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脳内吐き出しBOT

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最近の記事

もしも、わたしが

"prrrrrrrrrrrprrrrrrrrrrrrrrrr” 「・・・っぬぅ」 けたたましいスマホを止め、時間を確認する。 時間は午前6時。いつも通りだ。 「っし、、、」 眠い目をこすりながら、台所へ向かう。 私は朝ご飯をきっちり食べる派。 朝から料理はきついけど、これも全部自分のため。 「いただきます・・・」 作った朝ごはんをほおばりながら、何気なくニュースを見る。 お、卵焼きなかなかうまくできてる。うれしい。 「あ、み―きゅんだ」 「朝からかわい

    • ユメニカケル

      「終わっちゃったね(笑)」 私の後ろに立っていたあやちゃんがそういった。 6年前に加入し、活動をしてきたこの場所。 酸いも甘いも経験したこの場所を、私は今日旅立つ。 「ね~(笑) なんかあっという間だったな~(笑)」 「・・・ほんとにいなくなっちゃうんだね。」 「そうだよ~!明日からレイ仕事場とかいないんだよ~?」 「あやちゃん寂しくて泣いちゃうんじゃない?(笑)」 「・・・」 「・・・あやちゃん?」 「・・・寂しいよ。信じられないくらい。」 普段明るい

      • Rain

        「ねぇ美青」 「あんたの彼氏、浮気してるよ」 同期の美羽が写真を見せてくる。 そこには、小柄な女と手をつなぐ私の彼氏。 「・・・そっか」 なんとなく、そんな気がしていた。 最近の彼の行動。 私への愛がなくなってきている。 そんな気がしていた。 それでも私は心のどこかで思っていた。 彼は私のことを愛してくれている。 でも、現実は甘くなかった。 私の心はガラスのように砕け散った。 「美青」 「あんたもちゃんと考えなよ。」 美羽は私と目を合わせずにそう

        • ラブレター

          「ふぅ~~、、、」 私、髙橋未来虹は緊張している。 「渡すだけ、、、手紙を渡すだけ、、、」 ただの同期だった。 いや、かなり仲のいい同期だった。 手紙なんていくつも渡している。 なのにこんなに緊張しているのは、手紙の内容のせいだろう。 "君が大好きです。” それを伝えるためだけの手紙だから。 ---------------------------------- 私と陽世は、研修生時代からずっと一緒にいた。 何をするにも一緒だし、アイドルとしての苦楽はほと

        もしも、わたしが