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【石川県のマス層?】県民性について

こんにちは。石川県の広告代理店PR ENGINEの沼田です。
今回は石川県の特徴と県民性のお話をしたいと思います。

これから石川県で事業展開を考えてらっしゃる方には「へぇ~そうなんだ」と、県民の方には「あるある!」と共感してもらえるお話だと思いますのでゆるっと読んでいただければ。

石川県ってどんな所?

江戸時代に花開いた「加賀百万石文化」が今なお息づいています。数多くの貴重な文化財が遺されており、優れた伝統工芸や文化が今も脈々と受け継がれています。
もともと観光地としてたくさんの旅行者が訪れる土地でしたが、2015年の新幹線開業以降ますます盛り上がっています。
南西から北東に向かって細長い地形で先端は日本海に突き出しており山海の恵み豊かな土地です。海鮮丼や治部煮など美味しい物がたくさんあります。
治部煮は魚介類ほど有名ではありませんがとても美味しいので石川県にいらした際にはぜひ食べて欲しい一品です。県民の方も食べたことがない方はぜひ!鴨肉と野菜がとても美味しいですよ。
県庁所在地である金沢市には国の出先機関、金融・企業の支店などが集まっており、北陸三県の行政面・経済面において中枢的な土地です。

年間の降水量は日本4位ととても雨が多く、一日のうちに天候がコロコロと変わることが多いので「弁当忘れても傘忘れるな」と言われています。

観光地として有名なのは?

◆日本三大庭園の「兼六園」
桜の季節は地元の人も訪れる花見スポットとしても有名です。
梅の木もあるので冬の終わりに訪れても風情があります

花見スポットとしてはもちろん冬の雪釣りも特徴的で兼六園の魅力の一つです

◆加賀百万石の歴史を感じる「金沢城公園」
加賀百万石で知られる前田家の居城跡につくられた公園です。重要文化財の「石川門」や「三十件長屋」、「鶴丸倉庫」をはじめ歴史的建造物の見どころも多いです。

兼六園側から橋を渡ることで金沢城公園後に行くことができます。
桜の時期は兼六園、金沢城公園共に見ごたえがあります

◆重要伝統的建造物群保存地の「ひがし茶屋街」
建物としての美しさやそこにあるお店が魅力です。運が良いとさらに「花嫁行列」を目にすることができます。花嫁行列では和服に身を包んだ新郎新婦と参列者がそぞろ歩きます。

伝統的な街並みが並ぶひがし茶屋街。情緒があり、素敵な場所です

私の好きな雑貨屋兼カフェのオーナーさんが、ひがし茶屋街に大正ロマン喫茶をオープンする予定なので楽しみにしています。

◆“金沢の台所”としても知られる中心部に位置する「近江町市場」
魚介・野菜・お惣菜・スイーツなどが販売される市場です。魚介類が有名で、旅行土産に買っていく方も多いですね。リーズナブルな価格の寿司店や、豪華な海鮮丼が食べられる飲食店が観光客の方に人気です。

北陸の海の幸を堪能できます!

◆2015年の新幹線開業に合わせリニューアルした金沢駅の「もてなしドーム」「鼓門」
石川県では新幹線開業に合わせ駅を大幅にリニューアルしました。
「もてなしドーム」は訪れる人に差し出す傘をイメージしておりガラス張りの天井は夜になるとライトアップされ美しいです。
「鼓門」は金沢の伝統芸能「能楽」で使われる鼓をモチーフにした門です。力強い柱が特徴的です。

力強い雰囲気を持つ鼓門。夜になるとライトアップされ幻想的な雰囲気に

◆現代アートを体感できる「21世紀美術館」
1980年以降の国内外の現代美術品を多数所蔵しています。中でも有名なのはレアンドロ・エルリッヒの「スイミングプール」です。

◆日本で唯一、車で波打ち際を走行することが可能な「千里浜なぎさドライブウェイ」
全長約8メートルの砂浜道路です。車はもちろんバイクやバスでの走行も可能です。潮風を感じながら波打ち際を走るのはとても気持ちが良いです。
波が高いなど、安全に走行できないと判断された場合通行規制で走れないことがあります。

