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26w0d 別居婚夫婦 町へ出よ、デートしよう

別々に暮らし始めてまもなく4ヶ月になる夫と私。
先日ひさびさに2人で(否、正確にはお腹のベビーと3人で)デートをした。

結論、デートはいい。デートって大事。

大したことをしたわけではない。

約1時間かけてドライブして(※注:ド田舎です)
映画館で見たかった映画を見て、

その途中にはウン年ぶりにポップコーンを食べ、
(2人でSサイズ1つ食べきれなかった、バター醤油おそるべし)
見終わって「難しかったね」と顔を見合わせて、

前日にふと思い立って予約した温泉宿に直行し、
(部屋風呂付きが激安になってた。県民割サイコー)

新緑が映えすぎる部屋風呂🍃

お腹が膨らんではじめて一緒にお風呂を浴びて、
良くも悪くも(←後者が重要)体の変化に驚かれ...

部屋食でお腹いっぱいになった後は、
ノンアルコールビールをちびちび飲みながら
普段はそれぞれで見ているドラマを一緒に見た。
(鎌倉殿いいぞもっとやれ、マイファミリー富澤...)


振り返ると「拠点が温泉宿」ってところ以外は
なんとも普通の休日!

ありふれた過ごし方。
別居前なら特段、トキメキもしないかもしれない。

でもさっさと寝息を立てている夫を横目に
ひとり布団の中でぞもぞしながら、
眠るのが勿体無い!もう一周したい!と
幸せを噛み締めている自分がいた。


...あの頃、こんなふうに毎日ときめいていられたら
私たちは別居を選ばなかったのかな。

暗い天井を見上げると、そんな思いも胸をよぎるけど、でも、きっとそれは違うか。


結婚から丸2年、
その期間はずっとコロナ禍ではあったけれど、
結婚式も新婚旅行もキャンセルしたけれど、

週末ごとに好きなラーメンを食べに行ったり、
家でカレーを作ったり、
歩いて買い物に行ったり、
おうちで漫画読んでゴロゴロしたり、

それなりに夫婦生活を満喫して、
たぶんきっと大丈夫という
互いへの自信と信頼があったから、
次のステップに進んだのだ。

でもそういう確かなことは、
ひとりでいるとすぐに忘れてしまう。

2週に1度、夫が会いに来てくれても、
私の実家で、実母・実父と一緒だと、
私は「彼の妻」より「娘」でいてしまう。
「夫婦」で過ごすのは、難しい。

だから、たまのデートっていい。デートは大切。

「町へ出よ、キスをしよう」じゃないけど、
手を繋いで外に出て、大勢の中のたった2人に戻ることでしか、思い出せないことがある。

これはお腹のベビーが生まれてもそうで、
理想論かもしれないけれど
ささやかでも夫婦の時間を作り続けていきたい。

デート、バンザイ!
自由恋愛、バンザイ!

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