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午前三時

裸に剥かれた木々が
光に照らされながら踊る
その脇を静かに歩く
応えるのは足音
踏みしめたアスファルトが
怪しく笑う
不協和音を奏でながら
それでいて静かな様に
たまらない不快感
だけども歩みを止められなくて
引きずったままに進むしか
道はなく
脇で踊る木々たちが
静かに僕を見守りながら
笑い続ける

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