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『デイドリームビリーバー』マンガを作ってみませんか?         


 はじめまして。こんにちは。
 
ライトなマンガファンのGプレッソと申します。
表現サイドとしましてはコミックアーティスト的な立ち位置を目標に、推定88億歳アバターのワオキツネザルとしてやらせていただいています。

 

本記事では32ページ読み切りマンガ
『デイドリームビリーバー』を掲載しています

2020年に作画を依頼し合作で作りあげた作品です。
 
マンガ作品を作った動機や、本作の実際の作り方の流れを具体的に綴りましたマンガメイキング書籍

『デイドリームビリーバー
  ‐新しい時代のマンガの作り方‐』

の紹介も後半に載せてあります。  
お時間ございましたら、併せてぜひご覧いただければと思います。                                   よろしくお願いします。

デイドリームビリーバー。
  

ここから読み切りマンガ作品です。


ストーリー 
 VRワールドで出逢った6人組のラクダパーティー。
その旅の途中、とある一日のハラハラの出来事とは!?

登場アバターキャラクター

『デイドリームビリーバー』32P(2020年作)


表紙-1P目-
  

   

ご観覧いただきましてありがとうございました。(_ _)



以下は、マンガメイキング書籍の紹介です。☞

電子書籍の紹介
 『デイドリームビリーバー
  ‐新しい時代のマンガの作り方‐』

登場キャラウターマケット人形より。

 この32Pの作品『デイドリームビリーバー』は、2018年夏の着想~2020年冬にかけて作りあげたものです。最後は作画をココナラで依頼して完成に漕ぎつけました。作画者の柑橘了さんには、その柔らかい絵柄でほんわかとキャラクターを描いていただき、複雑な絵も快く引き受けてくださり助けられました。※書籍のカラー表紙イラストも柑橘さんに描いてもらいました。

 2020年の11月上旬に最後のページのネームを送付した後、ワタシは作品を活かす道を探っていましたが、最終的に「メイキングの書籍化」にチャレンジしてみよう!と思い立ち、ちょうど1か月かけて執筆したのが
『デイドリームビリーバー‐新しい時代のマンガの作り方‐』です。

 今作の着想・構想からキャラクターの誕生の経緯、また、外注での作画依頼(「ココナラ」)の概要などなど、マンガ作品の作り方(メイキング)の一連の流れの体験を、メイキングエッセイ的に、時に淡々と、時に熱く語っております。

「マンガづくり」に興味関心のあるすべてのジェネレーションへ向けて書いてみた書籍です。~40分くらいで気軽に読める内容となっています。   

下記に目次や資料デッサン・写真やネーム比較などの一部紹介を掲載しています。そちらを見て興味を持っていただけたり、『マンガ』の作り方に興味がある皆様方におかれましては、ぜひ読んでみていただければと思います。
 お子様へのプレゼントにもお薦めです(ルビは少ないですが・・)。

アマゾンにて購入できるワンコイン(500円)電子書籍で、キンドルアンリミテッドでも読めます。      
※テキスト(文章)は縦書き・デッサン資料や写真などは横書き形式です。

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マンガメイキング書籍

以下、書籍内容紹介をサラッと掲載しておきたいと思います。
お時間ございましたら、ぜひお付き合いいただければと思います。
                                               

ありがとう。


書籍内容紹介

 デイドリームビリーバー 

 ‐新しい時代のマンガの作り方‐ 

目次

はじめに マンガを作ってみませんか?
『デイドリームビリーバー』32P読み切り作品
キャラクター原案・原作Gプレッソ 作画 柑橘了
1章 2020年 夏   作画を外注で頼もう!
2章 2018年夏~2019年初夏  
                                   作品の着想・構想・発端 
  コラム ラクダさんいらっしゃい
3章 キャラクター作り マケット人形を作ろう!
4章 世界観設定 VRワールドへ!
   インターミッション  ワンダフルプラネット
5章 物語(ストーリー)作り ネームを描いてみた! 
    「このネームがこうなった!                          『デイドリームビリーバー』
    ネームと完成原稿の比較‐」
  コラム Gリウムの冒険
6章 WEBワールド! WEBマンガと電子書籍
   コラム ここなら!自分だけのマンガの一品生産
おわりに マンガのカンブリア大爆発
   ‐COMIC IS COSMIC!‐

明日へ向かって。

   

第2章より資料デッサン・写真抜粋         

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デイドリームビリーバー最初期構想スケッチ
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ラクダパーティーのマケット人形。

第3章より 登場キャラクターのデッサン抜粋

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アニマルパーティー設定資料


第5章より ネームと完成原稿の比較抜粋 

※書籍内では左右配置(見開きはそのまま)&全頁掲載

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ネームと完成原稿との比較


はじめに-より一部抜粋 

        ※電子書籍は縦書きです

 はじめに マンガを作ってみませんか?