◆温泉地としても有名。「和倉温泉」「加賀温泉」
「和倉温泉」は開湯1200年とされる歴史ある温泉で、北陸唯一の“海の温泉”です。また、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続「日本一」に選ばれた老舗温泉旅館“加賀屋”があります。一流のおもてなし、美しい館内は旅情があり日常の疲れをほぐしてくれます。
「加賀温泉」のエリアは金沢から離れていますが加賀百万石の文化を思わせる美意識がある地です。加賀温泉郷は六つの地域からなり、各地ごとにいわれを秘めた歴史があります。

石川県に住んでいるのはどんな人たち?県民性のお話

さて、本題の県民性についてです。
金沢といえば冒頭でも触れたとおり「加賀百万石」が有名ですね。百二十万石だったともいわれとても豊かな土地でした。その豊かな城下町としての誇りは今なお石川県民の気質に宿っています。

一言で要約すると

加賀百万石の誇りからくる精神的余裕があり穏やかで忍耐強いが、優柔不断な平和主義者。

です。

以下細かく見ていきましょう。

調和と伝統を重んじ、文化的な暮らしを好み穏やかで趣味を大切にしています。
争いを好まず人当たりが良い人が多く、消極的でおっとりとしています。
穏やかで人当たりが良いと言えば聞こえは良いですが、いざという時の決断力や気概に欠け結局何もしないことも多いため「加賀乞食」と揶揄されることも。

「変化のない穏やかな生活が一番楽しい」と考えている人の割合が47都道府県で4番目に多いです(NHK県民意識調査より)

こうした穏やかな面が強いですが、その反面プライドが高く気が強い負けず嫌いな一面も持ち合わせています。笑顔で穏やかに話しているけれど実は笑顔の下で闘志を燃やしているなんてことも。

内気ですが、大勢でワイワイ騒ぐことも好んでおり飲み会やご飯に誘われれば喜んで出かけます。ただ、基本的に受け身なので自分から声をかけることは少ないです。

倹約家で無駄使いはせず、コツコツ仕事を続ける職人気質で真面目な性格をしています。
サラリーマンの世帯主収入は全国6位。男性の完全失業率は全国40位、女性は41位と、その堅実さが表れています。
また、働く女性が多いのは伝統工芸の担い手が主に女性だったからという見方も。

ただ、お金を使う時は贅沢に使うため、冠婚葬祭はとても派手です。
(県外の親族が葬儀で訪れた際に、「こんなに華やかに送ってもらえて…」と写真を撮っていたほどです)
また、城下町のプライド故かブランド志向が強いです。

仕事の関係性ですと、取引において過去にこだわり掴みどころがない部分があります。
昔からの付き合いで取引を続けていたり、固定観念の強い人が多いです。
そのため、新規の取引となると親密になるには時間がかかりますが、一度懐に入ってしまえばとても大切にしてくれます。
焦らず粘り強く関係性を構築することが重要です。

とにかく金箔推し!何にでも金箔!!

料理への金箔の飾りつけをはじめ、あぶらとり紙や美容液、日本酒、和菓子など様々なものに金箔を使用しています。
ソフトクリームを金箔で覆った金箔ソフトはインパクトがあります。

金箔!金箔!!金箔!!!

アイスが大好き

アイスが好きで、アイスクリーム・シャーベットの消費量が都道府県1位です。
思えば子供の頃に季節問わず冷凍庫にアイスが常備されていました。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
石川県がどんな所でどんな人が住んでいるのか何となくイメージしていただけましたか?
多様化の時代なので全ての人に当てはまるわけではないですが、県民性は一つの参考指標となるかと思います。

実際私は「変化のない穏やかな生活」よりも、新しいことに飛び込み刺激に満ちたワクワクする暮らしをしたいと考えています。
ただ、調和と伝統を重んじ、文化的な暮らしを好み穏やかで趣味を大切にしていますという部分や負けず嫌いな部分は当てはまるので、やはり生まれ育った土地の影響を受けている面はあるのだと思います。

石川県での事業展開や取引を考えている方の参考になれば嬉しいです。
石川エリアへのマス広告などお考えの方は当社にお気軽にご相談ください。より絞り込んだターゲットへの広告なども、内容をお聞きし企画ご提案いたします。

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また、ご自身の出身地の県民性ってどんなものなのだろう?という興味が湧いた方は調べてみてください。いろいろな情報が出てきて面白いですよ!