別次元サミット結果発表~前編~(別次元サミットとは?)
先日は都内が珍しく大雪に見舞われ、浮足立った、どことなく落ち着かない空気がオフィスや街中を包んでいました。雪道を歩くことに慣れておらず、翌日アイスバーンの中、転びそうになりながら出社したという社員もおりました。
さて、時を少しさかのぼり2021年12月7日。
その日は別次元サミットの結果発表が行われ、シルバー賞2組、ファーストフライト賞(初参加者の中での最優秀賞)1組、合計3組が入賞しました。いずれのプロジェクトも、今まさに実現へ向けての歩みを始めています。
と、当然のように書き始めてしまいましたが、
「別次元サミットってなに???」と思われていることでしょう。
今回は、先日開催したイベント別次元サミットについてご紹介させてください。
別次元サミットとは
別次元サミットはその名の通り、
"すべての社員から"は誇張でもなんでもなく、勤続年数や年齢、性別、部署、役職、雇用形態などなにもかも関係なく、プライムクロスの一員として働いている社員全員を対象としています。今回は入社から半年も経過していない社員が参加し、受賞にまで至りました。
新しく「事業・サービス」を考えるって時間もかかるし大変じゃない?
「文化・制度」って、一体何を提案したらいいの?
と思われるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
「自分が実現したいこと」をベースに考える企画もあれば、「別次元に参加する」ことを宣言し、集めたチームメンバーとアイディアブレストから始めることもあります。
今回私が一番印象に残った企画は「二酸化炭素の検知器を自作したい」という提案でした。当社のビジョンや中期経営計画に沿っていればどんな提案でもよいので、既存の事業領域を超えた提案も多くあります。毎年様々なアイディアがあり、イベントを聴講しているだけでもワクワクします。
個人またはチームでエントリーすることができ、業務時間内に企画を作っていくのですが、マネージャークラス以上の社員をメンターとしてアサインすることができたり、運営事務局が企画のブラッシュアップを手伝ったりしながら詰めていきます。
今回は、2組の受賞者にインタビューをとりましたのでご紹介したいと思います。
~前篇~
インタビュー!シルバー賞受賞チーム代表 Nさん
― このたびは別次元サミット入賞おめでとうございます!
さっそくですが、まずは参加のきっかけを教えてください。
転職活動中、プライムクロスの会社情報を集める中で別次元サミットという制度について知りました。
仕事をしている中で新しいアイディアを思いつくことはたくさんあります。しかし前職では、そういった声は伝えたところでどうにもならなかったり、それ以前の段階として伝えることすらできない場合がほとんどでした。
プライムクロスの選考を受けている時、「こうだったらいいのにな」を発信できる機会が制度として準備されていることに惹かれました。だから、実は入社する前から「別次元サミットには絶対に参加する!」と決めていたんです。
― Nさんは入社から半年も経ってないですが、入社から間もない状態で参加することにハードルを感じることはありませんでしたか?
むしろ入社してからの期間が短いからこそ、大変さやハードルの高さを実感する前に勢いで出ちゃいました。笑
― 今回は4名のチームで参加されていましたね。どうやってメンバーを集めましたか?
エントリー後、運営事務局による定期的な相談会の場で、「この案なら、Kさんが助けになってくれると思うよ」と別部署の社員を紹介してもらいました。もう2人は同じ部署の先輩と同僚を誘い、メンバーを集めました。
― メンバーについて伺います。チーム内の役割はありましたか?
入社してすぐの参加だったため、競合他社や自社の状況をうまく把握できていませんでしたが、その部分は経験の長いチームメンバーにまとめてもらいました。
また私自身は開発に関する知識が薄く、サービスの技術面における実現可能性についてはKさんが検討し、実装イメージをまとめてくれました。
私はみなさんの力を借りながら、出てきたアイディアや意見をまとめ、提案書作成に努めました。みなさん、とても協力的で心強かったです。
― そのほか、印象に残っているエピソードがあればお願いします!
実は、提案日まで残り少ない時期になって、準備していた新規事業と似たようなサービスの存在が発覚しまして。「えっ!? それじゃあこれ別次元でもなんでもない!っていうかそれ使えばいいじゃん!?」となって急遽まったく新しいものを考えなくちゃいけなくなってしまったことがありました。笑
もう行き詰ってしまって「弁当屋でもやるか~」なんて冗談を言い出すメンバーまでいました。なんとか新しい案を絞りだして話し合いをするも、会議はちっとも盛り上がらず……。
みんな薄々元の案が良かったな~と思っていたところに「なんか盛り上がらないですね、この案」と檄をとばしてくれたメンバーがいて、そのおかげで元の案を、どうやったら別次元サミットにふさわしいものにできるか、という方向で改めて考え始めることができました。
― 弁当屋はある意味別次元ですね。笑
受賞後はどう動いているんでしょうか?
今年に入ってから実現へ向けた定例のミーティングが始まっており、提案したシステムの開発へ向けた土台作りを勧めています。今年度中に商品としての内容のブラッシュアップや収支計画など細かい部分を固め、来年度には開発に着手していきたいです。
ー 最後に、今後への意気込みをお願いします!
普段の業務と並行して、実際に多くの方々がこの企画を実現するために動き始めています。しっかりとサービスとして関係者に満足していただけるような商品を作りたいなと思っています。
別次元サミットで入賞した企画はそこで終わりというわけでなく、実際に当社のサービスとして実現し、事業であれば利益を上げることがゴールです。今回の受賞作を公表できるまでにはもう少し時間がかかりますが、ぜひご期待ください!
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後篇へつづく▶(※2月上旬公開予定)
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