“マンガをいつか描いてみたい”-マンガに魅せられた少年期より、ずっとその思いを抱き続けてきた。
私が育った70S~80Sはマンガカルチャーど真ん中だった。マンガを読むのが何より好きだった一般的な少年であったワタシの中には、いつしか、「いつかきっと自分の手でマンガを描いてみよう」という思いが芽生えていた。                                 しかし、そんな「マンガ」への募る積年の熱い思いとは裏腹に、実際の漫画原稿に描き上げたのは7Pの迷作だけ。気がつけば私の人生はすっかり秋の季節に突入していた。

なぜ描きあげられないのか? 

マンガへのアンテナは張り続け、インプットのみは増えてゆく。若かりし頃からの習慣で、キャラクター人形だけは増えていく。そんな中、元号が変わろうとする時代の変わり目の空気に乗っかって、2018年の夏、意志的に『作品』を作りあげようと準備に取り掛かった。

そしてその時はおとずれた。2020年の夏

『描けないなら描いてもらおう!』―とワタシの脳裡にコペルニクス的転回が訪れたのだ。そうして32Pの読み切り作品として出来上がったのが 『デイドリームビリーバー』である。完成にたどり着けたのは、「作画を依頼する」という発想が自分の中に芽生えたからだ。

「作画の依頼」 その手があったのか!と目から鱗であった。      

この本の主な内容は、

①『デイドリームビリーバー』32P読み切り作品           ②今作を実際にどのようにメイキングしていったか 
構想~キャラクター作り~世界観決定~物語作りまで                    ③ネーム(ストーリーの下書き絵)を作画者に託したらどのような作品が出来上がったのか-がメインである。                  

『マンガ』とは、自由で懐の深いメディアだといわれている。マンガの作り方は、作るヒトの数だけあるのだろう。本書は、その無数にあるマンガの作り方の、一マンガファンの一つのケーススタディとして読んで頂ければ幸いである。~

        

   ☝このような文体で綴ってある本です。
       

続けて第1章をお試し掲載させてください。

この世界で。


第1章のお試し掲載

1章 2020年夏   作画を外注で頼もう!

2020年の夏は、いつものように暑い夏だった今年に入ってからのコロナ下の社会状況の中、ワタシは、自らのアルバイト生活の傍らで経済的に何かしらの「副業」を考えなければ、と、あれこれ逡巡していた。

体力に自信のない自分が、まず春先に思いついたのは、「自作のオリジナルキャラクターたちのポストカードを作ってオンラインで販売してみよう」というチャレンジだった。絵を描くことがそこそこ好きで、様々なポストカードにも、日常癒されてきたからである。その時点で描くべきキャラクターは一通り揃っていたが、絵のクオリティにはまだ自信があるわけではなかった。
それまでは、アナログでしか描いたことがなかったワタシは、ここにきて、販売に足るクオリティをもつためには、時代的にもやはり『デジタル作画』が必要なのではないか、という結論にいたった。そうして色々調べながら、お絵描きソフトを導入し、液晶ペンタブレットも購入した。絵の世界において世間的には遅まきながら、デジタルイラストのシステムに初めて触れたのである。ところが、意気揚々と機材は揃えたはいいが、使い方でさっそくつまずいてしまって、ネット上で長いこと調べたりマニュアル本を何冊か買ってみるものの、うまくいかない。結局、計画はあっさりといったん頓挫してしまった。せっかくそろえた機材はその後、なんと夏までの間、4か月間もお蔵入りしてしまったのである。

