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私が寝込んでいる間に夫の勤める会社で大変なことがおきていた

実は私が牡蠣に当たって自宅療養して寝込んでいる間、夫の勤める会社で大変なことがおきていました。

ずっと鬱で休んでいた部下の男性(50代独身)が、自宅マンションで亡くなられたのです。自死だったそうです。
夫はいろいろ相談に乗ろうとしていたからショックだったみたい。優秀な男性だったそうです、、

夫の職場で身近なかたが自死されたのは三人目。

夫が若い頃、「あとはお前に任せる」と言って翌日、職場の先輩が自死されたことがあったそうです。夫はショックだったろう。

私は全くというくらい夫の仕事のことは分からない。夫もほとんど話さない。
職場はストレスだらけなんだろうなあ。

先週、会社からの夫のラインに返信した。
『大変だったね。お気の毒に。私もメンタル弱いから不安』
『鬱は真面目で責任感が強い人がなる。
まりりんは真面目だけど、自分が無理なことは投げ出す勇気があるから大丈夫!
一見、弱そうだけど実は頑固で強い』

な、投げ出すのか私~。
確かに私には責任感というものがあまりない(笑)
ほとんどないかも。
無理だと思ったら投げ出して生きてきた。
夫との関係も何度も投げ出した(結婚してからも若い頃は時々)

わたしは、若い頃から体力も心も自信がないから自分に無理だけはしないようにしてきました(どんだけ自分大事?)

たとえば徹夜なんか、若い頃友達はしていても精神的にも体力的にもヤバくなると思い挑戦したこともない。

自分をかなり甘やかしてきた。
それは自分が弱いと思っていたから。

パニック症状が出た若い頃は、ほんとに夫だけが救いだった。
夫がいないと息が吸えなかった。
あの頃はほんとに弱かったと思う。

社会人(小学校教師)になって3年目にパニック症状が出ました。
同学年の6歳年上の同僚の女の先生からいじめを受けて精神的に参っていました。
もともと仕事に向いていなかった。
月曜日の朝は蕁麻疹が全身に出るし、血尿も出ていました。
社会で働くには向いていない人間だったのかな。
年配の先生方には物凄く可愛がられたんだけどそれがまた反感を買ったのかもしれない。

パニック障害になってから、彼だけが頼りになってしまった。

学生時代は何度も「あなたのこと、好きなのかよく分からなくなったの」と言って別れ話を切り出した。

結局いつも彼に説得されてダラダラ付き合うことに。。

「俺は失恋の経験はないばってん、まりりんから何度も別れてやら言われたから、全部足したら失恋一回分にはなっとうばい」ってよく彼は言ってた。

彼と私は別の大学だったけど、私は出会いを求めて?大学の帰りに大学生ばかりが集まる英会話スクールに内緒で通いだしたりしました(ひどい彼女よね)

結局、彼が知ってすぐ英会話スクールにも入ってきて(すぐ公認カップルに認定、トホホ)、私は高校以来、全然他の男性と親しくなることもないままでしたよ、、

こんな私のどこが良いのかわからないけど、私が逃げよう逃げようといていたから長続きしたのかな。
結局8年も付き合いました。

パニック障害になってからは全く別。

私は片時も離れたくなくて(息が吸えなかったから)すぐに結婚してと迫り、ノイローゼのような私を彼は受け入れてくれました。

貯金も何もなくて彼の実家の二階で暮らし始めましたが、とにかくパニック症状が怖いだけの毎日だったので一緒に居られるだけで幸せでした。

いま、考えてみると。
夫と結婚して38年、のほほんとバレエしたりヴァイオリン弾いたりしているのも、すべてパニック障害のおかげかもしれないわね。

今もすこし症状は残っている。
夫といる時間は安心の時間だ。別れたいとは思わない。

パニック症状がなかったら果たして幸せな結婚生活を送れていたか疑問だわ。
我慢が足りない私はなんでもすぐに投げ出してしまうから。

それを止めてくれたのはパニック障害(プラス夫の努力)。

鬱もきっと乗り越えたり快方に向かえば、いろんな恩恵を人生にもたらしてくれるのかもしれないわね。

乗り越えるか自死を選ぶかは紙一重なのかもしれない。

メンタルなんて、強い人がいるとは私には思えないの。
誰だってメンタルは弱くなるし、強くなる。

一方で、一歳七ヶ月で亡くなった孫のまなちゃんみたいに、人生のシナリオは生まれた時からさだめられているのかも、、と思ったりする。

土曜日に夫はサヤとtaku君の運転指導に成増まで行ってきてくれました。

広島からもらった牡蠣がまだ沢山あって、サヤ達が食べてくれると言うので冷凍していた分を成増に持って行ってもらった(見出しの写真)

よくよく加熱してから食べてね。

夫は今日はあまり元気がない。
それでも、ゴルフスクールに午前中出かけた。
夫が帰宅したら、私も久しぶりにバレエのレッスンに出かけよう。

いつも通りの暮らしで夫の落ち込みが少しずつ回復しますように、、

火曜日に部下のかたのお葬式があるそうです。。




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