私はいつも夜の9時には眠れなくてもお布団に入っている。
今日からレッスンは夜10時まで。
帰宅してお風呂に入ったらお布団に入るのは11時になる。頑張れわたし。

若い頃は、当たり前に夜のレッスンを受けていた。昔を思いだそう。
自分はワカいと暗示を。。(バカいなら自信あり)
夏までちょびっと自分に負荷をかけてみよう。
だってやっぱり発表会は楽しい。

子どもの頃は人前が苦手だったのに、ほんとに不思議。人前で踊ったり弾いたりなんて、一番苦手なはずだったのに、、
なんでこんなに楽しくなったんでせう?

ひとつは60代になったからかもしれないですね。
若い頃には許されなかった失敗も「あのお年でがんばっていて偉いわ~」と笑顔で認められたりしますから(私の思い込みかしら)

歳を取るって、ありがたい(笑)

そうそう、ヴァイオリンも11月に発表会に出ることに。

「去年の<人生のメリーゴーランド>、とっても良かったよ。
今年はジブリじゃなくて映画音楽とかにする?」とヴァイオリンの先生に言われました。

去年の11月、ふうちゃんのお宮参りの翌日がヴァイオリンの発表会でした。

夫もワンコと留守番で、誰も知り合いは聴きに来ていなかったけど、なんだか愉しくて伸び伸びと弾けたのだった~(笑)

映画音楽、、
つい口に出たのが「先生、<シンドラーのリスト>は?」

シンドラーのリスト、、
昔見て、ストーリーも忘れたし、音楽自体も忘れていたのに何故か突然口から出てしまった。自分でビックリ。

「シンドラーのリスト、うんうん、いいかもね。シネマパラダイスもいいかも。ゆっくり考えよう」と先生。

帰宅してYouTubeでシンドラーのリストを聴く。ああ、この曲。
胸がキュンと締め付けられるようなヴァイオリンの音色だなあ。。と思った記憶だけが頭に残っていたのだ。

早速Amazonで「シンドラーのリスト」の楽譜を探すけれど見つからない。
メルカリでピアノ楽譜を見つけた。急いで注文。すぐに届いた。

ピアノ譜なので、自分でヴァイオリンの指番号を記入(見出しの写真)

いい曲だなぁ。
心に染み入る。
ただし、的確な音程と感情を込める実力が必要(泣)

私はヴァイオリンは哀しげな曲が好き。。

ただし哀し過ぎてもいけない。
根底には明るい希望があるけれど表面は暗いような、短調と長調の繰り返しが好き(日本人だからかしらね)

大好きな藤井風くんの曲も、めちゃくちゃ明るいわけでも暗いわけでもなく、その中間を漂っている。

なんか暗いのか明るいのか、やる気あるのかないのかみたいな雰囲気が昔から好きだ(夫からは、まりりんの辞書には努力根性という言葉なしとよく言われる)

ヴァイオリンはそんな私の性格をよく表してくれる。だから大好き。

だけど、、
バレエは情熱の国、スペインのドン・キホーテ!
20人の仲間と思いっきり笑顔で楽しく踊ろう!

バレエレッスンは思い切り明るく元気よく、そしてシンドラーのリストで哀しみに浸ろう。。

人生も長調と短調の転調が面白味よね。

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