そんな状況で8月を迎えたある日、ひょんなことからネット上で「ココナラ」というサイトにたどり着いた。「ココナラ」というのは、ネット上で得意なスキルを匿名で売買できる、というプラットフォームで、名前だけは聞いたことがあったが、実際にどんなサイトであるのかはまるでしらなかった。デジタルイラストに再びチャレンジしようと取り組んでいたワタシは、早速キーワードで『お絵描きソフトの使用方法』を検索すると、いくつかの出品者がでてきた。わからない所をピンポイントで具体的に質問できるというのがありがたく、即購入し、初めてのやり取りを終えた。おかげでソフトの扱い方の初期の疑問は解決できた。これでとにかくもポストカード作成への道は第一歩が踏み出せた。
 
一方で、自作キャラクターたちを用いての「投稿用読み切り漫画」を描く計画もスタートさせていたので、ストーリー作りにも取り掛かっていた。その中で、冒頭の4P分の下書きを描きながら、ある疑念が沸々と湧いてきたのである。「長年、描こう描こうと思っても描ききれない自分が果たして今回は描き切ることなどできるのだろうか?」
「今回もいつものように中途で挫折してしまうのではないか?」-と。
そして、ある日、ふと思い立ったのである。
この物語のマンガ化に「ココナラ」で作画者を探せないか?-と。
ずっと「マンガは自分で描くもの」と思い込んでいた‐決めてつけていた‐私にとっては、発想の大転換であった。思いつくなりすぐさま検索を始めてみた。すると『漫画描きます』という出品者がけっこうな数があり、私は夢中で探し始めていた。そうして自分の条件に合う絵師さんを探してたどり着いたのが、今作の作画担当の「柑橘 了さん」である。自分が探していたのは、「商用利用がOKかどうか」「作品構想に合う絵柄であるかどうか」「自分の予算に適っているかどうか」であった。自分の全ての希望に適合した絵師さんが柑橘さんであった。そして、ひと際自身の目に印象深く残ったこの絵師さんに作画依頼して“描いてもらおう!”と直感しアポイントをとったのである。
 「ココナラ」のいいところは、匿名で実際に対面せずにオンライン上でやり取りが完結するところであり、いわばアバター(デジタル空間における自己の分身)としてのコミュニケーションが気楽に行なえる、とてもありがたいシステムである。
 以下がDM(ダイレクトメール)におけるファーストコンタクトのあいさつである。
『はじめまして。こんにちは。今回柑橘様に依頼させて頂こうと思っていますGプレッソと申します。
当方、趣味的にアナログで自作キャラクターのイラストを描き始めた者なのですが、これから、デジタルでポストカードなどを自分の絵で製作し、やがてはHPなどで販売できるように計画しています。そのために、自作キャラクターが認知されるように、何らかの漫画賞に応募して入賞(できれば大賞)を目指したいのですが、漫画作品にする技術が自分にはないので、作品としてのマンガに仕上げて頂きたく今回お願いしたいのです。漫画読み履歴は長く、また漫画技術書的な書物も多少読んできた経験から、コマで割ったネーム的ラフ画のような感じのものはなんとか描ける気がします。』   こうして今作の製作がスタートした。

ーこのような感じで綴っている書籍です。


見所は、

 ○作画を頼んでみたらどうなったのか?
           -ネームと完成原稿の全頁比較-  

   ○キャラクターはどのように誕生するか?

   ○オリジナリティとは何なのか? 

などなど、体験に基づいて感じた考察を具体的に綴っている点です。

 

『デイドリームビリーバー
  ‐新しい時代のマンガの作り方』は
 アマゾンキンドルにて電子書籍として発売中です。キンドルアンリミテッドでも読めますので、ご興味頂ければぜひ閲覧いただければと思います。よろしくお願いします。

チェンジ・ザ・ワールド。


あとがきにかえて

 マンガリスペクト主義


 2023年2月8日追記

 今回のマンガ製作体験の中で、一番の収穫は、改めてマンガを作ることの大変さを身をもって実感できたことです。
 と同時に、マンガを表現すること、マンガを味わって読むことの意味や意義を深く考えてみる契機にもなりました。
 それがやがて『マンガ』と向き合う姿勢を自身に問うてみた結果としての note記事Gプレッソの。マンガワールド①~⑫』にまとめて綴ってみたものとなります。
「マンガ」とはそもそもどのようなものか?
「マンガ」はどこから始まったのか?
        「世界」&「日本」
「マンガ」はどのように作られるか?
「マンガ」の未来とは?etc,etc,様々なテーマ
を置いて自身なりに考察してみたものです。イラスト満載(?)でライトに読みやすくまとめたものとなっております。
 マンガ好き・マンガファンの皆様におきましては、ぜひお時間のある時にでもちらっと訪れて頂ければ嬉しいです。
 
