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別居婚を支えてくれている歌

挫けそうになるたびに聴く歌がある。
矢野顕子さんの『ひとつだけ』。
もう何度助けられたかわからない。

好きな番組の一つ「セブンルール」(関テレ)の影響でもともとお気に入りだった曲のだけれど...
別居婚という選択をしたのち、何気なく聴いていたら、なにこれ私たちの歌じゃん〜!!(違う)と気づいたのです。

「離れている時でも/わたしのこと/忘れないでいてほしいの」という可愛いサビに、
私も素直な心を持ち続けようと決意して。

「一番楽しいことは/あなたの口から/あなたの夢きくこと」で初心を思い出して。


私と夫は、30歳手前/子なしの状況で、
互いの夢を尊重する暮らしを求め、別居を決めました。
本当に不思議な巡り合わせで新生活の開始とほぼ同時に妊娠がわかり、加えて近所に分娩施設がないお産難民になり、当初とは条件が180度変わりました。
それでもこの暮らしの目的自体が変わることはありません。
疲れたり寂しくなったり、嫌な気持ちに支配されてしまったときは、『ひとつだけ』を聞いてそのことを思い出します。

こう見えて、自宅にいる時間は常に一緒に行動している"ひっつき虫夫婦"だったので、別居婚は始めてみると思った以上にダメージがデカい。
月に2回、会った帰りの空港の保安検査場の後ろ姿はいつも涙で霞んで見えません。(飛行機でしか行き来できない距離なのです)

なんでこんなこと始めてしまったのか。
しかも人生の大事なタイミングに。

そんな時はこの歌一択です。

これからも当面は助けてもらうことになると思います。



ちなみに...セブンルールが使っている忌野清志郎さんVer.も大好きですが、私はオリジナルをよく聞きます。あんな風にチャーミングな女性でありたいと思えるのです。

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