マンガドリーム②究極のマンガ雑誌とは?
はじめまして。こんにちは。
激暑の日々に、珈琲やマンガや音楽や映画にエネルギーチャージしながら、マイペースにマンガ表現を探索している夏の終わりのGプレッソです。
さて、今回の第2回Gプレッソのマンガドリームの記事におきましては、『究極のマンガ雑誌とは?』と題しまして、マンガ雑誌のトピックや、いつか読んで見たい「夢のようなマンガ雑誌」に関する記事を軸に綴ってみたいと思います。
まずは、1コマ漫画のマイドリームワールドから始めさせて下さい。
1コママンガ
マイドリームワールド
第1回目では、ボブディランが夢に出てきてくれたことを描きました。
そして今回は、本年6月中旬のことでした。何とワタシは、夢の中で浦沢先生と歩きながら会話をしていたのです。
何か水辺を歩きながら、ワタシが浦沢直樹先生に何かを相談するような場面があり、先生は何かポジティブな激励の言葉をワタシに投げかけてくれたのでした。
これは、おそらく(というよりほぼ間違いなく)その夢を見た日の就寝前に、本年度ビッグコミック12号に特別掲載されていた先生の読み切り作品「さよならMr.バニー」と青年漫画賞特別審査員に関するインタビュー記事を熱心に読んだことに起因していると思われます。よく『就寝前最後に目にした(耳にした)もののイメージが夢に現れる』という言説を聞いたことがあるのですが、まさにそんな感じだったのでしょう。ともかくも幸運なドリームで大変嬉しい奇跡的な夢でした。
※その夢見システムが上手に作動するコツを掴めたならば、毎日がハッピードリームなのですが、実際はなかなかうまくはいきません・・。
目次
○『マイドリームワールド』(1コマまんが)
○『マンガ雑誌』とは?
○私的マンガ雑誌体験-簡易版-
○究極のマンガ雑誌
○果てしないマンガドリーム
○連載Gマンガ『ボクはディオゲネス』
『マンガ雑誌』とは?
『雑誌(マガジン/ジャーナル)』とは、大まかに『定期的に発行される書物・印刷物・出版物』のことを指すようです。
世の中には、古今東西、多種多様なテーマ・コンセプトの雑誌がある中で、『雑誌』それ自体の中身としましては、ニュース・記事/宣伝・広告/意見・見解/インタビュー/各種イベント情報/占い・まじない/写真・イラスト・マンガ・・・etc,etc様々な内容が掲載・展開されています。
そんな中「マンガ」が紙面の内容のほとんどを占めることになるのが、いわゆる『マンガ雑誌』です。
「マンガ雑誌」とはどのようなものか?という自問に関して、パッと思うところを3つ記してみれば、
①各々のマンガ雑誌には、内容として、娯楽・エンタメに振り切った作品からメッセージ性のある作品まで(もちろん両立を目指しているものも含め)幅広く掲載されている。
②そのような内容・ジャンルの幅広さを受けて、マンガ雑誌各々のカラー(その雑誌ならではのテーマや内容そのもの、コンセプトなどの大まかな傾向)がある。
③大きなサイズ(B5版ー)で読める心地よいもの。
ーといった感じでしょうか。
※③に関しては私的感想ですが、後程少し説明してみたいと思います。
私的「マンガ雑誌」体験
ライトなマンガファンとして、「マンガ雑誌」にはいろいろと思い出があります。備忘録の意味も込めて、ここでは記憶のアーカイブとして、ワタシがどのようなマンガ雑誌に触れて来たのかーに関して簡易にまとめて置きたいと思います。
1980’s頃ー ※本の名称は通称も混ざっています
少年期 少年ジャンプ 月刊ジャンプ コロコロコミック コミックボンボン etc購読
思春期 上記にプラスして少年マガジン 少年チャンピオン etc購読
青年期 マンガ喫茶で様々な雑誌に巡り合う
青年期以降ー
・お気に入りのマンガ/新機軸のマンガに出逢えるかもしれないと期待をし ながらのランダムな様々な雑誌の不定期購入(少女マンガ雑誌含め)
・温故知新、過去の遺産を巡るアドベンチャーとしての古書雑誌体験
・ビッグコミック(2016年中盤頃より購読中)
振り返ってみて、不思議に思えたことが一つあります。
思春期の頃ワタシは毎週購読していた週刊誌は「ジャンプ」「マガジン」「チャンピオン」でした。なぜ「サンデー」が抜けていたのか不思議です・・。なぜなのか理由がわかりませんが、それゆえ、たとえば「うる星やつら」は、いまだにコミック1巻のみを読んでいる状況になっています。ワタシのマンガ体験の中で、当時のサンデー作品は読み逃している率が非常に高いのでした。
また、現在のワタシのライトなマンガ研究の本棚には、少量ですが過去のマンガ雑誌が数冊並んでいます。
『過去のマンガ雑誌』には、タイムトラベルをしているようなもので、とてもわくわくさせられます。古書店などで巡り合った際は(予算に適う範囲ですが)奇跡の作品に出逢えることを楽しみに、これからもアンテナを張っていきたいです。
ここから、本記事のメインとなります。
前回の記事で予防線を張らせて頂いたのですが、念のため、繰り返し文言を置かせてください。☟
ワタシの『マンガドリーム』とは何か?
