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ぴよりんの人気ぶりをチラ見。人気の理由を調べてみた

名古屋名物「ぴよりん」をご存知ですか?


名古屋名物のひよこケーキをチラ見

先日JR名古屋駅構内を歩いていたら、新幹線中央改札近くのKIOSK周辺で行列を見かけました。

「駅構内で行列って、なんだろう」

ふと目線を行列の先に向けると、ひよこのケーキの写真。なにこれ。

流行り物に疎いせいか、「ひよこのケーキに行列」の深層心理がわからず、いや、なんで? と不思議な気持ちに。ひよこといえば静岡の「こっこ」、福岡の「ひよ子」がメジャーだと認識しており、名古屋のひよこの存在を知りませんでした。

その後何気なくスマホでニュースやら記事やら読んでいる時に、この記事が目に飛び込んできまして。

このひよこケーキが、名古屋名物と書かれています。そうだったんだ!

名古屋コーチンの卵でつくったプリンを、ババロアで包み、さらにスポンジケーキを砕いたものでヒヨコっぽく形作った「ぴよりん」。トサカやクチバシはチョコレートをカットしたもの。手間暇かかりすぎて、大変そう!

でも、なんでひよこなの?
なんでこんなに人気なの?
なんで?

そんな謎を解明するべく調べてみました。

ブレイクしたきっかけは藤井聡太さん

まず、ブレイクしたきっかけは、藤井聡太七冠が2021年当時、愛知県内の対局で「ぴよりん」をおやつとして食べたこと。

そこから地元メディアがこぞって取材をしました。東京のメディアも取材したかったそうですが、ぴよりん、大変繊細で柔らかくて崩れやすいスイーツのため、搬送できずに断念。名古屋限定の情報発信となったレア感も功を奏したといえそうです。

お迎えするにはコツが必要

「ぴよりん」は人気すぎて、普通に名古屋駅に向かっても簡単には買うことができません。ひたすら行列に並ぶ根性が必要です。

そこで、販売元がJR東海系列のジェイアール東海フードサービスとあって、ぴよりんを予約するための「スマートぴよ約」というアプリが登場。

そんじょそこらのケーキより崩れやすい特徴があり、家まで無事に持ち帰れるかどうかが試練。怖い。ここまでして食べたいの? と疑問を持ちますが、むしろそれがいい?

ぴよりんを持ち帰る挑戦は「ぴよりんチャレンジ」というらしい。

10年かけてコツコツ成長、藤井さん効果で羽ばたいた

2011年の販売開始の頃は、1日30個しか売れなかった「ぴよりん」。

パティシエの一人の「そうだ、ひよこは?」という思いつきから生まれたと上記の記事にありました。ひよこの理由づけは特になかった!

でもじわじわと人気になり、1日800個くらいは売れるようになってきた頃、藤井さんのおやつ事件が起きて、メディアが殺到。1日3000個近く売れるほどになり、さらに2024年には工房が春日井市へ移転するそうですよ。

直売所も併設!!

春日井市でも買えるようになりますね。

ここまで調べたものの、私は一度も「ぴよりん」を味わったことがありません。名古屋駅に行かなければ買えないとなると、しかもスマートぴよ約で予約してから、なんだっけ「ぴよりん」降臨時間の10時、14時、17時の前に行くとか? いやいや大変。

ディズニーランドなどのファストパスシステムに頭がこんがらがり、最近ファストパスが有料になって「平民はひたすら並べ」というアナログ形式がわかりやすいとさえ感じる私には、大変ハードルが高い「ぴよりん」。

いつか味わうことができたら、感想を述べてみたいです。

※トップの画像は「ぴよりん」のフリー画像を探し、フォトACで見つけたものです。使わせていただきありがとうございます。

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