#パーフェクトワールド(ドラマ)を観た
火曜9時に放送中のドラマ「パーフェクトワールド」を観ました。
一話と二話。
松坂桃李さん、山本美月さん主演です。高校時代の片思いの相手が、車椅子利用者になっていて、10年越しに再開して恋に落ちるというストーリーです。
私のドラマ視聴最盛期は小学生の頃に観た「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」あたりがクライマックスで、その後「一つ屋根の下」で終焉を迎え、途中「星の金貨」で一瞬だけ火花が散るも、2年前くらいの「逃げ恥」まで全くドラマを見ない日々が続いておりました。
そんなドラマを見ない期間の間に、世の中は変わってしまっていました。
恋愛ドラマ流行らない。
恋愛ドラマそもそも少ない。
純愛なんぞもっと少ない。
刑事物、医療系、弁護士系が跋扈し、一話完結の水戸黄門みたいなスタイルが主流に。
ええ!
正直、一話完結だと「途中見なくてもいっか」みたいになりませんか?
え? それがいいの?
そうだよね、毎週同じ時間にテレビ見ろなんて、昨今の人生模様に全くそぐわないよね。
というわけで、そんな流行らない恋愛もので、悲恋ぽくて、人生の壁を乗り越える系の純愛ドラマ(こんな説明ですみません)「パーフェクトワールド」。
元ネタは漫画ですが、少女漫画大好きっ子な私としてはコミックスを買ってまで読みたいタイプの作品ではなく、シーモアの無料期間に3巻までネットで読み、あとは漫画喫茶で読んだり、あらすじだけ誰かの感想読むとか、そんなんですみません。なので内容もおぼろげです。気に入った作品は100回くらい読むので(誇張ではなく、本当に100回くらい読むのです)。
「パーフェクトワールド」の鮎川くんとか、「君に届け」の風早くんのような、癖のないイケメンパーフェクトっぽい(風に見せてる)人にあまり興味がないようです。
やっぱりちょっとツンケンした何かがないと(私はこれを「真壁俊症候群」と読んでいる。勝手に)。
でもドラマは良かったです。
松坂桃李はすごいんだなあと思いました。演技が。本当は歩ける人が、歩けない人の演技をするのはとても難しいだろうと。でも、本当に歩けないみたいな感じになっておりました。車椅子に乗るところとかリアルっぽい感じ。
あと、平静を装っているのに、実は心の中は葛藤していて、苦しんでいる感じが非常によく現れていました。苦しい苦しい。でも表面的には凪のような人。
そして、お互いが惹かれ合うどうしようもない感じがとても上手に描けていて、すれ違ったり、傷ついたり、それでも喜びを分かち合う様子にときめきました。良かった。
私の記憶では、昔はこういうドラマが「いい!」と万人ウケしていた気がするのですが、視聴率はとても低い。
なんとー。この世はもう私の理解を通り過ぎている。
こういうのを「いい!」と思う人はいると思うのですが、人口の中での割合は低いのでしょうか。全然わかりません。少女漫画を読む人も少ないのでしょう。
ちょっと悲しい。
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