それは、ちょっと途方もないことですが、次回②の記事で、どのような『ドリーム』であるのかをライトにまとめてみたいと思います。
素人の思いつきで気をわるくするマンガ業界の方々もいらっしゃると思えますが、その「ドリーム」に悪意はまるでございませんので、一笑に伏してスルーしていただければ幸いです。
※「次回②の記事」が本記事となっております。
ー以上の程どうぞご容赦・ご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
究極のマンガ雑誌
お祭りのようなマンガ本
音楽ですと、たとえば、昭和のカセットテープの時代から、自分のお気に入りの曲を自分で編集して並べることができました。MDやデジタル音楽プレイヤーでも然りです。自身なりの、その時々の究極のプレイリストを一つのパッケージとして作りやすい環境が整っていました。
一方、マンガはそうはいきません。自分のお気に入りの作品を自分で編集し、かつマテリアルな雑誌として所有するということは夢のまた夢です。
企画書物のコンピレーション/オムニバス的マンガコミックとしては、たとえば、これまで以下のようなコミックを目にしてきたことがあります。
「昭和漫画風雲録」シリーズ(実業之日本社)
「いきなり最終回」シリーズ(宝島社)
「ビッグコミックセレクション名作短編集」(小学館)
「天才たちの競演」(小学館)
「JAPON」(飛鳥新社)
「ターニングポイント」※B5サイズ(飛鳥新社)
etc,etcなどなど。
『究極のマンガ雑誌』という看板の下に、今年の春先、ワタシの頭の中で思い浮かんできたものは、上記のような書物の発想に近しいものでした。
それを、サイズが大きい雑誌サイズで作れないものか?というのが、現時点で胸に抱いている最大限の「マンガドリーム」です。
大きなサイズ
「マンガ雑誌はどのようなものか?」の項に1つ、ワタシが(も)率直に抱いているマンガ雑誌観を付け加えてみれば、薄い紙で印刷されたB5サイズ以上のお求めし易い価格設定のちょっとぶ厚い読み物ーというイメージがあります。それはまさに、自身のマンガ体験の最初期に「週刊少年誌」があったからなのだ思えます。さらに、その場合、『本の形態』に着目してみれば、定期的に発行されていないのだとしても、1冊だけでも「雑誌」と認識もしています。
電子書籍リーダーやスマートフォンやタブレット端末やPCモニタ-上など、電子機器で読むマンガも、もちろん同じマンガなのですが、ワタシの体験不足で慣れていないこともあり-現時点でスマートフォン未携帯・未体験の化石プレッソです・・-、現在のところ、やはりワタシの感覚では、マテリアルなコミックや雑誌が馴染んでいます。
そして、できれば「雑誌サイズ(B5サイズ以上)」で読むことが、一番の眼福となり満足感を得られる体験となっています。
究極のマンガ雑誌のモデルイメージ
さて、ワタシが今回独り言ちしている『究極のマンガ雑誌』とは、それぞれのお気に入りの作品が、大サイズのマテリアルな本として製本されているコンピレーションコミック的なものをイメージしています。
何を語っているのか伝わりにくいと思われますので、思い描いているイメージを具体的に手元にあるB5サイズの読み切り作品で説明させてください。
上記作品様は、いずれも様々な雑誌等の企画における特別付録などの珠玉の作品たちですが、すべてB5サイズの大サイズで作られています。
たとえばこの作品群が、一つの雑誌に収まっていたなら・・・。一つの雑誌に、たとえば鳥山明先生 大友克洋先生 浦沢直樹先生 五十嵐大介先生 ・・・○○先生 ○○先生・・・・・・方の、完全新作読み切り作品がまとまって掲載してある『マンガ雑誌』が存在するのだとすれば、・・・-と考えると果てしなくワクワクしませんでしょうか。
それは、一マンガファンとして個人的に手元に置いておきたい永久保存版のゴールデンアイテムであり、もちろんそれは、多言語に翻訳され、各国に流通します。実現すれば、世界中のマンガファンが乱舞するような光景が目に浮かんできます。
