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[無料]第41回日本小児心身医学会学術集会に参加しました

 こんにちは、ぽろにあです。

 先日和歌山県で行われました、第41回日本小児心身医学会学術集会に参加しましたので、様子をレポートしたいと思います!

 さて、会場は和歌山県田辺市の「和歌山県立情報交流センターBig・U」でした。

南紀白浜空港から会場までの道すがら



 2023年9月15日、南紀白浜空港からタクシーで会場へ向かいました。天気がよくて、途中見える海にも感動しました。


和歌山県立情報交流センターBig・U

 南紀白浜空港からタクシーで20分くらいで、「和歌山県立情報交流センターBig・U」に到着しました!
 空き時間に近くのお店でごはんでも食べようと思っていましたが、小高い丘(山?)の上にあって、周りに何もない……。

 今回この学術集会に参加したのは理由があります。
 
 ぽろにあは「子どものこころ専門医」を所持していますが、この更新規定が結構厳しいのです。更新のための単位を集めなければいけないのですが、かなりの数の講習会に参加しないといけません。

 ざっくり言えば、1回の講習会で1~2単位もらえて、だいたい30単位分くらい参加しなければいけない感覚です。
 しかも対象の講習会が決して多くありません。関連学会(日本小児心身医学会、日本小児精神神経学会など)やその地方会などが対象となりますが、「子どものこころ専門医機構」の講習情報をまめにチェックしておかねばなりません。

 こういうのは、更新時期が迫ってあわてて集めるのは大変なので、最初のうちにできるだけ集めておくに限ります。

 というわけで、かなりまめに集めています(某学会の中国四国地方会のライブ配信なんかも観たりしている……)が、今回の学術集会参加もその一環というわけです。

 会場は比較的こじんまりとしていて、講習会場は2か所でした。


Big・U内部

 実は、ぽろにあは「日本小児心身医学会学術集会」に参加するのははじめてでした(学会会員でもない)。

 上に紹介した記事でも触れましたが、子どものこころ専門医関連学会のうち、「日本児童思春期精神医学会」会員には精神科医をバックグラウンドとする医師が多く、「日本小児精神神経学会」会員には小児科医が多い印象です。

 そして、今回学術集会に参加して分かったのが、この「日本小児心身医学会」会員も小児科医のほうが精神科医より多そうだということです。
 当然、学術集会に参加しているもの、多くが(9割以上?)小児科医のようでした。

 心身医学会ということで、身体的な異常の話もあるのですが、小児科医してのバックグラウンドがないと、理解がやや難しい話も多かったです。ただ、それはそれで新鮮な感覚で勉強になり面白かったです。

 例えば、「OD」という言葉があります。精神科医であればODと聞いて「過量服薬overdose」を思い浮かべる人が多いと思いますが、小児科の世界では「起立性調節障害Orthostatic Dysregulation」なんですね。
 こんなところも面白かったですし、勉強になりました。

 (起立性調節障害については子どものこころ専門医受験のときの「所定の講習」で学んだはずなのに、だいぶ忘れていましたね……。勉強しなおさなくては)

 実際、例えば肢体不自由があるような方のeスポーツ参加のお話などもあって、とても興味深く拝聴することができました。

 普段行かない学会に参加するというのは、面白いしためになりますね!

 それではまた!

帰路の南紀白浜空港。良いところにある空港ですが、本数が少ないのがたまにきず。

 


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