スローコーチングの始まり
スローコーチングのはじまりはイケオジ風なサラリーマンのおじさんのひと言だった。なんで、君はそんなに生き急いでいるの?私は時間は有限だからと答えたけど、イケオジ風なおじさんはふーんといって何も言わないで黙ってニコニコしていた。
なんかちょっと心がざわついた。見透かされているようでドキッとした。
確かに私は、時速40キロの法定速度を100キロで走るような生き方をしてきた。一般道を高速道路のように。ガソリンを補給しなきゃいけないのにまだまだいける!ってガス欠のまま走ろうとしていた