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靴のカカトを踏む人が嫌いだ

子育てをする中で、
『靴のカカトを踏んではいけない』
と言ってきた。

普通に生活する中で、
『ソレは、やらないなぁ。』
ということにはコレと言った理由の無いものもある。

どうしてやらないのか?
それは、気持ちが悪いからだ。

子供にも成長する過程で、
靴のカカトって何故踏んではいけないの?
と理由を聞かれることもあったが、その度に私は、
『靴のカカトは親の頭だと思いなさい』
と理由とは言えない答えを返してきた。

なんとなく自分が子供の頃から母にそう言われてきたからだと記憶しているのだが、肝心な母は、
「そんなこと言ったっけ?」
ってな感じで、
「そもそも理由なんて無いよ、靴のカカトなんて踏む“もん”じゃないだろ?」
で終わりだった。

確かに理由としてはおかしい。
おかしいけどそう意識付けされたので、親の頭は踏めない。
いや、踏もうと思わない、が正しいのかも。

街で靴のカカトを踏んでいる人を見かけることがある。
どんなイケメンでも、どんな美人でも、カカトに踏んた横シワの残る靴や今まさに踏んでますけど?のカカトを見た瞬間、残念な人に思えてしまう。

私は靴のカカトを踏む人が嫌いだ。

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