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〈栄湯〉

「ソクラテスの湯」、入り口にそう書いてある。白で統一されたその浴室はなんともオシャレ。“ニシフォーリンアイ星”(🌏西落合)の〈栄湯〉さんにハツセンニュー。
小雨降る中、久しぶりのお銭湯様を実に楽し味にしていたけれど、あたたかく迎えてくれたというよりは、クールに迎えてくれた。気取っているわけではないがスタイリッシュだから。ここ最近では最もかっこE!と思ったネ。
シャワーの匂いから鉄っ気を感じ取り、🤴わくわくする。お湯だってオリジナルなのである。シンプルな壁に囲まれた中で、そしてムードある照明の中でゆったりと身体を洗いむEarth。
さぁ、気付いたのは半露天風呂、なんだろうそのジャンル、しかもその入り口には「孔子の湯」と書いてある。「ソクラテスの湯」の内部には「孔子の湯」…哲学的すぎる笑。
ひとり笑いをしながら、先客がひとりの「孔子の湯」に浸かる。暗がりの中でいかにも考えごとにぴったり、まろやかな気持ちになってきた。今日は雨に打たれた、ラジオにも電話で生出演した、今やっと心を落ち着けることが出来る。先客もこの「孔子の湯」に用意された休憩用のどっしりした石の椅子に腰掛けて一息ふーッとやっている。俺たち揃ってまろやかダ。
そして水風呂までも、まろやか。急冷させない井戸水そのまんまという感じ。ぐっと力を入れなくても浸かることの出来る、こんな時は安心感が押し寄せる。バイブラ付きの水風呂も珍しいかもと思いながら、浴槽のタイルの上側が茶色に染まっていることに気付く、鉄分だネ。
大きい浴槽には高音風呂もあった。最近、熱い湯に惹かれるので嬉しかった。44℃と示されているが🤴慣れてきたのかもっと熱くてもいいゾ。
足ツボの石のゾーンがスタッフルームの手前にそっと用意されていたり、マッサージ湯の腰掛けの高さに工夫を感じたり(ほんの少しだけ高くしてあることは段差がなくて安心なのダ)、お銭湯様の施しをいくつもいくつも受けたように思ったョ!

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