そのような雑誌を、いつか先生方にダイレクト(セミダイレクト)に作品依頼して作家いち個人として受けていただき、かつ、そこに自作も組み込めて『一冊の雑誌』として完成させてみたい・・・。それが、ワタシが思い描く「果てしないマンガドリーム」です。
果てしないマンガドリーム
さて、とてつもなく大きなドン・キホーテのようなマンガドリームを掲げてみました。
『究極のマンガ雑誌を読んでみたい』
(※作ってみたい)
『あわよくば自作も掲載してみたい』
夢想家の泡沫のような自称「夢」です。
『ドリーム(夢)』の意味を改めて捉えてみれば、
①睡眠時のドリーム(概ね無意識・深層意識領域)
②大きな目標としてのドリーム(目的意識)
③空想(妄想)的デイドリーム(白昼夢)
今回掲げてみたワタシのマンガドリームとは、『夢』領域の①と②と③すべてに重なる多層的な『ドリーム』となるのだと思えます。
大変果てしない大きな『マンガドリーム』の、そのチャレンジへの扉を開くためには、どのような「絵」が「マンガ」が描かれるべきなのでしょうか?
まず何よりも、実現への第1歩を踏み出すために、挑戦権を得るために「読み切り投稿作品」を作っていこうと思います。
今回のようなあまりに大それたドリームに対し『完全に妄想だ!!』ーと自身にツッコみを入れることも忘れませんが、具体的なロードマップ・ステップも自身の中ではいくつか浮かんでもいます。
簡易に表してみれば、
・読み切り作品で大きな賞を得る。
・漫画家先生方および雑誌作り/同人雑誌作りのプロの方々等に認知されるようになる。
・クラウドファンディング等で主に団塊世代~団塊ジュニア世代の有志の方々へ訴求し、先生方への作品依頼料及び雑誌作りの資金を募る。
・マンガ家先生方に趣旨をプレゼンさせていただき、「個人」で作品を受けていただけるよう依頼してみる。
・・・・・・・etc,etcです。
何を-甘い妄想を-言っているのか意味不明だと思います・・。
が、まずは「声」に耳を傾けてもらえるように、何者でもないものから、何者かになるために、やはりこの試み・チャレンジに1歩踏み出すためには、ともかくも大きな「賞」を受賞することが必須なのだ、と思えました。
すべては、そこからしか始まらないーと思っている(思い込んでいる)ので、ゴキブリマンガ『ボクはディオゲネス』の電子書籍作りと並行しながら、読み切り作品のネームを作り始める実りある秋にしていきたいと考えています。
このデイドリーム(妄想・白昼夢)が、自分の中で雲散霧消してしまわないようモチベーションを保つためにも、note記事連載を続けながら、自身なりのマンガロードを歩んでいきたいと思います。
本日は御覧いただきましてありがとうございました。
2023年夏よりの目標としましては、大きく3つ掲げています。
○「ボクはディオゲネス」を電子書籍として5冊完成させていく
○Gデザインオリジナルグッズを作成し販売していく
○読み切りマンガ1作を完成させて『○○賞』に応募して大きな賞を目指す。
ともかくも、まずは、大きな目標『マンガドリーム』の個人的プロジェクトに着手でき得るかどうか、その挑戦権を賭けて(自分との闘いの中でですが)『読み切りマンガの制作』に突入していきたいと考えています。
以下は連載Gマンガ『ボクはディオゲネス』です。☟
○連載ゴキブリマンガ
『ボクはディオゲネス』
第137話 ブルブル。
次回予告
次回、Gプレッソのマンガドリーム③におきましては『生成AIとマンガ』に関する記事をライトに綴ってみたいと思っています。テーマに興味・関心をお持ちいただけましたら、ぜひお時間のある時にでも訪れていただければと思います。よろしくお願いします。
著者紹介
note記事のおしらせ
2023年7月時点でnote記事に以下のラインナップをアップしております。何か引っかかるタイトルがございましたら、ぜひ訪れて頂ければと思います。
電子書籍の宣伝☟
↓アマゾンキンドルにて電子書籍発売中です。
キンドルアンリミテッドでも読めますので、もしご興味頂ければぜひ一読していただければと思います。
本日は訪れていただきましてありがとうございました。
またの機会にお待ちしております!!
最新更新日 2023年8月
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?