 2023年2月時点でも、相変わらず先の読めない世界が展開していますが、
  今回のマンガ製作体験やnote記事執筆などをきっかけに、この寄る辺なき不穏な時代(に思える)の中でも自身の「マンガ」表現ライフを、一つの『楽しみ』に変えていきたいな、-と、漠然とですが希望を抱いています。

『マンガ』にはずっと救われてきましたし、おそらくこれからもずっと 『マンガ』に興味があると思えるので、星の数ほどいるはずの世界中のマンガファンの一人として、「マンガの可能性」を信じながら、これからも自身なりのマンガワールドを追究していきたいと思います。

 本日は訪れて頂き、
  ありがとうございました!

ワンダフルを探しに。



著者紹介

Gpresso.
Gプレッソ
  マンガファン 推定88億歳 
人類の絵の歴史に興味あり

好きなマンガ 火の鳥 風の谷のナウシカ 進撃の巨人 
14歳   風と木の詩 銀河鉄道999  デデデデ
ビリーバット イティ・ハーサ その他多数                       
 好きなアニメ ガンダム逆襲のシャア 思い出ぽろぽろ 天気の子  竜とそばかすの姫 
海獣の子供  レゴムービー トイストーリーその他多数
好きな映画 トゥルーマン・ショー 
ダンス・ウィズ・ウルブズ
グッド・ウィル・ハンティング その他多数  
好きな音楽  佐野元春 スガシカオ 
                          ダイミヤモトモメンタム その他多数                           好きなキャラクター チェブラーシカ スヌーピー
                                 ムーミン     その他多数                              
好きな画家  パウルクレー ピカソ
                                    レンブラント その他多数   
好きなタッチ    メビウス ニコラ・ド・クレシー  
           フアンホ・ガルニド キムジョンギ その他多数                         
好きな小説 葉桜の季節に君を想うということ 
           さようなら、ギャングたち 
             ノーライフキング    その他多数      
好きな展覧会  ルーブルNO.9‐漫画9番目の芸術‐
北斎‐富士を超えて‐
オットー・ネーベル展 ボテロ展 
                    アンディ・ウォーホル展 その他多数                    
 好きなリウム  プラネタリウム アクアリウム 
                                        Gリウム その他多数
好きな季節   秋   春   夏 その他冬
好きな色   紅葉 桜色 アクアブルースカイ 雪景色
                     その他多数 


note記事のおしらせ

先人たちの偉業の上に。

2023年2月時点でnoteに以下の記事を綴っております。☟
   
○『マンガワールド-Gプレッソの。①~⑫』
                   私的マンガ論記事  
○『ワンダフルワールド-Gプレッソの。
                                                     001~012』 
  ワンダフルを模索してゆくための試論的記事  
○『Gの世界~ゴキブリの魅力について~』
      ※クロゴキブリ飼育体験記事「Gリウムの冒険」を現在進行形で、リブート中。
  
絵画エクストラ三部作-二次元表現へのトライ-
 ○『デイドリームビリーバーEXTRA
      マンガを作ってみませんか?』
 ○『マンガワールドEXTRA 
     絵の始まりから現代マンガ誕生まで』
 ○『絵画ワールド EXTRA 
     世界の全ては「絵」でできている!?』

マンガに関してのエトセトラ①~⑫の記事。
二次元絵画表現へのチャレンジ。エクストラ3部作。
ワンダフルワールドへの思考001~012の記事。
Gの世界。全12記事予定。


ゴキブリマンガへのお誘い

 ゴキブリをモチーフとしたマンガ表現の一つとして、2p漫画「ボクはディオゲネス」(全555話構想)を連載しています。
 本記事では1話のみですが紹介させてください。
 

『ボクはディオゲネス』
  第95話 びりーぶ。

to be continued.


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キンドルアンリミテッドでも読めますので、ご興味頂ければぜひ閲覧いただければと思います。よろしくお願いします。

具体的なマンガの作り方の1ケーススタディです。
クロゴキブリ苦手でなければ、
覗いていただければと思います。
デイドリームビリーバー初期コンセプトイラスト。

       
またの機会にお待ちしております!!  


      最新更新日  2023年2月


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