(C++)どうやって文字出すの?~Hello World編~
C++のプロジェクトを開いたらこんなコードが書かれていました。
#include <iostream>
int main()
{
std::cout << "Hello World!\n";
}
うーん、何がなんだか分からないですね。
実行してみると「Hello World!」と出力しました。
どういう仕組みで出てきたのか、一つ一つ見ていきましょう。
1,#includeと<iostream>って何?
#includeとは
そもそもincludeは英語で「〜を含む」だとか「〜を取り込む」という意味があります。
つまり#include~の後の部分を取り込んで使えるようにするぜ!!ということですね。
今は<iostream>が後に続いているので、当然<iostream>が使えるようになります。
これらは「プリプロセス(前処理)」と呼ばれています。
1番最初に実行されて、処理の前に行われる準備のためのものです。
<iostream>とは
<iostream>は文字の入力や出力が出来るようにするものです。
要するにこれがないと画面に文字を出せないし書き込むことも出来ません。
難しい言葉で「標準入出力」と言うらしいですね。
2,int main(){ }って何?
C++では、関数によって処理を実行します。
え、関数ってあの面倒くさい式の事?
変なグラフとか使うやつなの?
いやいや、そんなものじゃないですよ。
プログラミングにおける関数とは処理を実行するための「命令書」みたいなものです。
「依頼書」と言っても良いかもしれません。
「依頼書」のintの部分は型、mainの部分は名前、{}の中の部分は内容です。
例えば、上のコードは、
intの型の「main」という名前の{std::cout << "Hello World!\n";}という内容で実行してね!!ということですね。
関数は何個でも作れるけど、最低でもint main(){ }はないと動かないっぽい。
3,std::coutって何?
stdとは
stdは「名前空間」と呼ばれています。
「名前空間」は簡単に言えばグループ分けみたいなものですが、現地点では自分の理解が曖昧なため、今は割愛します。
大事なのは、このstdが無いとcoutが実行できないという点です。
それだけじゃなく、「cin」や「vector」(ここでは割愛)などのものにも必要になってきます。
ですが……無茶苦茶面倒くさいと思った、そこの貴方!!
朗報です!!
とある一文を事前に書くだけでstdを省略できるようになります!!
以下がその文です。
using namespace std;
これを書くだけで、この後はstdは要らないです。
やったね!!
coutとは
じゃあcoutは何かと言うと、文字を出力するためのものです。
coutの後ろに「<<」を付けて、その後に文字や数字を書くことで出力できます。
注意点としては、平仮名、カタカナ、漢字の文字は「””」を付けて、その中に書く事によって出力できます。
「Hello World!」と出力したかったら、「”Hello World!”」と書かないとですね。
4,/nや;って何?
\nとは
文の最後に「\n」もしくは「¥n」を付ける事によって文の改行ができます。
他には文の最後に「<<std::endl」と付ける事でも改行できますが、個人的には「\n」の方が好きです。
;とは
文の最後に「;」と書かれていますが、これは日本語の文章で言う所の「。」です。
この文章はここで終わり!!というのを表すために使用されるものですが、プログラミングではこれが無いと実行できなくなります。
必ず文の最後には「;」を付けましょう!!
5,あとがき
こうして記事として文字に書き出すと量が多いですね〜
でも、これ序の口なんでしょ?(絶望)
なんとなく感覚で頭に叩き込んで、記事を書きながら思い出す作業は大事ですね!!
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