見出し画像

歯医者さんに行って気になること

元客室乗務員(CA)🛬、歯科助手(DA)🦷、ただいま歯科接遇マナー講師の
キョーコです。

患者として歯医者さんに行った時、担当した方の最初の挨拶や会話で、あ、残念だなと思うことがあります。

そのことについて書きます。


最近の歯医者さんは個室のことも多いですが、たいがい歯医者さんはその部屋の構造上、倒れるチェアに案内されて、そこに座って、担当の先生だったり歯科衛生士さんと会話することになります。
その時、椅子はたおれていないけれども、患者の方が身体をねじって話をする。
これってつらくないですか?

内科やほかの診療科目ですと医療者と患者は向かい合って座りますが、歯科、歯医者さんの場合は同じ方向を向いて座ることになります。


お部屋の構造上仕方ないのですが、せめて動ける医療者側が一歩前に出て、患者さまの正面に近いところで会話してくれたらいいのになーと思います。

意外とというか、ごもっともなんですが、歯科医も歯科衛生士もよく言うのは、患者さまの名前は覚えているけど顔が思い出せない、口の中を見ると思い出す、というのです。つまり施術者にとっては名前と口の中が一致してその人の印象になっているんです。

これは仕事柄やむを得ないことですし、これが悪いというわけではありません。でも患者さまの正面の顔も見てほしいです。

それだけでお互いの印象はよくなるのではないでしょうか?

恋愛や子育ての場面では相手の正面より並んで座るとか90度の位置が心を開きやすいといいます。
歯医者さんの場合は患者さまの椅子の斜め後ろに位置していますので、ちょっとしたことですが、せめて最初と最後の会話だけでも一歩前に出ていただけるといいなーと思います。

ま、もしかしたら「忙しい」「そんなことやってられない」とおもわれるかもしれません。が、時間にしたらほんの数秒のことです。

飛行機の中で、例えばエコノミーシートで窓際3席の機内サービスをする時、窓側のお客様からサービスをするのが基本なのですが、その時もなるべく正対しますし、もっと言えば3名それぞれ向き合う位置を変えてサービスするよう心がけています。カートの位置も慎重に前後させています。

ビジネスクラスやファーストクラスのお座席の場合は、向き合う姿勢もですが、お客様との距離にもかなり気を配ります。座席まわりがお客様の空間という意識でいるからです。


@@@@@@@@@@@@@
withコロナ、afterコロナの今後、これからの人と接する仕事というのはますます距離感が大事になってきます。


日常生活でも、近過ぎず遠すぎずの距離感を探っていきたいですね。

🦷歯科検診・クリーニングは定期的にいきましょう!!

To be continued・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?